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作品群 器

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私がうつ状態から回復するプロセスを綴ったもの。noteにおける最初にして最大の目的。私のやりたかったこと。
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作品群 器 編集後記

ご覧いただきありがとうございます。

かむりりです。

この度、本記事の投稿をもって、私のやりたかったことを終えることができました。

一連の記事は単体で読んで頂いても、ばらばらに読んで頂いても、投稿順で読んで頂いても、作品順に読んで頂いても、構わないつくりになっています。

本記事末尾にも記載があります。詳しくはそちらをご覧ください。

ジャンル付けには悩みましたが、ジャンルそのものが創作になり

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生命力

愛情の確かさ。

自分はこのために生きているんだと、

思える何かがあること。

信じられることを疑わないこと。

生きる命題とその才力。

器の在り処

愛情はどこに宿るのだろう。

心か。

頭か。

精神か。

私の心はヤワで矮小、

頭はデッカチで固く、

精神はソワソワと落ち着きが無い。

もし愛情が、心や頭や精神でなく、

その対象との間に生まれるのなら。

自分ひとりでは見い出せなくても、

目の前に相手がいるときだけでも、

器が生まれて愛情が注げるのなら。

互いに注ぎ合い、酌み交わせるようなものならば。

もしそうなら、もう誰も抱

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器 あとがき

私の周りには愛情に溢れた人がたくさんいます。

その人は自分以外の誰かのことを思い、悩み、自分なんかでは駄目だと泣いているんです。

私はその人に触れて、少し羨ましく思いました。

この人の器にはそれだけ乗るんだなあと。

どおりで私には乗らないわけだと。

その人は他人のことを考えることを当たり前のようにやります。

いつでも。四六時中。

たえず心の器に愛情を乗せておける。

それでいて自分自

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自分を愛す

無条件であること。

過去現在未来を問わないこと。

自分に矢印を向けないこと。

やがて自分がなくなること。

本当の意味で他人を愛すこと。

自己愛

ジレンマ。その終わり。

自慰行為。その概念図。

他人の中に自分を見る、

自分で自分を虐める、

それらからの解放と陶酔。

解離に程近い。

各々の立場を重んじること。

ジレンマ

愛情の終着点。あるいは執着点。

記憶の自己満足。あるいは自己完結。

窮地。不虞。葛藤。板挟み。その類義語。

尊重。受容。委託。理解。その対義語。

思いやり

重い槍。

持っていると疲れる。

持ち続けると息が上がる。

思わず誰かに手渡したい。

でもそれは相手も同じ。

ぶつかったら、痛いだろうし。

刺してしまったら、血が出るし。

罪悪感

対象をそれだけ大切に考えている証明。

愛情を示し始めている証。

愛着。その言い換え。

戸惑いと躊躇い。

後腐れ。

自惚れ

職場の同僚が辞めた

何か出来なかったかな

子どもが同じ病気だ

何か示せないかな

良かれと思って

悦に入り

自分で惚れて

いい身分

人は鏡と言うけれど

私はそこに置かれても

どうせ直視

できないのだから

愛着

心を映す鏡。

本心。

トラウマ。

条件付け。

表裏一体。

二面性。

自覚。

優しさ

自分は正しくないという自覚。

自惚れの対義語。

愚か

今日もどこかで

誰かが

誰かのことを

考えていると

するならば

自分のことしか

考えられない

私が一番

愚かだと

いうことになる

他人の事を考えられる才能。

愛情と憎らしさ。

またその量。大きさに比例して。

他人を思って悩めること。

他人を想って泣けること。

憎らしく思ってしまうと、

自分自身を責めること。