ぶろもあずれん

博士号を目指し化学を専攻としている修士課程のものです。息抜きによくスピッツを聴いていま…

ぶろもあずれん

博士号を目指し化学を専攻としている修士課程のものです。息抜きによくスピッツを聴いています。大きな力で空を飛べるように頑張ります。

最近の記事

シューロン!!

石田衣良さんの"シューカツ!"という本をもじってみました。 修士論文、修論と漢字で書くとずいぶんいかついのに、カタカナにするとカワイイ雰囲気になるのですね。 あと、びっくりマークがいい味出してますね。 字面としてはシュウマイと似ていて、中華料理っぽくなるんだなと思いました。 カタカナのロンのあたりもショーロンポーみたいで、やはり中華っぽいですね。 ともあれ、修士論文を書かねばならない時期になってきました。 時の流れというのは早いものだなと感じます。 特に、M2の

    • 本の二度買い

      今日、人生で初めての経験をしました。 一度読んだことのある本をもう一度買ったのです。 今までも、好きな本を一人暮らしの家用と実家用で購入するなど、意図的に同じ本を二冊所持することはありました。 でも、読んだことを忘れて同じ本を買うのは初めての経験でした。 瀬尾まいこさんの"優しい音楽"という本です。 本を購入したのち、帰宅しいざ読もうと本を開いた時。 なんとも言えない不思議な感覚でした。 初めてなはずなのに、初めてじゃない気がする。 読んだことあるのだから当た

      • 新年度を感じる

        もうM2になってしまったようです。 私が研究室に入った時のM2と同じ学年にたどり着いたのか、と思うと早いですね。 あの時、とても頼もしく見えた先輩と、もう学年が並んでいる。 とても不思議な感覚です。 まだ、B4の時のことをこんなにも鮮明に覚えているのに。 研究室が始まってばかりでとても不安だった私に、一緒に実験やろうと、声をかけてくれた先輩がいました。 夏に、一緒にタコパしながらホラー映画見よう、と先輩達の輪の中に入れてくれた先輩がいました。 紅葉を見に行こうと

        • 後期博士課程進学を決めました

          10月のインターンを最後に私は就活をやめました。 やっぱり面白くない。 結局、私が見た業界は化学メーカーとITだけでしたが、どれもピンと来ませんでした。 メーカーに行っても研究職に配属されるかわからない。 研究職につけてもそれが基礎研究の可能性はとても低い。 ITは基本的に向いてなさそうでした。 なんとなくですが、リアルなモノを作っている感覚がなかったのです。 あと、それ私じゃなくてもできるくない?私じゃなくて良くない? と、よく思っていました。 最終的に、

        シューロン!!

          雑誌会でまた反省

          私の研究室では週に一回雑誌会というものがあります。 簡単に言うと論文紹介です。 本日は私ではなく、他の人が論文を紹介するということで楽しみにしていました。 論文の内容はとても面白かったです。 さらに言えば、私自身の理解力も上がっているなと感じました。 去年とは比べ物にならないくらい、論文の内容が理解できました。 でも、まだディスカッションに参加できるだけの実力がないことを痛感しました。 まず、自分の経験から、論文のエクスペリメントの様子を想像できない。 字面で

          雑誌会でまた反省

          家族と会って

          私は現在、地元を離れ一人暮らしをしています。 なので、家族とは暮らしていません。 さらに、新型コロナウイルスの影響もあってここ一年くらいは実家に戻っていません。 とはいえ、一人暮らしに慣れているので寂しいとか悲しいとかはありませんが。 しかし、つい先日、家族が私に会いに来てくれました。 家族の方は、なかなか会えなくて寂しかったらしいです。 18年一緒に過ごした自分の子供と1年間もあっていないわけですから、それは理解できます。 私は学会も控えていますし、申し訳ない

          家族と会って

          位相がズレる時期

          重ね合わせの原理でいう、逆位相の時期。 自分の気持ちと実際の行動がお互いに打ち消す時期。 自分のパフォーマンスとしては一番落ちる時期。 それが今です。 なんか、最近良くない気がするんですよね。 就活も中途半端、研究も中途半端。 とてもむしゃくしゃして、今日は総説を5報くらい読んでました。 私が今まで勉強していなかった新しい分野の総説です。 面白い、という感情を取り戻しました。 今の私はどうも、行動が追いついていないので、気持ちの先行を抑えるのが良いかと思って

          位相がズレる時期

          IT業界の説明会に参加して

          本日、IT業界のある企業の説明会に参加してきました。 というのも、メーカーの研究って面白くないなと感じていたからです。 他の業界も見ておこうということで、今ホットなIT業界を見ることにしました。 まず、結論として新鮮だなぁ、というのがありました。 私の専攻は化学で、IT業界のことには疎いので、登場する単語が新鮮でした。 またグループワークでも、文系の方がいらっしゃったのはとても新鮮でしたね。 B3っているんだー、と感じました。 私がB3の時は何も気にせず院進を決

          IT業界の説明会に参加して

          ポジション争い

          どの組織においても、一番重要なのはポジション取りだと思っています。 いきなりポジション取りといってもよくわからないですよね。 例を挙げて説明するなら、サッカーが挙げられます。 11人でFWやGKなどを決めますよね。 そして、ここで一番大切なのは、どのポジションも枠は1人までということです。 GKが3人もいては邪魔なわけです。 これが、現実の組織にも言えます。 例えば、中学校や高校でお笑いキャラ的な人はいなかったでしょうか。 何かあったら一旦あいつに振っておけば

          ポジション争い

          合成成功かと思いきや…

          先日、反応が終わった直後のクルードをエバポしてIRを測定したら、なんと、狙っていた吸収帯がシフトしたので、成功した!だと思っていました。 ここまでくるのに長かった。 前期のほぼを無駄にした。 でも、やったんだ! と思っていた矢先。 不安材料が発生しました。 問題なのが質量分析。 今回は二つ錯体を合成していました。 チタン由来のものと、亜鉛由来のものです。 配位子は固定で中心金属が異なる。 つまり、質量は変わるはず。 なのに、この二つに共通するピークが現れ

          合成成功かと思いきや…

          就活で性格が悪くなった気がする

          就活を通して人間関係が悪くなるとはよく言いますよね。 やはり、就職先の企業の年収でマウントを取り合ったりなんだりと。 私もその流れに逆らわず、性格が悪くなった気がします。 自分よりも良さげな企業のインターンに同期がいっているとちょっと心が穏やかでない。 自分がそこそこの企業のインターンに通ると自慢したくなってしまう。 私はこんなにくだらない人間だったのかと、ウンザリします。 大学一年生から読書を始め、主に思想系の本を読んできたつもりでした。 論語や老子など、私が

          就活で性格が悪くなった気がする

          迷い

          ここ数ヶ月間あることで悩んでいました。 それは、 このまま博士課程に進んでいいものか というものです。 博士課程に進もうとする人は一度はぶつかる壁なのかもしませんね。 今回は、そのように悩むことになった経緯を話そうと思います。 私はもともと博士課程に進学し、その後メーカー等の民間の研究職につきたいなと考えていました。 そのようなビジョンを描いていたので、博士課程での就活の練習として今年の六月から就活を始めていました。 そして、インターンシップや説明会に参加し続

          新学期の魔物

          季節の初めほどやる気に満ち溢れる時はないです。 私が中高生の時は、4月が来るたびに今年こそは勉強する習慣をつけるぞと意気込んでいたものです。 しかし、結末はいつも決まっています。 そう、もちろん勉強はしないわけです。 そのようなことの連続で第一志望の大学に落ち、現在に至るのです。 愚かな私は大学院生になっても同じ過ちを繰り返します。 修士一年の4月、私はまたまたやる気に満ち溢れていました。 博士を目指すものとして実験量を増やし、それだけでなくいろいろな知識を得よ

          新学期の魔物

          後期1日目

          短い夏休みが明け、後期1日目が始まりました! 研究室にも人が戻り、とても賑やかでした。 自分の所属している研究室だけでなく、他の研究室にもたくさん人がいるところを見て、後期が始まったんだなと実感が湧きました。 私も今日から実験を始めたわけですが、体が疲れるのが早いことこの上ない。 夏休みの10日間をほぼ寝て過ごしたので椅子に座ってるだけでも疲れるんですね笑。 情けないです。 今日は反応を一個仕込んで終わりました。 明日からはもっと、論文も読んで、実験を回してペー

          リスタート

          大学院生の私は10日間ほどの夏休みを終え、明日からまた研究室生活が再開されます。 この10日間は私にとってとても良い休息となりました。 好きなラノベを読むことができましたし、生物系の勉強などをして知見を広げることができました。 また、企業のインターンシップや説明会に参加してちょっとした社会参加をしました。 その上、後期の研究の方針も固まりました。 とても有意義に過ごせたな、と自画自賛してしまいます笑。 明日からは前期の反省と夏休みに立てた方針をもとに日々の研究室生

          うまくいってない時ほど自分の所作には気をつけたい

          物事が自分にとってうまくいっている時。 このような時は自分に余裕があるから他人に対して、気遣いだったり思いやりのある行動がしやすいです。 しかし、物事がうまくいっていない時。 このような時は焦っていて自分に余裕が無いので、他人に気遣うのは難しくなります。 つまり、うまくいってない時ほど自分の一挙手一投足に注意しなければならないのです。 私は前期中間発表前、焦っていました。 まともなデータがほとんどない。どうしよう、と。 周りは実験量の割にはデータがある。 悔し

          うまくいってない時ほど自分の所作には気をつけたい