＃やさしさを感じた言葉、受賞いたしました！

迷いながら歩いていた道で、声をかけてくれた
人のことはずっと忘れられない。

道に迷っていたはずなのに、まっすぐ歩いている
人のふりをして、その道の先人の方の前に、やっと
たどり着いたとき。

それでも、こんなわたしでいいのかなっていう
不安は尽きなくて。

その場所に誘ってもらったことの喜びと失敗した
くなかった思いをある日綴りたくなりました。

とても人気のサイトにエッセイと短歌を連載
しませんか？　とお声かけて頂いたあの日の
こと。

無名の新人に手を差し伸べてくださった、憧れ
の方とメールでかわした数々の言葉。

失敗は許されないと思っていたので、アドバイス
はありますか？　と問いかけた時のちょっと、
衝撃の言葉をこの記事にしたためてみました。

はじめは、ちょっと拒まれたのかなって思いまし
た。

やっちまったと正直思っていたら、それは真逆で
とてもわたしを励ましてくれる言葉であることに
気づいたんです。

その言葉のなかにその人の、飾らない正直な仕事
への矜持が隠されていることがある。

これを書いたのは、去年の夏でした。

書いたきっかけは覚えていないけれど。

きっと、その方に声をかけてくれた時間があって
今のじぶんがいることをかみしめたくて書いたの
かもしれません。

わたしがnoteを始めた時に少し意識したのは
今までわたしとかかわって頂いた方への手紙を
ここで記してみたいということでした。

日々の記録と、かつてわたしを掬いあげてくれた
ひとたちに、言えなかった感謝の言葉を伝えた
くて。

そして、この度再春館製薬所さんのお題企画
#やさしさを感じた言葉 　で思いがけなく、
受賞させて頂きました。

「（過去を含むのではなく）本当の"現在進行形"である"今のあなた"が何を考え何を思ったり感じたりしているのかが大切」というメッセージは、
「自分を形作るものは、いつだって今からだ」という、「どんなときも、人生はリスタートが可能」というエールにも受け取れました。
言葉を発した方の飄々とした口調までが想像でき、肩の力がふっと抜けるような安心感が伝わる素敵な言葉です。

再春館製薬所noteチーム担当からのコメントです。

こちらのコメントの言葉に、もう一度励まされて
いるような不思議な気持ちです。

リスタート。

失敗してもまたREから始めればいい。
少しだけ誰かの言葉や手を借りながら。
そしてほんの少しでも強くなれたらいい。

やさしさって、ほんとうに難しいです。

とりわけ、じぶんがやさしくあることは難しい
です。

でも誰かからかけてもらった言葉が、ふいに心を
包んでくれることがあります。

考えてもいい考えた見つからない時の一言や、
このまま光なんて差さないままの日々を送る
んだろうと不安のただなかにいる時の誰かの
行動や言葉が、たまらなく響いてくる。

そして包んでくれた言葉に、応えてゆきたい
気持ちになる時があります。

わたしにとって受賞させて頂いたあの記事は
まさにそんな感じだったのかもしれないです。

お声かけて頂いた方は、あれから毎日２４年間
今も毎日コラムを休まず書いていらっしゃいま
す。

今も思います。

やさしさは、たぶん強さにつながっていて。

優しい言葉をかけてもらったひとは、あきらめ
ないつよさを分けてもらえるのかもしれない。

やさしさは強さであることを教えてくれた、
恩人のあの方にこの思いを捧げたいと思います。

時間を積み重ねながらこんなにスキを頂きま
した。

スキをしていただいた方、コメントをお寄せ
頂いた方、みなさんのやさしさに、心より感
謝申し上げます。

これからもたどたどしい歩みですが、書くこと
頑張ってゆきたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

追記：これでも母さんが素敵な記事を書いてくださいました！
どうして母さんはいつもこんなにすっと温かい手を差し伸べて
くださるんだろう。ご恩返しが追い付かなくてほんとうに、
すみません。幸せの風を運んできてくださってありがとう
ございます🍀🕊🍀🕊