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『君が夏を走らせる』(著者:瀬尾まいこ)は海城中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容・あらすじを紹介します!
■『君が夏を走らせる』(著者:瀬尾まいこ)についてこの本は、瀬尾まいこさんの『あと少し、もう少し』という作品の登場人物大田くんが主人公で、大田くんが突然先輩の1歳10ヶ月の娘の面倒をバイトとして見るように頼まれてしまうところから始まります。高校2年生の大田くんの子育て奮闘記のようなお話で、大田くんが走るシーンは公園でちょっとだけ元中学の陸上部と偶然一緒になった時に少し走るだけです。
高校2年生の男
夏休みの読書感想文など、宿題で本を読まないといけない時などに、ぜひ読んでほしい本を音声で紹介します。
こまつあやこさんの『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』は2019年度中学受験の国語の入試問題で最も多く出題された作品です。
6分弱で聴くことができます。
こまつあやこさんの『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』の記事も参考にしてみてください。
https://note.com/bur
夏休みの読書感想文など、宿題で本を読まないといけない時などに、ぜひ読んでほしい本を音声で紹介します。
椰月美智子さんの『しずかな日々』はたくさんの中学校の国語の入試問題で出題されました。
5分弱で聴くことができます。
椰月美智子さんの『しずかな日々』の記事も参考にしてみてください。
https://note.com/burokochan/n/na156677078bb
『氷柱の声』(著者:くどうれいん)は麻布中、海城中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容・あらすじを紹介します!
■『氷柱の声』(著者:くどうれいん)についてこの本は、
・滝の絵(2011)
・Zamboa(2016)
・スズランテープ(2016)
・エスカレーター(2016)
・石巻(2017)
・春の海(2019)
・鴨しゃぶ(2020)
・黒板(2021)
・桜(2021)
と、主人公の伊智花が岩手県立高校の1年生から28歳までの間に出会った東日本大震災を経験した人たちを描いた9編の連作短編集のような形
『夏のカルテット』(著者:眞島めいり)は海城中、西大和学園中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容・あらすじを紹介します!
■『夏のカルテット』(著者:眞島めいり)についてこの本は、中学1年生の男女4人が図書委員で集まったことをきっかけに、夏休みの自由課題で、グループ研究としてバンドを作っていくというお話です。
動画投稿したり、グループ通話で話し合ったり、まさに現代の中学生の日常を描いていて、とても楽しく読める作品です。
ですが、ただバンドで音楽を作っていくだけでなく、動画投稿後に学校で噂やデマのネタにされたりと様々な
『夏の体温』(著者:瀬尾まいこ)は鴎友学園女子中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容・あらすじを紹介します!
■『夏の体温』(著者:瀬尾まいこ)についてこの本は
・夏の体温
・魅惑の極悪人ファイル
・花曇の向こう
の3つの短編集です。
出題された「夏の体温」は小学3年生の男の子が主人公で、この男の子の目線で語っているので、小学生にも共感しやすく読みやすいです。
ただ内容は、「主人公の瑛介が血小板が減少してしまう病気で1ヶ月以上入院しているところに、低身長の検査のため、小学校3年生の男の子壮太が数日入院と
『十四歳日和』(著者:水野瑠見)は海城中、洗足学園中、学習院女子中、富士見中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容・あらすじを紹介します!
■『十四歳日和』(著者:水野瑠見)についてこの本は
・ボーダレスガール(佐古葉子)
・夏色プール(新島たける)
・十四歳エスケープ(田端律)
・星光る(矢代大地)
の4つの連作短編集です。
中学2年生の男の子、女の子があるあるな日常を描いた作品なので、小学生にも共感しやすく読みやすいです。
『クラスメイツ』(著者:森絵都)以来の、中学受験のために書かれたのではないかと思うような作品です。
1つ
『水を縫う』(著者:寺地はるな)は海城中、東邦大学付属東邦中、吉祥女子中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容・あらすじを紹介します!
■『水を縫う』(著者:寺地はるな)についてこの本は、「高校一年生の松岡清澄は手芸が好きで、結婚を控え、地味なウェディングドレスを望んでいる姉に自分が手作りすると宣言し、悩み手伝ってもらいながらドレスを仕上げていく」という物語です。
第一章 みなも[語り手・・・清澄]
第二章 傘のしたで[語り手・・・水青(清澄の姉)]
第三章 愛の泉[語り手・・・さつ子(清澄の母)]
第四章 プールサイドの犬[語
『タイムマシンに乗れないぼくたち』(著者:寺地はるな)は麻布中、浦和明の星女子中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容・あらすじを紹介します!
■『タイムマシンに乗れないぼくたち』(著者:寺地はるな)についてこの本は、
・コードネームは保留
・タイムマシンに乗れないぼくたち
・口笛
・夢の女
・深く息を吸って、
・灯台
・対岸の叔父
の7編からなる短編集です。
とあるように、孤独すぎずちょっとほっとするような素敵なお話で、大人向けです。
出題された「タイムマシンに乗れないぼくたち」は主人公が小6の男の子です。このお話の中では食べ物が心的
『ブロードキャスト』(著者:湊かなえ)は豊島岡女子学園中、栄東中、獨協中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容、あらすじ(ネタバレ)も紹介します!
■『ブロードキャスト』(著者:湊かなえ)についてこの本は、あのミステリー推理小説家として有名な湊かなえさんの作品ですが、ミステリーでもサスペンスでもなく、純粋な学園青春ものです。
この本は、陸上部に入りたくて青海高校を受験した町田圭祐が、交通事故に遭い陸上ができなくるが、友達に誘われ放送部に入り活躍していくという物語です。
放送部の活動、先輩後輩の絡み、正也という才能ある友達、陸上との心の揺れな
『君たちは今が世界』(著者:朝比奈あすか)は開成中、海城中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容・あらすじを紹介します!
■『君たちは今が世界』(著者:朝比奈あすか)についてこの本は、小学校6年生の子どもたちが主人公です。
よくあるイジメの物語よりはソフトですが、小学校でありがちな意地悪な行動や見栄や欺瞞に満ちた世界を表しています。
こんなにひどくない、と思うかもしれませんし、こういうことあるよな、と思うかもしれません。
子どもたちも、大人たちや様々な環境からストレスを抱えていて、みんなそれぞれ辛い思いがあり、素直な
『キャプテンマークと銭湯と』(著者:佐藤いつ子)は鴎友学園中、成城学園中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容、あらすじを紹介します!
◼️「キャプテンマークと銭湯と」について「サッカーのクラブチームに入っている中学2年の加賀谷周斗は、キャプテンの座を途中から入ってきた大地に奪われ、試合で失敗した友達にもひどいことを言ってしまい、クラブチームでうまくいかなくなってしまう。落ち込んでいた周斗がふと立ち寄った銭湯。そこで出会う人たちと、昔ながらの銭湯の湯で癒され、自分の間違いに気づき、またクラブチームのメンバーともうまくやっていけるよ
もっとみる『逆ソクラテス』(著者:伊坂幸太郎)は成蹊中、法政大学中、公文国際中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容を紹介します!
■『逆ソクラテス』(著者:伊坂幸太郎)についてこの本は、
逆ソクラテス
スロウではない
非オプティマス
アンスポーツマンライク
逆ワシントン
の5編からなる短編集です。
伊坂幸太郎さんの小説は、『アヒルと鴨のコインロッカー』や『グラスホッパー』など映画化された作品も多く有名ですが、中学受験ではあまり見受けられません。(2017年度早稲田中学校で『ガソリン生活』が出題されています)
『朔と新』(著者:いとうみく)は栄光学園中、浦和明の星女子中、ラ・サール中、淑徳与野中、カリタス女子中で出題されました!中学受験国語の入試問題の内容・あらすじを紹介します!
■『朔と新』(著者:いとうみく)についてこの本は、中学では期待の陸上選手だった弟新(あき)が失明した兄朔(さく)の伴走者として、2人でブラインドマラソンを始め、兄弟や親子の葛藤、それぞれの生き方を模索していく物語です。
失明してしまった原因が自分にあると思っている弟朔は自分が一番大切にしていた陸上を辞めることで、全てを失った兄に対して償いたいと考え、兄はそんな朔にまた走ってもらいたい気持ちや、割