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#読書
今野 元 (著)ドイツ・ナショナリズム-「普遍」対「固有」の二千年史 書評
トイトブルクの戦いからメルケル引退まで網羅しているにもかかわらず、もう、学習指導要領的ドイツ史観を見事に洗い直してしまって、最新の筆者の知見を紹介しているという、密度が高い本です。
そもそも従来の歴史用語(地名から党名まで)、全部みなおしてる。
エステルライヒ、シュヴァルツ、ベートホーフェンなんて序の口。
フランス革命なんて完全に相対化。
ローマ帝国(断じて「神聖」を頭につけない)は、ドイ
スイスの宗教的エッセイスト、「幸福論」のヒルティとフォーカシング
最近自分でもやっとはっきり気がついてきたのは、
「ひとつの対象にずっとのめりこむ」とエネルギーが容易に枯渇する、
という、当たり前のことです。
「仕事の対象を分散させ、一度にでなく、少しずつ、代わる代わるにやるのがいい」
これは、スイスの宗教家、カール・ヒルティが幸福論(第1部)「幸福論」第一巻の
「仕事の上手な仕方」という、「幸福論」の中でも、ドイツ語の教科書として使われるくらいに有名