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介護の話

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祖父母の在宅介護経験などから思うことをまとめてみました。13年に渡り、25歳から仕事から離れ携わったことです。
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#うつ病

アラフォーなのに父が怖い

アラフォーなのに父が怖い

シンプルにいつでも父が怖い。
子供の頃からではない。

なんなら育児に熱心な人だったと思う。
理不尽に叱られたこともあまりない。

手作りの大型遊具を作ってくれたり、いろんなところに連れて行ってくれたり、とても可愛がってもらった記憶しかない。

父から学んだことも多い。

幼少期は毎晩絵本を読んでくれた。

私には反抗期もなく、良好な関係が続いていたと思っていた。
続いていくと思っていた。

カタ

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在宅介護、被介護者1人につきせめて2.5人のマンパワーが欲しい

在宅介護、被介護者1人につきせめて2.5人のマンパワーが欲しい

在宅介護が幸せにできている、おじいちゃんやおばあちゃんから、いつもありがとうって言ってもらえる。
今までお世話になったんだから我々が介護するのは当然のこと。
そんな家庭もないこともないのかもしれない。

何ヶ月、何年、何十年、
介護はどのくらいかかるか、正直よくわからないケースも多いと思う。

私の祖母は脳出血を起こし、後遺症で右麻痺が残った。
リハビリはしたが、基本的には車椅子とベッドの生活だ。

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在宅介護、シンプルだが盲点の体格差問題

在宅介護、シンプルだが盲点の体格差問題

今日は元気だから、2本目。

私は今でも誰からも感謝されていない上に認めてもらってもいないけど、祖父祖母の介護を家でトータルで10年以上やっていました。
仕事に関しては、その頃から離れてしまっています。

祖母に関しては、同じ女性かつ身長もそこまで変わらず、倒れる数年前から食が細くなり恰幅のいいおばあちゃんからスリムなおばあちゃんになりました。
ただ尋常ならざる頻尿で大変でしたってことはすでにちょ

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在宅介護経験から介護士になった飲み友の話

在宅介護経験から介護士になった飲み友の話

少ない時間を見つけては、飲みに行っていた頃、すごく年が下の女の子と仲良くなった。

彼女は介護士さん。
私は実は現在は正式になくなったのだが、介護の資格を持っていた。
そして、私は在宅介護真っ最中だった。
資格があっても仕事にはできないと感じていた。

そんなこともあり、彼女に何故介護士になったのか教えてもらった。

彼女は、私が逃げたくて逃げたくてたまらなかった在宅介護を経験したから、介護士にな

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