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中書島の途中下車グルメとレトロ銭湯

京都市伏見区にある中書島ちゅうしょじまには
最近初めて途中下車したんですが
その翌週にも立ち寄る機会があり
まだ訪問歴はたった2回やのに
心地よさを感じてしまってる🌱

中書島駅に途中下車した目的は
以前書いた記事と同様
目的地へ向かう経路上にある駅で
気になる店、銭湯を見つけたから🙌

初下車は萱島下車した日と同じ🤣
朝の散策と昼の散策って感じです✨

中書島散策は2回に分かれますが
同じ場所なのでまとめて書きます

中書島という場所

歴史的背景とか地名の由来とかは
しら調べせずの途中下車やったので
いつも通り書きながら調べます🤣

文禄ぶんろく年間、中務なかつかさ省の少輔(唐名が中書)に任官していた脇坂安治わきざかやすはるが宇治川の分流に囲まれた島に屋敷を建て住んだ。脇坂は「中書ちゅうじょうさま」と呼ばれており、中書さまが住む屋敷の島という理由で中書島と呼ばれるようになった。

Wikipediaより

伏見城があった頃は武家屋敷が並び
江戸時代前期の廃城後は荒廃したが
高瀬川の開削後は京都と大坂を結ぶ
水運の要衝として再び栄えた

伏見は酒の名所でもあり
宇治川に近く交通の便が良い中書島には
伏見城下にあった遊郭が移転され
芸妓屋が集まる花街となり
祇園を凌ぐほどの名妓を輩出

京阪中書島駅の開業は
1910年(明治43年)で
京阪電車の創業と同時だそう

その後日本初の路面電車となる
のちの京都市電伏見線が開業し
さらに栄えるようになった

駅前におられる龍馬さん

坂本龍馬が襲撃された寺田屋は
中書島駅から500mほどの場所で
おそらく観光で下車する人の多くは
こちらに行くんやろうと思います🤗

今回は完全スルーしてしまったので
現地の看板だけ紹介しておきます

寺田屋は三十石船に乗る人々が利用した船宿で、宿のすぐ前にある寺田屋浜は大坂八軒家(現:天満橋付近)まで舟運で結ばれていました。

幕末の1866年、薩摩藩の定宿でもあった寺田屋にいた坂本龍馬を伏見奉行所配下の捕り方が襲撃しました。深い傷を負いながらも命からがら逃げた龍馬は傷を癒すために妻となったお龍をともない、三十石船に乗って薩摩の霧島へと淀川を下っていった。これが日本初の新婚旅行と言われています。

駅前の看板

前置きが長くなってしまったけど
歴史背景とか知れば知るほど
再訪したい熱が高まります🤣

ちなみに現存する寺田屋さんは
再建されたものらしいですが
なんと今も宿泊できるそう✨

木造建築に泊まるってだけでも
興奮してしまうけど
それが歴史が動いた場所と思うと
興奮して寝れなくなりそうです😓

5月20日|初下車

この日は萱島モーニング後に
淀駅にある京都競馬場へ
馬券は買わずに走る馬を鑑賞🤣

賭けるのには興味はないけど
走る馬には大興奮でした🙌

競馬場内にも食事スポットはあるが
混んでるのと少々割高な気もして
昼過ぎに場外へ💨

淀駅周辺をぶらりしてみるものの
気分に合うものが見つからず
周辺の駅を検索して気になったのが
中書島だったという経緯

cafe MOKUREN

朝食スポット探すときは
モーニングで検索しますが
昼食スポット探すときは
なんて探すのがベストか分からず
喫茶店と検索してみました🤗

中書島は駅近くに多く見つかり
その中から写真を見て昼食に
なりそうなメニューのある店へ…

店の外観(側面)

駅から300mほどの近さですが
大通りから路地に入るため
地図を確認は必須な店でした

側面は店の雰囲気がなく
小さめな看板でここだと判明

店の正面

正面側に来ても知らなければ
通り過ぎてしまいそう…
知ってても入って良いのかと
少々躊躇しました💦

躊躇した理由は中が見えんのと
値段が高い可能性も秘めてたから

店内は現代風にリノベされてて
広くはないけどレジとキッチン
座敷席、テーブル席が納まってた

テーブル席上は吹き抜け
商店建築や新建築など

建築系の雑誌がびっしりあって
時間あったら長居してしまいそう…

入店は14:40でぎりぎりやったけど
木蓮Specialカレーがいけそうなので
チキンの方を注文することに🙌

ティータイムも近かったので
こっちも気になったんですが…
空腹を満たせそうにないので
泣く泣く却下(リベンジ要💪)

juicyチキン自家製カレー&サラダ

カレーの中には半熟卵が
隠れてて食べならが驚く😋
スパイシーやけど甘みもあって
辛さ苦手な僕でも美味しく完食🙌

やっぱりお腹的にはパフェ選ばす
こちらで正解やったなと思ったが
気持ちは名残惜しそうでした🤣

cafe MOKUREN
場所|京都府京都市伏見区表町58-6
営業時間|12:00-16:00(土11:00-17:00)
定休日|水曜、日曜

会計を済ませて店を出ると
店の外まで店員さんが出てきて
見送ってくれました👋

丁寧な接客、美味しいご飯
魅力的な店舗建築、最高でした🙏
次回はパフェ食べに行きます


カフェの2階

店内にあった大量の建築雑誌と
定休日が水曜と日曜だったことが
なんとなく気になって後で調べると
やっぱりそういうことかと🤗

cafe MOKURENさんは
設計事務所が運営するカフェらしい🙌

そしてその事務所は
入店して見上げた吹抜けの先
2階にあるようです(HPで判明)

カフェ営業してない時間帯は
打合せにも使ったりするんかな
だから本がいっぱいあると想像

ちなみに建築、不動産関係は
水日休みってとこが多いので
もしや…と思ってました😁

5月27日|再下車

この日は恒例の東海自然歩道で
滋賀から京都方面へ歩いてきての
空腹MAXな状態での途中下車でした

下山したのは宇治やったけど
観光客目当ての店が多くて混雑😓
なので乗換駅でもある中書島へ
たどり着いたという経緯です

レンコン

降り立ったのは18時を過ぎてて
得意の喫茶検索ではヒットせず…
とはいえ空腹には勝てないので
駅近い路地裏店を目指してみた

赤提灯が渋い

人通りの多い通りから
細い道へと入っていくという
前週と同じ道のり🙌
ただ提灯はあるが店は見えず

突き当たりまで行き道なりに
曲がったとこで定食の旗を発見
ただどう見ても民家🤣

正面まで来てみるも民家…
営業中で暖簾もあるけど
ここ最近で一番入り辛い😓

何度かここはやめようか…
頭の中の僕が囁くが
空腹MAXなもう一人の僕が
とりあえず入れと指示を出す💦

時間を見ると閉店1時間をきってて
遅くなれば頼めなくなりそう…
と、意を決して扉を開ける

中に入っても民家🤣
玄関で靴を脱ぎスリッパで奥へ
店という説明なかったら
親戚の家かと思われそうな

日替わり定食メニュー

けど入って座ってしまえば
もうこっちのもんです😁
唐揚げ、カレーも悩んだけど
日替わりの鰤カマ煮込みを注文

ぶりカマ煮込み|900円

注文時にご飯大盛り無料だと聞き
定食の写真がなく量が不安やったけど
しっかり歩いたし、後で銭湯行くし♪と
大盛りにしてみました😋

鰤カマ煮込み以外にもおかず豊富で
ご飯多めにして大正解でした
煮込みはホロホロ柔らかで美味しく
やっぱり魚好きやと再認識🐟

ごちそうさまでした🙏

おかげさまで腹パンパンに🙌
店主の方も気さくな方で
店前で入ろうか悩んでたのが
嘘みたいに居心地良い店でした
近くにあったら通いたい🌱

レンコン
場所|京都府京都市伏見区南新町57-28
営業時間|11:30-13:30・17:30-19:30
定休日|水曜、木曜

新地湯

この日、中書島に下車したのは
下山後の汗流しする銭湯探してて
気になる外観の銭湯を見つけたから
やったような気もする

実は宇治に下山する山行は
先月くらいから狙ってて
その際にどこで汗流すかなと
事前検索をしたんやと思う
中書島駅近くの銭湯に印があった🤗

新地湯

おお‼️ものすごい貫禄‼️
暗闇に浮かび上がる感じが
迫力を増大させてるのかも✨

新地湯ができたのは1931年で
周辺で遊郭の面影を残す建物
されているそうです

中央最上部に「泉温」とある
左から読んでた時代の名残かな
湯は地下水の沸かし湯ですが
酒造が盛んな伏見の地下水やからか
常連さんは柔らかい湯だと言うそう♨️

内部は写真撮影できないかったけど
外観と同じく昔の面影残してて
入湯料なのか見学料なのかって感じ🤣
込み込み490円はお得感🙌

新地湯
場所|京都府京都市伏見区南新地4-31
営業時間|16:00-22:00
定休日|日曜、月曜

新地湯と周辺エリアのことを
書かれてるページあがあったので
後で読み返すように貼り付けます
興味ある方はこちらもどうぞ
ニッポン銭湯風土記
京都・伏見の名水に育まれた酒蔵と、旧遊郭の面影残す洋館風「新地湯」


銭湯の真向かいにある店
銭湯から駅への道

カフェという名のバーや
居酒屋やスナックなどが並び
遊郭や花街はなくなったものの
飲屋街は健在なのかな

そんな駅前通りな中で
隠れ家的な定食屋に入れたんは
ある意味運が良かったなと
思いながら帰路につきました🚃

この記事で巡った場所

●行った場所|○気になる場所

2回の下車で行った店へは
一番遠かったcafe MOKURENで
徒歩5分という至近距離でした

なので散策というよりは
店に直行って感じやったので
次回下車するときは
観光地と思われるスポットにも
寄ってみようと思います😁

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