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迷い

ここ数ヶ月間あることで悩んでいました。

それは、

このまま博士課程に進んでいいものか

というものです。

博士課程に進もうとする人は一度はぶつかる壁なのかもしませんね。

今回は、そのように悩むことになった経緯を話そうと思います。

私はもともと博士課程に進学し、その後メーカー等の民間の研究職につきたいなと考えていました。

そのようなビジョンを描いていたので、博士課程での就活の練習として今年の六月から就活を始めていました。

そして、インターンシップや説明会に参加し続けてこう思いました。

九月上旬頃でしょうか。

メーカーの研究職ってつまらなくね?

企業の研究はコストカットや製品開発などのアプリケーション優先で、私の好きな基礎研究は少ないようでした。

ある企業のインターンシップでは、カラムのコスト削減のワークがあり、これはつまらんなと思ってしまいました。

さすがにコスト削減に一生を費やしたくないと思いましたね。

そこで私は考え直したわけです。

博士号を取ったあとが面白いものでないならば博士課程に進学する意味はあるのか、と。

博士課程を採用している企業の数は修士卒よりも少ないし、業種もかなり絞られるでしょう。

それは不利になるということでは?

博士号を取った後がつまらなくてどうするんだ?

そもそも博士号取れるのか?

など、考えてもしょうがないような不安が頭を駆け巡るようになりました。

そこから今までの2週間は現在の研究にやる気を失い、IT業界のインターンに参加していました。

IT業界の仕事はメーカーの仕事よりは興味を惹かれました。

修士卒でIT業界への就職もありかなとも思えました。

でも、博士号はほしい。

完全な板橋みです。

博士号を取るとIT業界への就職はきびしくなりそう。

修士卒でIT業界へ就職すると博士号は取れない。

25歳の年は博士課程としてか、社会人としてかのどちらかでしか過ごせないのです。

また、20代というのは大切な時期であることもここ最近感じました。

社会人ならば20代の後半ともなればある程度のポジションを取ることになると思います。

博士号を取ると、28歳の年で社会人一年目ですからそこもリスクです。

いやー。難しい。

トレードオフの関係とは難しいものですね。

私の人生なのでよく考えたいと思います。

それでは。

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