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ryomiyamoto
2021年の3冊目
は、コチラ↓↓の長篇小説!!
『正欲』(朝井リョウ 著)
朝井リョウさんの作家生活10周年記念作品として〔白版〕と〔黒版〕の2作品が刊行されたのですが、本作は〔黒版〕に位置づけられた作品です。(ちなみに、〔白版〕は”質”や”価値”をテーマにした『スター』。)
著者である朝井リョウさんは、本作を次のように紹介しています。
作家生活10周年記念作品である『正欲』に対して、
— 朝井リョウ10周年・公式 (@Asai10shunen) March 15, 2021
朝井さんから直筆のメッセージが届いています。
意気込みを是非ご覧ください。(新潮社) pic.twitter.com/BfMYuUQO5v
【重版御礼】
— 朝井リョウ10周年・公式 (@Asai10shunen) April 19, 2021
『正欲』大増刷いたしました!
ありがとうございます。二刷は今週出来、全国書店へと運ばれて行きます。また、新たな読者へと本が広がるこのタイミングに、作品執筆についての心境を表す著者コメントが届きました。ぜひ、『正欲』手に取ってみてください。(新潮社) pic.twitter.com/Q2h1zXYqdB
また、出版元である新潮社は「〈あらすじを簡単に書きたくない、作家が作った爆弾をそのまま、受け止めてほしい……〉そんな想いで送り出した作品」と紹介しているのですが、まさにそんな作品です。
「多様性」という言葉を使うとき、本作で描かれた"視点"というか、本作から感じた"感覚"を忘れないようしたい。
そう思える作品でした。
< 参考 >
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