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ちゃんぽんビート by あふろざむらい
2023年6月30日 20:30
松の向こうに町が見える。はるか彼方みたいな。そこまで遠くないんだけど。だけど、松をくぐった向こうに見えるということで、視覚的に遠くに見える。
2023年6月29日 21:28
線路の上から眺めていたら、電車が走っていった。これは物語のはじまりだろうか。そんなことをふと思う。
2023年6月28日 21:18
高いところから見おろす。その街並みは古びていて、ややごちゃごちゃしている。昭和のような気分。味わい、楽しむ。
2023年6月27日 10:45
昔はいろいろなものがあったのを思い返す。いつの風景だか覚えていないけれど、無造作なおもしろさがあった。それは記憶の中で作られたものなのかもしれないけれど。
2023年6月26日 20:04
懐かしい風景。ほんとうに自分がここにいたのだろうかと、古い写真を眺めて思う。セピア色に変色したその時代は、今の自分が生きるにはあまりにも純粋すぎて。
2023年6月23日 20:12
送電線ばかり眺める。どこに魅せられるのかわからなくて、だけど、これはすばらしいと思う。自分でもわからない魅力に引き寄せられていく。
2023年6月22日 20:03
高速道路がだんだんと続いていく。はしごの下を走るように。見上げるまもなく走り去る。
2023年6月21日 20:04
電線はいつまであるのだろう。いつの日か電線がいらない世界が訪れたら、今世界中に張り巡らされた電線はどうなるのだろう。
2023年6月20日 15:57
夜空に雲がかかっている。それはすこし不穏な空気を醸しだしていて、心地よい違和感を覚える。そんな空の下、ぼくらは生きていく。
2023年6月19日 19:42
人々の装い。影が濃くなって。夏が近づいている。
2023年6月17日 08:47
立ち止まって町の光を眺める。ぼくらは灯りが必要だ。暗闇ばかりでは意識が眠ってしまう。
2023年6月16日 19:40
センチメンタルな空はいつも夕方以降で、空気はややひんやりとしていて湿度が高い。なぜ心が揺れるのか、ずっと探し続けていて。まだこれからも探し続けていく。
2023年6月15日 19:03
歩く。道はいつも平坦じゃないけれど歩く道があるだけいい。いつか、素晴らしい場所にたどりつくから。
2023年6月14日 20:43
交番だと思っていた建物が実は違っていた。それとも昔は交番だったろうか。久しぶりに訪れた町で記憶の答え合わせ。