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えほん・ほんを読もう

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子どもへの読み聞かせ絵本や、おすすめしたい本など。
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#読み聞かせ

子どもが「こわい」と思う本は避けるべきなのか?

子どもが「こわい」と思う本は避けるべきなのか?

本の1ページに住み着いてしまうタイプの人もいるこわい本は、好きですか?
おばけ、怪談、暴力的な表現、事件、死に関すること・・・
「こわい」の種類もいろいろです。

本は創作の世界と思ってはいても、
こわい本を読むと、その内容を忘れたくても忘れられず、
心にくすぶってしまうこともあるかもしれません。
「本はあくまでも創作の中にすぎない」
と割り切れるタイプと、
「本の1ページに住み着いてしまう」

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すてきすぎるどろぼうたち

すてきすぎるどろぼうたち

子どもの寝かしつけの絵本は、日本語の『すてきな三にんぐみ』
表紙の題名の字体は、自信があるのかないのか?
どっちやねん!という味わい。
この3人ぐみは、どろぼう。
おどしに使う3つの道具は、ちょっとかわいらしい。
1.ラッパじゅう
2.こしょう・ふきつけ
3.まっかなおおまさかり(これはこわいね)

あるよる、いつものように馬車をとめた3にんぐみは、
みなしごのティファニーちゃんに会い、だいじにか

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絵本『とりかえっこ』で声遊び

絵本『とりかえっこ』で声遊び

今夜の7才息子からの寝る前の読み聞かせリクエストは『とりかえっこ』でした。

ひよこが出会った動物になき声を交換しようと持ちかけます。
ねずみなら
「ぴよ」と「ちゅう」を交換。

ねずみが「ぴよ」
ひよこが「ちゅう」

といってお互いわかれます。
つぎにブタに会ってなき声を交換すると
ひよこは「ぶう」
ぶたは…?
「ぴよ」

おかしいですね。

そんな交換シーンがくりかえされます。

本を読み終え

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寝かしつけ絵本『からすのパンやさん』『まがればまがりみち』

寝かしつけ絵本『からすのパンやさん』『まがればまがりみち』

今夜の寝かしつけ絵本は
『からすのパンやさん』と
『まがればまがりみち』

かこさとしさんのこの絵本では、
どうやったらものが売れて、
売った人も買った人もにこにこしていられるか、
をついでに学ぶことができます。

大騒動でたくさんの人が集まったからすのパン屋さん。
パン屋さんはこんなことをいいます。
・あつまってきてくれたお礼
・パンは一人3個まで売ること
・みっつ買う人は茶色の風車に並ぶ
・2

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建築絵本はいかがでしょう

建築絵本はいかがでしょう

建築絵本を4冊、紹介します。
いずれも青山邦彦さんという絵本作家さんの作品です。

この本の魅力は
・絵が素敵(全ページが絵画のよう)
・登場人物が多く絵巻物のように味わえる
・たんたんと、明るい物語性

作者の青山邦彦さんは、
建築設計事務所出身の絵本作家さんで、
図面を書いてきた背景があるにしても、
建物のパースの精度が高すぎ。

今日は「いたずらゴブリンのしろ」を息子に読み聞かせしました。

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寝かしつけ絵本 モンスターはぐハグ

寝かしつけ絵本 モンスターはぐハグ

『モンスターはぐハグ』
本日の寝かしつけ絵本。

以前、野球をテーマにした絵本を図書館の人に訊ねて紹介してもらった2冊目の絵本。

ちなみに一冊目はこちら 

https://note.com/canamaru/n/n84db88d8f390

ただね、
読んでみたら、野球のシーンは冒頭1ページだけ笑

けれど、
赤と青のモンスターが、
遊んでるのか、競い合ってるのか、
ゆかいな掛け合いがユーモラ

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寝かしつけ絵本『こじまのもりのかわべのピクニック』

寝かしつけ絵本『こじまのもりのかわべのピクニック』

関東地方は桜が満開。
雨風で少し散り気味ですが、週末はお花見日和ではないでしょうか。

明日は公園にお花見ピクニックに行きます。
寝る前の絵本でこの絵本をチョイスしてきた息子。

「明日ピクニックだから、この本読んで。
 なんっかこの本、すきなんだよね~
 もうねむいから、声だけ聴いてるから。
 ときどきちらっと絵をみるよ」

そういいつつ、
結局最初から最後まで絵本の絵をしっかり凝視していました

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