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2018年冬の旅行/城崎温泉にて 志賀直哉に思いを馳せながらカニを食い漁った話


★訪問日・・・2018年1月6~8日

志賀直哉の小説の名前にもなっていて、以前から気になっていた城崎温泉へ、念願の旅をしたときのメモを書き起こしてみた。関東の人にとっては超メジャーという観光地でもないので、冬の温泉旅行先を探している方の参考になればと思う。


1.アクセス

京都駅に昼頃待ち合わせ。
特急こうのとりで城崎温泉に15時半に到着(京都から2時間半)。

2.旅の記録(たびログ)


駅を出てすぐの温泉街にカニの直販店が広がり、早速、生けすの前の簡易なテーブルと椅子で焼きカニを食べる!!

多くの店が1階で魚介を売り(水槽に生きたカニを飼う)、2階で料理を出すスタイル。
2階は夕方には閉まる店がほとんどだが、
お土産やさんや、軽食は夜の23時まで開店。というのも、名物の外湯巡りが23時までできるからだ。

外湯は、7つもあり、全部はまわりきれないほど。それぞれ、檜風呂だったり、洞窟ぶろだったり、と特色がある。「湯巡りクーポン」なるものもあり、お得に外湯を回れる。旅館に泊まるとこの湯巡り券が着いてくることも多いので要チェック。

■外湯の紹介リンク(ゆこゆこネット様より)

私たちは、一番人気の御所湯と、洞窟風呂のある一の湯へ。温泉街の外湯なのにロッカーやドライヤーまでありかなり綺麗。

温の質は全て弱アルカリ性で同じだが、御所湯は山の滝に面した露天風呂があり、迫力満点、一の湯は自然の岩壁が洞窟のようになっていて、隙間から見える空に風情を感じた。

どちらの湯も、山あいの自然の中にあることを感じられる露天風呂がおすすめ。

夕飯は、宿(千年の湯権左衛門)でカニすき。

■千年の湯権左衛門リンク(じゃらん様より)

茹でたカニも出てきたが食べきれないほどのカニすきが豪華だった。カニの食感もゆでがにと、しゃぶしゃぶでは異なる。後者の方がフワッとして個人的には好みだった。


2日目には駅近くで簡単に、丹波牛とかにランチをとり、カニを自宅へ贈り、特急こうのとりで京都へ戻る。

ランチは特にカニを食べられる店を中心にかなり混雑していたので、予約した方が良かった。

京都には15時頃到着。京都駅の九条付近のサクラテラスという新しいホテルにチェックイン。京都駅の南側なので東寺以外なにもないのだが、最近新しいホテルが増えているようだ。

北側がやはり河原町や祇園を中心に栄えている。ただ、烏丸線の九条駅から徒歩1分かつ、京都駅からも徒歩8分程度なのでそれほど問題なし。

宿泊者用のフリーカフェ&バーがあり、京都の観光雑誌なども置いてあり便利。18時以降、バータイムとなり、ウェルカムドリンクあり。夕飯は、近くの焼き肉やさんへ。翌日は、北側の四条駅まで烏丸線で向かい、徒歩5分で錦市場へ。長い商店街のなかで京うどんをランチに。丸井で茶歌舞伎クレープという抹茶スイーツを食べたあと、ムービックスで映画オリエント急行殺人事件を見て、京都駅へ戻り、恒例のPortaの中で銀だこを食べ、18時の新幹線で帰宅🏠

3.感想(他の温泉街との比較)

数々の温泉を巡ってきた私が自信を持っておすすめする温泉街となった!

①街並について

 ・古きよき風情がある。
      (熊本の黒川温泉、
       愛媛の道後温泉のような雰囲気)
 ・お土産やスイーツのおしゃれで
     新しい店が多く、寂れていない。
     (草津や金沢に似ている)
・電車でのアクセスが良く、
     コンパクトな町なので車の必要なし。
・関東の昭和レトロな温泉街(湯河原、鬼怒川温泉等)のような寂れ感はなし。大型のホテルはなかったので、バブル期に盛りあがった温泉地とは違うのだろう。

②外湯と食べ歩き

・外湯巡りを23時まで続けることで、
   消費も続くので観光地にしては珍しく
   夜遅くまで店が開いている。
・カニと丹波牛の店が多いので、
   冬がおすすめ。
・温泉の質は、普通の弱アルカリ性で特徴なし。先月訪問の伊勢志摩温泉の方がアルカリ性が強くつるつるになった。

③コストパフォーマンス

・比較されることの多い同じ兵庫の有馬温泉と比べて格段に物価が安い印象。
・温泉旅館の古さはあったがコスパ的に許せるレベル。もちろん神戸や大阪からのアクセスのよさが有馬温泉とは違うが。。



カニをお腹一杯食べて、スイーツを楽しみ、自然豊かな温泉につかり、夜の風情ある温泉街を楽しめるおすすめスポット。

コロナが落ち着いたらまた行きたいな。

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