超わかりやすい、流れでわかる通史、「一気読み世界史」の特徴!
1.電車の広告でみて、即衝動買い!
実はさ、電車の広告で、「即重版決定、7時間で一気読み世界史!」みたいな広告見て、目が釘付けになってさー。
Poly Dolphinほどの世界史好きなら、まあ、目が釘付けになるわな。
それで、著者が、あの「哲学と宗教全史」の著者の、出口治明さんだっていうじゃない!
出口治明さんといえば、ライフネット生命の創業者で、今は某大学のトップになってて、本を1万冊も読んだ「知の巨人」ということで、超有名じゃん・・・。
もう超欲しくなって、すぐさま、ネットでKindle版をポチったよ・・・(笑)。
うわ!超、衝動買いだな(苦笑)
2.ハッピーな未来がやって来る!
この本を読むと、どんなハッピーな未来が来るの?
世界史ってさ、いわば、世界がいかにしてできたか、ってことじゃん。
うん。それで?
つまり、今の世界がどうやってできたかがわかれば、今の世界を根本から理解することができて、自由を手に入れる学問=リベラルアーツがゲットできて、ウハウハに・・・。
まあ、そんな、ハッピーな未来が来るんだね?
そうだね。
3.この本は、読む人を選ぶ
この本は、実は、読む人を選ぶ本なんだ。それがマイナス面といっていい。だから、Amazon評価も、若干思ったより低めだ。4点ちょいぐらいかな。
読む人を選ぶってどういう人が読むべき本なの?
ある程度、世界史を一通り学んだ人で、世界史の通史の知識が、忘れてるなりに、なんとなく、モヤモヤしてる人、かな。
なんじゃそりゃ?
要するに、むかし学校で世界史の授業を、一通り受けたけれども、なんとなく、流れで理解できていない人、とも言えるかな?
まあ、そっちの説明のほうが、具体的でわかりやすいな。
だいたい、Amazonの批判レビューを見てみると、難しすぎるって人と、簡単すぎるって人に、分かれるかなぁ・・・。
難しすぎるって人は?
世界史用語が沢山出てくるので、わからない、と。
簡単すぎるって人は?
この本に載っている内容ぐらい頭に入っている。もう少し突っ込んで書いてほしかった、みたいな・・・。
ふーん、で、Poly Dolphinさんは、どちらでもなく、丁度良かったと?
そうだね。
4.この本の特徴は、例えば・・・
この本の特徴の一つが、流れでわかるということだね。
例えば?
例えば、そうだなぁ、温暖化や、寒冷化などの、気候変動とからめて書いてあるよ。
具体的には?
例えば、12世紀に十字軍が派遣されたよね?なぜ12世紀かわかる?
わからん。
それは、12世紀のヨーロッパは温暖化がすごかった。だから、子供がたくさん生まれたと。
そうすると、土地を継げない、次男坊や、三男坊とかが、でてくるわな?
そうだ。だから、そういう人に、十字軍に参加すれば、土地がゲットできるぞ、と言えばどうなる?
いっちょ、行ってみるか!?、ってなるわな。
あとの特徴としては、「哲学と宗教全史」は、割りと、硬派な文体の本だった。だけど、この本は、今どきの言葉で書いてある。例えば、今、首都圏でも、関西弁を使うのが流行ってるよね?
関西弁で書いてあるの?
全部ではないけどね。要所要所に、関西弁使っているのが、今風だと。出口治明さんは、流行り言葉で本を書くなんて芸当もできるんだな!?、と。
5.学校で苦手だった人にこそ、読んでもらいたい
しかし、たった7時間で、流れで、5千年の人類の歴史が読める、なんて夢のようだね。
でしょー?学び直しには、すごく最適な本なんだ。
ふむー。
自由を得られる学問=リベラルアーツもゲットできて、この世界がどのように成り立っているかを理解できるんだよ。世界を根本から理解できるんだ。もう、ウハウハだぜ?
欲しくなってきたなー。オレも、学校で世界史やったし・・・。
学校で苦手だった人にこそ、読んでほしい本なんだよね。
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