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優雨
2020年5月6日 11:49
建物の前には「K」の形のプロダクト。ギィ、と鳴るのは重い扉。漂うのは白ワインのコロンの香り。そんなお部屋にお邪魔します。扉、ガタン。香りの先には笑みを浮かべた白髪老婆。受付カウンターの天板はテカテカで。そこに両手を添えて待っていた。呪文が聞こえた。フランス語。手を突っ込む。ひんやりとしたコロナコイン。ポケットの中ジャラジャラしてる。3枚掬って老婆の手元に。脇から垂れる酸っぱい汗。老
伊藤緑
2020年4月22日 17:46
〜はじめに〜 この募集は締め切りました。 こんにちは。伊藤緑です。 これまで、noteでいくつかの私設賞、私設コンテスト、企画などに参加してきましたが(嶋津亮太さんの『教養のエチュード賞』、ムラサキさんの『眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー』、城戸圭一郎さんの『1200文字のスペースオペラ賞』などなど)、自分でも一度やってみたいなぁと思ったので、今回「原稿用紙二枚分の感覚」という賞(行事)を開催