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飛行機に乗り遅れそうになった
新幹線、中国の高鉄に乗り、座席に座り、高鉄の座席がフリーになっていると、Xにポストしようと思った。
その時、そうだ、飛行機のオンラインたチェックインもしようと、アプリを立ち上げた。
(ヘッダーの画像です)
そこに見えた時間が17:55 。今、16:06だ、しかも深圳北駅を出た所。香港にはいない。
いやだ何これ、なんの冗談。私の飛行機って19時ではなかったの? いや、日本に着くのは22:50
レイナアブソルータ(第6章)
戴冠式前夜
「おめでとうございます。クラウディナ様。お目覚めでいらっしゃいますか?」
とクロエの声がする。
天蓋の帳が開けられる。寝台にはアヴドゥルもいた。
昨日、いや日付が変わってすぐだった、部屋に、当たり前のように、私の寝台に入ってきたのだ。
私は明日の戴冠式を前に緊張感から眠れず、まんじりとしていた。その時だ、荒々しく部屋に入り、私の褥に何の憂いもなく入ってきた。昨日の不寝番の
レイナアブソルータ(第2章)
邂逅
出会いは偶然に
彼との出会いは本当に偶然だった。
その日、私は護衛に、腕に覚えのある文官で従兄のエマヌエルと、騎士の乳兄弟のヒメノと、いつものように城を抜け出してきた。 バザールが隣街にと言っても、国境を越えるんだけどね。来ていると。だから、もう城で、じっとしていられなくなった。
なので、幼馴染の彼ら達と一緒に、朝早くにこっそりと城を抜け出し、早目のお昼を取ろうと、馬を駆け、