うつ・精神疾患に至ってしまう根本原因に迫る! 「努力依存症」 の正体と対策
ストレス管理の重要性が増している昨今。
自分の心身の健康維持が、大きなテーマになっています。
特に日本人においては、「頑張りすぎる方」が多いですよね。
ビジネスマンや主婦・学生の方でも、つい無理をしてしまうことは多い。
そういった中で我々は、自己管理が求められています。
自分自身も無理を続けて、メンタル不調と休職を経験しました。
周りからも「頑張りすぎ」は指摘されていました。
そして、
「無理をしない」
「完璧主義をやめる」
「自分を大切にする」
こういった意識はしていたものの、無理を続けてしまった経験があります。
「無理はいけない」と思っていてもやめられない
もっと楽になりたい気持ちと、頑張らなくてはという気持ちが葛藤し、「生きづらさ」につながってしまう。
そう思うのです。
そこで、
「どうしても頑張りすぎてしまう根本理由」を明らかにし、処方箋を考えてみました。
ブログ記事を紹介しつつ、ポイントを書いていきたいと思います。
頑張りすぎる理由は「努力依存症」にある
僕が考えたのは、
執着的に努力することで、自尊心を埋めようとする「努力依存症」にある。
と思ったこと(これはあくまで、自身の定義)。
以下はブログ記事の要約です。
努力依存症とは、
無理をしてでも努力を続けないと、自分が認められない環境に居続けたことで作られた「思い込み」と定義しています。
実体験を元に、努力依存症はこんな風に進行していくと感じます。
・子供時代に、学校や部活、家庭などにおける「イジメ」「愛情不足」によって、自分の尊厳が保障されない前提で頑張るしかなかった。
・弱い立場になりやすく、周りから強く言われて、「自分を追い込まないことが周りに対して失礼」と思うようになる
・周りを見返ほどの努力をする事でしか、自分を守れないという強迫観念が形成されていく。
・適当に頑張った後に自尊心が傷付けられる出来事があると、「こんな惨めな思いをするぐらいなら、もっともっと頑張るべきだった」と激しく後悔すし、過剰努力にはまっていく
・頑張りすぎていないと、不安で仕方ない心理状態になる
まず大切なのは、「癒されること」「休養すること」
メンタル疾患になる方には、この努力依存的な心理状態になっている方が、多いのではないでしょうか。
そういう自身の心の闇を深く理解することで、心置きなく休むことができます。
休む期間はそれぞれですが、
自分の心の深刻度合いに合わせて休む時間は決まってくるのかと。
とはいえ、「罪悪感を感じてゆっくり休めない」こともあります。
そこで、ブログではこんなことを言っています。
「休養」に加えて「癒される」環境の必要性
・現状を肯定し、病気(メンタル不調)を受け入れる
・自分を癒す環境を整える
・他人の力を借りること(医療機関、サードオピニオン、社会人サークル)
甘えと思う必要はなく、積極的に助けを求めて良いと思います。
その一方で、「与えられるだけ」では物足りない時は、ボランティア活動も良いと思います。
自分を取り戻せるきっかけになりますからね。
根本治療:「捉え方」の修正と「環境」の調整
社会復帰のためには、根本治療が必要になってきます。
自分を追い込むほどの努力をせざるおえなかった自分の「捉え方」「環境」を修正していくのです。
記事ではこんなことを言っています。
「捉え方」を変える(=リフレイミング)
・「囚われている思考」を明らかにし、自分を開放してあげる。
・事実と妄想を区別し、自分の可能性に思いを馳せる
「環境」を変える
・転職や人間関係の整理
・急に難しい場合は、外の空気を徐々に入れてマインドを変えていく
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