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『あやうく一生懸命生きるところだった』のここ好きポイント
韓国でベストセラーとのことで、ハ・ワン著『あやうく一生懸命生きるところだった』を読んだので、備忘を兼ねた感想です。
短編エッセイ集の感想なので、ネタバレとか気にする人はいないと思いますが、基本的に自分語りです。ベルサイユのばらのネタバレはあるのでご注意ください。
前回『推し、燃ゆ』の感想を書いたのでちょっとほかの人の感想などを読んでいたのだけど、皆さん基本的に最初に「ネタバレがあるので注意!」「
『推し、燃ゆ』の感想のようで自分語り
「推しは命にかかわるからね」
生まれてきてくれてありがとうとかチケット当たんなくて死んだとか目が合ったから結婚だとか、仰々しい物言いをする人は多い。成美もあたしも例外ではないけど、調子のいい時ばかり結婚とかいうのも嫌だし、〈病めるときも健やかなるときも推しを推す〉と書き込んだ。電車が停まり、蝉の声がふくらむ。送信する。隣からいいねが飛んでくる。
『推し、燃ゆ』といえば、第164回芥川賞受賞作品
映画の感想「劇場版 幼女戦記」「帰ってきたヒトラー」
最近はヨドバシをヘビーユーズしているのであまり恩恵を預かれないAmazonプライムをそろそろ解約するので、つまみつまみAmazonプライムビデオで映画を観て過ごすことにした。
日曜は「劇場版 幼女戦記」を観ていたのだけど、話の作り込みがすごい。世界大戦にはあまり詳しくないのだけど、モチーフがなんとなくわかるので「これって表現として大丈夫?」と思いながら観ていました。例えば、敵国の指導者の像を叩き