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2020年10月の記事一覧
子どもに教えられたこと
以前私は、身体の不自由な子が通う支援学校で講師をしていました。
講師とは、1年ないしは月単位の契約で働く教員です。
そこで私は重い障害を持つ子の担任をしていました。
その子は、いつも特別製の車椅子に乗っていました。視力もなく、話すことも食べることもできませんでした。手で何かを持ったり、歩いたりすることもできず、気管カニューレから呼吸をし、胃に通したチューブから栄養をとっていました。
でも
嫌なことを意識的に受け入れると決めると、イライラが少しはましになります。
人間は嫌なことがあると、無意識に、そこから遠ざかろう、或いは、遠ざけようと思うように出来ているそうです。
と同時に、目の前の状況を見て、こうなっていたら良いのにな、本当はこのようであるはずなのにな、という妄想を、凄い速さで思い浮かべるのだそうです。
そして、これまたほぼ同時に、現実と妄想を大急ぎで比べます。
すると、怖くなったり、悲しくなったり、イライラしたり、落ち込んだり、腹が立ったりとい
人に対する怒りから自分を守るには
人に対する怒りから自分を守るためには。
怒ることが何だか嫌だったり、辛かったり、居心地が悪く、「なければ楽なのになぁ。」と思うことがスタートだと思います。
そこに気づかずスルーしてしまうと、後が続きません。
何とかしたいなぁと思うことから始めてください。
仏教で言うところの「苦を知る」ということです。
(なので、私は怒るのが好きだし、怒るのがしんどいなんて思ったこと無い。という人にはこ
大変な苦しみを経験した人の前では、本物の言葉以外は意味をなさない気がする
何か言ってあげたくても
結局分かるのは、自分が経験した苦しみまでで、そこから先は私には分からない
たとえどんなに大切な人の苦しみでも
もし何もしてあげられないなら、黙ってそばにいてあげるだけでいいと思います
私には、人間の素晴らしさは、本来、その人がどのようなことをしたかではないように思えます。
その人の存在そのものが、そもそも尊く、素晴らしいことだと思えるのです。
人は、ついついその人がしたことを見て、評価してしまいます。
更には自分自身をすら、自分のしたことで判断している気がします。
人は、身近な人が亡くなってやっとその人の存在の大切さに気づくのです。
亡くなった人に残された人が