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料理は材料で変わる。カウチサーフィン2日目の夜


カウチサーフィン2日目。

お昼は無料の動物園でのんびり過ごして、美味しいつけ麺を食べた。


夜はベルギーの2人が夜ご飯を作ってくれるらしい。

料理には時間がかかるらしいから、まずはスーパーで買い物をする。


スーパーに売ってるものは日本とヨーロッパで全然違う

ベルギーの2人にとって、日本のスーパーは新しいものばかりだった。


まず、チーズが高くてお肉も高くて野菜も高い。

ヨーロッパでは安く手に入るものが全部高くてびっくりしてた。

輸入大国の日本の文化が意外な形で伝わった。
そうだよね。高いよね。全部。


今回作る予定のごはんは
Carbonades flamandesというもの。


前回、フランスの2人が作ってくれたビーフシチューのベルギー版。


同じような材料をみて、もしやと思ったけど、
同じメニューだったぁ!


むしろ面白い。
国が変わると内容はどう変わるのか、めちゃくちゃ楽しみ。


フランスの2人が作ってくれたbœuf a la Bourguignonne(ブッフ・ブルギニョン)は
赤ワインとビーフ、野菜たちを使ってつくる。

ベルギーの2人が作るCarbonades flamandes(カルボナード・フラマンド)は
赤ワインの代わりにビールで作る。
具材はビーフと野菜たち。

ブッフ・ブルギニョンとほぼ同じ。


一個びっくりしたのは、お鍋にジンジャーブレッドを入れなくちゃ!って2人が言ってたこと。

シチューの中にパンを入れるの?と思ったけど
レシピにはそう書いてるらしい。


シチューのクリームを作る小麦粉と同じ役割なのかな?

ジンジャーブレッドはヨーロッパでは定番のパンみたいだけど、日本の普通のスーパーで見つかるはずがない。


これでいいや、と2人が選んだのは
なんとフルーツパン(レーズン入り)


これでいいのか?と私たちは興味津々。

買い物を無事に終えて、お家に帰る。


3時間の煮込み料理

帰ったら2人がレシピを見ながら料理をしてくれる。


カウチサーフィンって、こういうことができるから楽しいんだよなぁ。


2人曰く、料理に3時間かかるからのんびり過ごしてね。と。


とりあえず私はちょっと体力が切れてたからベッドで寝る。


3時間の料理、私には想像がつかない。


完成までワクワクしながら待ってたら
あっという間に日が暮れた。



そして完成!

そして完成!

ベルギーはフレンチフライ🍟の大国ということで

Carbonades flamandesに添える料理はフレンチフライなのだそう。

今回はオーブンで焼いたポテトが載ってる。
スパイスが効いていい感じ。



フランスの時とまた違って良い。
ちなみにフランスの時の料理はこちら。

フランスのブッフ・ブルギニョンの方が汁っぽい。
バゲットに浸して食べるのが最高だったなぁ。


さて、Carbonades flamandesの味はいかほどか?



めちゃくちゃ美味しかった!


ブッフ・ブルギニョンとはまた違った味わい。
キーマカレーみたいな汁のない、ドライな感じが食べやすくて、味も最高。


野菜たちが小さく切られてるのも、食べやすさを増幅させてた。


あとね、ポテトとの相性が抜群なの。

ポテトは味がめちゃくちゃ濃いめなんだけど、ポテトと一緒に優しい味のCarbonades flamandesを食べたら、スプーンが進む。



ちょっと内容変わるだけでこんなに違うとは。


めちゃくちゃ勉強になった。


フランスとベルギー。

ふたつの国は近くで文化も似てるけど、お互いの国の強みを使った郷土料理を持ってた。



ふたつの国の料理を食べ比べられて、幸せ。



カウチサーフィン料理。

フランス、ベルギー

制覇しました。


次はどこの国なのかな。
ヨーロッパ周りのビーフシチュー系の郷土料理を制覇してみたい。



今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとうございます。

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