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アドレナリン

私の未来は、社長になること

これは想像している未来

生きていること

これは想像できる未来

前者はいわゆる妄想で、理想。
後者は現実味ある世界。


現段階で生きているということ以外私の中で変わらないものはない。私は変わっていく。やりたいことも、考え方も。

今まで、児童会、生徒会、体育会、様々な場所で色んな役職を経験してきた。会長から書記まで全て網羅している人ってそんなにいない気がする。(そう思いたい)

つい先日まで私は1000人以上の現役大学生を取り纏める体育会の委員長だった。加えて、地域活性化のためのプロジェクトを立ち上げ代表をして、学校をより良いものに変えていくプロジェクトの副代表もやった。

私はいつもなにかをやっている。

そんな私が今は就活をしてる。
真っ黒のスーツに真っ黒な髪に真っ黒な鞄
コンビニに並んでる型抜きおにぎりみたいな私

私は大学生になって、色んな役職につきながらも自分の好きは揺るぎません!というスタンスでやってきたから、髪の毛はピンクだったし、服装はパジャマに間違えられたこともあったし、知らない人にもきゃさりんと呼ばれることは日常茶飯事だった。

そんな私が今は真っ黒に染まってる。

服装自由の説明会に行けば皆がスーツで、私服は私を含め数人だけ。

本当のあなたを知りたい
素のあなたを知りたい

そんなこと言ってる大人たちはいつも自分たちを隠してる。

そんな大人たちにはなりたくない

社長になりたい私の思いが、そんなつまらないものを理由にしそうになった瞬間が何度もあった。

そうじゃないよね、、
私が本当にやりたいことってなんだっけ、、、

今まで生徒会とか体育会とか枠の中で縛られて、枠の中だから頑張れてた私はいざ枠から出た時に何をしていいのかわからなくなった。

やりたいことはあるのにそれをする為に何をすればいいのか分かんなくて手探りに、とりあえずやってみようって始めたのが地域活性化プロジェクト。これは最初はいい感じに進んだ。最初はね。県庁、市役所、複数企業、大人たち、、色んな人に協力してもらって、協賛してもらって、力を貸してもらって、、いい感じだった。大人と話すときの話し方と学生と話す時の話し方は違うと気づけたし、プロジェクトをたちあげる前と後では得たものが増えていることもわかった。

でも、なんか違った。

「なんか」が私には分からなかった。
わかってるけど、言葉にできない感じ。

でも確実にわかってるのは熱が冷めた瞬間があったってこと。

「アドレナリンが出続けるぐらい熱中できることを見つけてやり続けることができなかった」

これが上手くいかなかった原因。

もうひとつはメンバーが熱くなったかどうか。

SNSで活動を発信して、活動を評価してくれる人もいたし、応援してくれる大人たちも学生たちもいたから私は頑張ろうと思えた。

でも、活動メンバーはどうなんだろう。

やりたいと言ってついてきてくれた人もいるし、友達がやってるからと何となくでやってた人もいた。たまたま仲良くなって、面白そうだからとメンバーになった人もいた。

上手く言えない。表現出来ない。

「やるなら全力で」

が私のスタンス。
このプロジェクトは地域愛が目覚め始めた自分の気持ちを形にしたいと思ったことがきっかけで始めたもので、決して就活で有利になるからとか、学校から評価して欲しいからとかそんなものの為じゃない。

でも、周りの声は違った。
就活でこのプロジェクトのこと言ってもいい?きゃさはいろいろやってるから就活うまくいきそうだよね。
就活がさ、、就活でさ、、就活就活……

違う違う違う……

私がやりたかったのは就活を有利にするプロジェクトじゃなくて、色んな人、色んな地域、色んな文化を知りたいから、知るだけじゃなくて実際にやってみたらどんな感じなのか、それを知ったら良くも悪くも知らない自分に出会えると思ったから。

自分の知りたいをやりたいを満たすために何をすればいいのか分からないから手探りに始めたプロジェクトがこんな風に変わっていく。

おでこに貼られた冷えピタがどんどん張り替えられて熱が下がっていく感覚。

物事を続ける力はあるはず。
(8年間ドラムを続けてる)
好奇心も旺盛なはず。
(かっこよさそうってだけで射撃部にはいってそこから体育会に所属)

今の私に足りないものは?

やりたい気持ちを形にする力と、好奇心をとどまらせることなく自分自身を客観視し、アンテナをはること。

真っ黒の就活生になってよかったこともあった

やりたいことが増えた!

手探りで始めた地域活性化プロジェクトをもう少し明確化するアイデアが浮かんだ。

手探りの期間はもう終わったから、
スタートからゴールまで、さらにはゴールした後どんな世界が待っているのか、私のアイデアを必要としている人は本当にいるのか、その問題は本当に問題なのか、

こんなことを考えながらやってみたいを殺さずに、まずは空き家を探すところから始めてみようと思う。そして、社長さんに相談してみる。

私の新しいプロジェクトは3月10日14時から始まったオンライン説明会の最中に立ち上がった。

次はこうしよう
次はこれをしよう
次はこう動こう
次は、次は、次は、

次が多いのはいいことだね。

未来の私は必ず社長になってる。



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