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ハイキング|近いのに久々の六甲山最高峰

5月7日の土曜日は六甲山へ
今回目指したのは久々の最高峰🌱

六甲山について

関西では普通になってしまってるが
他地域の方からすると疑問に感じる点
通常の山では○○山頂と表記するのに
なぜわざわざ最高峰と付けるのか

一般に六甲山というと大小の山を含む六甲山系全域を指し、その中でも一番高い山頂が六甲山最高峰と称される。

Wikipediaより
左が南・右が北

なので最高峰といっても
突出した山頂ではなく
連なる山々の中にある(添付地図)

六甲山系は東西に長いため
南に市街地と瀬戸内海が広がり
市街地との距離が近いため
眺望はよく夜景も素晴らしい山✨

六甲山系を歩いた他記事

記事にしてるだけでもこれだけあり
関西近辺の人からしたら六甲山は
かなり身近な山という印象

ルートは無数にあり登山道も
散歩道から岩場、階段など様々
そして結構な急登もあるので
夏に向けての足慣らしにも最適🤗

人生初の六甲山

そんな関西の人からしたら
当たり前のようにある六甲山ですが
初めて登ったんは大人になってから

社会人3年目になりたての4月
埼玉から神戸の事務所に異動してすぐ
馴染めるようにと昼食に誘ってくれた
先輩が山に誘ってくれたのがきっかけ

社会人なりたての頃にはよく
ゴルフに行こうと誘われたが
全く興味がないため断ってました

ただ山に関しては興味があったので
行きたい‼️と即答してました🤗

山って興味はあるけど最初は身構えるし
それまで周囲に山行く人もおらんくて
モヤモヤしてたとこへの誘いでした🌱

一番初めは確か岩湧山と金剛山
先輩の友人がスパルタで1日に2山💦
速攻でバテたけどそれが教訓になり
行動食やこまめな水分補給の大切さを
身を以て知ることができました

バテた僕に対して先輩は
塩分の強い菓子などを手渡し
行動食に最適なものを教えてくれました

こういうのって本にも書いてるけど
どういう状況でどうしんどいのかなど
自分で体感しないと印象に残らないので
今となってはありがたかった✨

その後、さらに友人を誘って
登りに行ったのが六甲山でした
六甲山を最初にしなかったのは
長丁場になるからやったんかな・・

5月7日の六甲山

今回はおそらく2年半ぶりの最高峰へ
12年前に僕を山に誘ってくれた先輩と
登ってきました😁

12年の間に転勤を繰り返し
先輩とは別部署にはなってたけど
趣味の繫がりができると疎遠にはならず
再びこうして山に登ることに・・
なんか感慨深いものです🥺

山登り前の恒例モーニング
こちらは完全に個人趣味なので
いつも通りソロ朝食してきました☕️

岡本駅から風吹岩へ

阪急岡本駅南口

阪神間の阪急沿線というと
関西では富裕層が住むイメージ
さらに特急の止まる岡本は
ブランドみたいな感じなのか・・

溝蓋やマンホールに
OKAMOTOと市章が・・
神戸市の岡本という地域限定
ってのがなんかすごい😆

阪急の踏切を渡る

踏切の向こうは緩い坂道で
山までの距離も近い

住宅地を抜け天上川公園から
山道(遊歩道)に入っていく

登ること15分ほどで
保久良ほくら神社に到着する
地元の人はほくらさんと呼んでるようで
初めて聞いた時は誰?って聞いてしまった

保久良神社を過ぎると山道になり
最高峰方面へと登っていく

分岐は右へ

六甲山は全体的に登山道が多く
分岐もいたるところにあるため
自分が向かう先の地名を
把握しとかないと迷ってしまう😓

今回は最高峰が目的地ではあるが
看板に書いてないこともあるので
名所や地名を頭に入れてました
 風吹岩・雨ヶ峠など

上の写真の分岐、今回は右やったけど
以前、ガーデンテラスへ向かう時
左の道へと向かったことがありました

鉄塔の近辺は景色が開ける
西側の景色

神戸市中心部のビルと連なる六甲山系
その奥にはうっすらと淡路島も見えました

保久良神社から50分ほどで
巨大な岩が目の前に現れる

風吹岩

登山者の休憩スポットとなっている場所で
芦屋川方面からの道とも合流し人が増える

東おたふく山から最高峰へ

風吹岩までは登りが続くが
ここから先はゴルフ場の脇を
抜けていくため勾配が緩くなる

ゴルフ場エリアに入る柵

初めて登った時は
最初の登りですでに疲れ
ここの緩い坂さえしんどかった

今では六甲山といえば・・な
アップダウンを繰り返す道ですが
当時は山頂へは登りだけという
固定概念があったため
予期せぬ下り坂に苦しんだ記憶😓

六甲山は縦走路だけではなく
街から最高峰を目指すルートでも
アップダウンが続くため
最高峰の標高より獲得標高が高くなる

実際に最高峰931mに対して
今回の獲得標高は1200mを超えた😆

雨ヶ峠で最高峰への最短ルートから分岐し
東おたふく山へ向かう道へ入ると
いきなり小笹の草原が広がってくる
六甲山では珍しい風景🌱

現状はほとんど無い状態だが
かつてはススキの草原だったようで
再生のためにササ刈りをしてるみたい

草原を抜けた先に
東お多福山山頂がありましたが
広場に看板だけがある感じでした

ここから最高峰へは下り道に入り
土樋割どびわり峠からは再びの登りになった

土樋割峠

雨ヶ峠から最高峰への最短ルートだと
七曲りと呼ばれるつづら折りの道で
ひたすら標高を上げていく

こちらの道もつづら折りの道もあるが
岩場もあり平坦な場所も下りもある

単純に獲得標高で比べると
七曲りルートの方が楽にはなるが
個人的には七曲りルートは苦手😓

なぜかと考えてみると
たぶん代わり映えしない道を
淡々と登っていくことが苦手やなと
それならば変化に富んだ道の方が
楽しみながら登れるということ

どっちみち疲れるなら
苦しんで疲れるよりも
楽しんで疲れた方が断然良い👍
っていう想いやったんですが
一緒に行った人たちには
うまく伝わらなかったようです😂

稜線に出る前に蛇谷北山じゃたにきたやま
前にここ来た時には
芦屋市最高峰って看板あったけど
今回は見当たらなかった・・
景色は少しだけ望めました♪

縦走路に並行して車道がある

ここからしばらく登ると
六甲縦走路と合流し
稜線に沿って最高峰へ向かう

最高峰下トイレ

最高峰下の一軒茶屋の向かいに
真新しいトイレとベンチが並ぶ
確か前に来た時は更地だった場所・・
噂には聞いてたがこんなにも綺麗とは✨

さらにトイレの奥には
新しく最高峰へと向かう道も
前は舗装された斜路だけだったのに
ってことで北側から回り込む
登山道で登ってみました

最高峰看板の後ろから登るの初

前までは最高峰看板が一番奥だったのが
今回はその看板裏から最高峰へ👍

振り返ると見慣れた最高峰‼️
これこれこれですよ😆
久々に登ってくるとなんか良いな♪

六甲山最高峰から有馬♨️へ

最高峰から北側

北には六甲山ほどの高い山はなく
低山と丘陵地が広がり市街地も見える

最高峰から西側

西には六甲山系が連なってました
手前のアンテナ多い場所が
標高890mほどのガーデンテラス付近
最高峰と40mほどしか変わらないため
それより向こうの山々が隠れてる感じ

最高峰から南側

眺望は何と言っても南側が最高
大阪湾から大阪府内ほぼ全域が見え
生駒山系や金剛山系なども見渡せる

以前、大阪一周ハイクで歩いた山々が
一望できるのはなんか嬉しいもので
山の形で場所が分かるようになってた😆

スマホカメラでは限界ありですが
大阪の中心部は高層ビルが密集してて
異様な感じにも見えました🏙

ビルの数をいうと東京の方が多いけど
市街地の近くに高い山がないので
こういう見え方はせんのかな・・

下山は右側の道へ

最高峰から下山し一軒茶屋近くで
昼食休憩を取り有馬方面へ下山

最高峰から有馬への道は
大雨での崩落で仮設道を除けば
幅も広く緩やかな勾配で下山

今回は有馬稲荷神社へ抜ける道で下山
新緑の美しい境内に迎えられました🍃

境内はまだ標高が高いため
郊外の住宅地や宿などが見えました

有馬稲荷神社
舒明じょめい天皇、孝徳こうとく天皇(600年代)に有馬温泉に行幸されたとき、杉ヶ谷行宮あんぐうの守護神として祀られたのが始まりです。射場いば山の中腹でこぶしの花をはじめ四季折々の花名所となっています。

長い階段を下り有馬温泉に下山完了
その後、汗を流すために風呂へ・・

汗流しと腹ごしらえ

有馬温泉といえば
金の湯、銀の湯が有名ですが
GW中ということで混雑が予想できるため
よく利用させてもらってる宿の
日帰り入浴を利用させてもらうことに🤗

メープル有馬の豐壽泉源ほうじゅせんげん
日帰り入浴¥1,300で
公共浴場に比べると高い値段ですが
クーポンを提示で¥1,050に🤗

ちなみにこの値段に
タオル、バスタオルの貸し出しと
フリードリンクサービスが含まれる👍
(ドリンクバーみたいなとこ)

山登り後に有馬下山する際は
ほぼ必ずここの風呂に入ってる
値段は高いけど混雑しないのが👍
さらに風呂は広めで種類も多い

ゆったりまったりした後は
一緒に行った先輩オススメの店へ

mont-bell有馬店に隣接し
ホテルモルゲンロートの1階にある
グリル六甲に向かいました
そこでハイカーセットを注文

生ビール+おつまみセットで
税込¥1,000というやつ
生ビール¥560以下のアルコール類なら
追加料金なしで切り替えは可能やったので
僕は梅酒ソーダ割りに変更しました😆

一人やったら行けん店やったので
こんな店あったと知れて良かったな😋

野菜と揚げ物で小腹が満たされ
梅酒でほんのり酔っ払い
帰路につきました🚃

今回のルート

今回は南側市街地から最高峰を経て
有馬温泉へ下山するメジャールート🌱
風吹岩への人気ルートは芦屋川駅から
ロックガーデン経由なんですが
GWでの混雑を懸念して避けるルートに✌️

同時に初めてのルートを歩けたので
そこも収穫となりました🙌

YAMAPより引用した地図に書込み

・時間:約6時間、・距離:12.0km
・登り:1253m、・下り:873m
阪急岡本駅→保久良神社→風吹岩→雨ヶ峠
→東お多福山→土樋割峠→蛇谷北山→六甲山最高峰
→有馬稲荷神社→メープル有馬

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