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瀬戸芸2022|伊吹島でアートと路地散策

10月29日は瀬戸芸目的で伊吹島へ🚢
本当は10日行く予定やったけど
当日の強風の影響で臨時休館に💦
今回はリベンジも兼ねての訪問でした

前日のうちに高松入りして1泊
早朝の電車で観音寺まできて
喫茶店でモーニング☕️

ってとこまで記事にしてますので
興味ある方はこちらもどうぞ👍
今日は島に出発するとこから♪

3年ぶりの伊吹島

瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)は
12島と2港を舞台に開催されてて
現在は秋会期(11月6日まで)

瀬戸芸開催エリア

エリアの中でも最も西にあるのが
今回訪問した伊吹島です

高松市内から電車で1時間以上かかり
さらに駅から港、島までを合わせると
片道2時間ほど…少々不便ではあるものの
過去2回訪問した印象が良かったので
今年も行きたい気持ちが拭えず😙

島へのアクセス

観音寺駅から船の出る港までは
2kmほど、徒歩だと30分ほどですが
駅近くのホールから港までは
無料のシャトルバスがされてたけど
行きは喫茶店に立ち寄るため
帰りはただ歩きたいため
シャトルバスには乗車せず😆

9:30|観音寺港
 ↓ 臨時便🚢POPEYE2
9:55|伊吹島真浦港

POPEYE2(真鍋開運)

瀬戸芸とは関係ないですが
今回乗船したこちらの航路
以前は観音寺市営やったけど
昨年から民営化されたそうです

バスとかだと財政難で路線廃止しても
代用があると思うけど船が廃止になると
島民は足を失うってことやもんな・・
離島に暮らすって憧れるけど
こういう現状は考えさせられるな😟

伊吹島真浦港

予定通り無事に伊吹島に到着
2019年以来やから3年ぶりの上陸です

島や港ごとに設置された
ホワイトボードに情報が提示
一応見はしたけど今回は時間がない😓

この後の事情により2時間後の船で
観音寺港に戻るため気になる作品だけ
サクッと巡りました😆

Ib10|浜辺の歌

作品があるのは海沿いの
いりこの陸揚げ桟橋があるエリア
以前訪問した時はこちら側に
作品がなかったため歩くのも初

いりこの陸揚げ桟橋

伊吹島はいりこ漁が盛んな島
いりことはカタクチイワシを茹でて乾燥させたもので、一般的には煮干しとも言われる。伊吹いりこからとった出汁の味付けは日本一とも言われ、讃岐うどんの出汁に欠かせない。

そんな桟橋や工場が並ぶ海沿いを
歩くこと数分で作品が展示される
建物にたどり着いた

浜辺の歌|マナル・アルドワイヤン
女性たちが船乗りの帰り浜辺で待つアラビア湾岸文化圏の伝統と、瀬戸内文化圏にける女性の人生を手がかりに、海と女性の関係性を探る。

公式ガイドブック

作品はサウジアラビアの東の地方で育った椰子やしの葉でつくられた、200ものかごを用いて作られました。作品が運ばれた伊吹島では漁村の人々は椰子の葉の篭をも燃やし、その火に海水をかけて鎮める儀式を行いました。その後、作品は再利用された魚取り網と燃えた篭を使って設置されています。

作品の看板

伊吹島の地形

集落へつながる階段

鑑賞後は作品近くの急な階段で
次の作品のある集落へ向かう😓

瀬戸芸が開催される島は
細い道、急な階段はよくあることで
一般的な芸術鑑賞と違い頭も体も使う👍

階段が終わると急坂になり
振り返ると瀬戸内の青い海

やっと平坦な道になり竹林へ
そして集落へと入った

伊吹島は海沿いに平坦な場所が少なく
急な坂を上った先に集落がある
集落がある場所も勾配があるが
海岸沿いよりは緩くなっている

歩いても実感できる島の地形ですが
分かりやすいのは以前の瀬戸芸作品

今回も旧伊吹小学校に展示されてた

海岸沿いの急な斜面は擁壁のようで
その上に集落があるこの感じ
瀬戸内海の島では珍しい地形かも・・

建築家ユニットみかんぐみは2013年に島の未来を考える研究機関「伊吹しまづくりラボ」を立ち上げ、2016年には伊吹島の集落の中心に島民の憩いの場となる「いりこ庵」を制作しました。1/300スケールの伊吹島の模型は島民への聞き取り調査や島の小中学生とのワークショップで作られました。

作品の説明
集落内の坂道

ちょっと話が寄り道しましたが
集落に入ってからも坂道は続くが
海沿いから登る坂に比べたらマシで
緩いとも思ってしまうが錯覚か😆

坂を登りひらけた場所で振り返ると
集落の奥に再び瀬戸内の海が広がる
高い建物がなく集落の立地もあり
普通の道なのに景色がとても良い👍

Ib09|つながる海

時間がないというのに
集落散策も楽しんでしまってる😂
本心はのんびりしたいのに
船の時間縛りがもどかしかった

そして美味そうなものも
泣く泣くスルー😖

つながる海|ゲゲルボヨ
伊吹島に約100年前に設置された旧郵便局の空間に展開するインスタレーション作品。四方を海に囲まれた日本とジャワ・インドネシアに見られる類似性をベースに、「つながる海」を多用な手法であらわす。

公式ガイドブック
郵便局の名残

「バティック」と呼ばれるインドネシアの伝統工芸品と同じ技法(臈纈ろうけつ染め)で染められた布。空間と空間を繋ぐ目印となる「鳥居」や「暖簾」をイメージして作家がインドネシアで制作。赤はポストの色を意識しています。

作品の説明

壁画はゲゲルボヨが2週間ほど伊吹島に滞在した際に描いた作品。壁画中央にいるのは伊吹島の泉蔵院に祀られている鬼子母神です。

作品の説明

ほか猫や郵便局のバイク、六地蔵などに
伊吹島で見かけたものだそうです

座敷に吊られているのはインドネシアの伝統芸能の影絵「ワヤン・クリ」に用いられる人形で、水牛の皮を染めて作られています。漁師やかつて郵便物を運んでいた木船をモチーフとしています。

作品の説明

ゲゲルボヨが伊吹島滞在の最後に描いた作品です。年々人口が減少し、空き家が増えている伊吹島を思い、島で生まれた人や芸術祭を機に訪れた人々が、また戻ってきてくれるようにと願いを込めて「希望の船」を描きました。「カエル(帰る)」が描かれてるのも注目。

作品の説明

旧郵便局内外に展示された作品は
初めて見るタイプの作品で
興味深く鑑賞させてもらいました🤗

同時に約100年前の建物という
魅力的な要素も気になってしまい
鑑賞に時間を要してしまった😓

旧郵便局の建物

郵便局ということですが
昔は住宅も併設してたのか
部屋も多く風呂まである間取り

壁画のある部屋

廊下との仕切りのガラス戸
すりガラスに円形の窓?
丸くくり抜いてるのが面白い

その他、良いなって思った場所

外部との仕切り戸
直交する廊下とトイレの扉
五右衛門風呂
風呂場の洗面スペース
座敷の書院

本当に100年?って思ってしまう
古さは感じるけど一周回って新しい
このモダンな雰囲気好きな人多そう😆

作品が目当てやったけど思わぬ収穫🙌

Ib08|ものがみる夢

作品があるのは旧伊吹小学校ですが
途中で猫を見かけてつい寄り道

島猫にしては警戒心強めやったけど
写真撮らせてもらえました🌱

旧伊吹小学校

先述した伊吹島模型も展示され
その他、Ib06の作品もあったが
目当ては2階に展示された作品でした

これは作品かリアルか?

途中のある教室に理容所
営業中となっているがこれは・・
作品なのかリアルなのか
島やとしたらあり得ると思うし
作品看板ないのでリアル店と判断🤣

ものがみる夢|アレクサンドラ・コヴァレヴァ&佐藤敬 / KASA
おおらかな海を望む2つの教室で、かつて伊吹島の暮らしを支えていた民具や道具に思いを寄せてつくる世界。伊吹島の家々に眠るものたちが新たな人生を想い描いて夢を見た。彼らの戯れは美しい瀬戸内海のブルーに包まれ風景となる。

公式ガイドブック
海の庭

教室一面に貼られた網?
廊下側からの鑑賞で立ち入ることも
近付くこともできない眺める作品

青い空青い海と青い作品
晴れてよかったと心底思った♪

島の庭

生活で使われてた道具類が
カラフルな地面に置かれてるような
浮遊しているような・・不思議な感じ

カラフルなのは針金を編んだ網を
筒状にたてたものですが
鍋などを置いても崩れないんやなと
へんな部分が気になる💦

重そうな壺も・・

いろんな場所にいろんな物があり
角度を変えたらまた違う雰囲気など
ずっと見てても飽きない作品でした

途中で見かけたベンチ

サクサクと巡り帰りの船まで
30分ほどを残して
予定してた作品を見終わった♪

追加で見ようかとも迷ったけど
余裕ぶっこいて乗り遅れたら
笑えないので真浦港へ向かいました

港への下り坂

急な下り坂なので油断すると
足が勝手に走り出してしまう💦
ちょうど船が来たからか
登ってくる人や原付もいたので
道の端っこをのんびりと下る

作品に群がる人たち

港から集落へ向かう道で
一番初めにある作品に
多くの人が群がってました

当たり前のことですが
巡る順番は決まってません
島は船という限られた手段のため
船が着くと港周辺の作品が混雑💦
逆に人とは違う巡り方を意識すると
意外とスムーズに鑑賞できたりする🌱

あと時間帯もあるのかな・・
この日は11:15着、11:45着の船が
混雑してたみたいです

そして僕は12:00発の船で伊吹島を出発
こちらの船は空席もありました
たぶん帰るには早すぎやからやろうな😆

伊吹いりこセンター

観音寺港に戻ってきて昼食
伊吹島内グルメを多数スルーするも
我慢できたのはこれがあったから

港の目の前にある伊吹いりこセンター
朝出発前に気になってた店です

朝も営業してたんですが
モーニング直後だったので
帰ってきて食べようと心に決め
港着くなりすぐに向かいました

メニュー

急いで向かうもメニューに悩む
悩んだらイチオシ頼むしかないかと

イチオシの中でも人気No.1の
濃厚伊吹そばを注文
いりこの旨味に醤油のコクが効いた
自慢の出汁に追い煮干しをしたそう

濃厚とスープの色から濃そう
って思ったけどそれほどでもなく
魚介系やからかスープまで味わえた
麺も含め絶品で大満足でした😋

ただ追い煮干しの粉かが
喉の奥に引っかかりまして
直後イガイガ・・
でもそれ以上に満足感が上でした
他のメニューも食べてみたい♪


伊吹島グルメを我慢したのは
いりこセンターがあったから

ただ伊吹島を急いで巡ったのは
この日の宿の都合でした💦
瀬戸芸旅なのに温泉行きたくて
山間部の宿を取ったらこんなことに・・

続きはこちら♨️

■伊吹島を巡った経路

瀬戸内国際芸術祭2022伊吹島マップ引用


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