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シノハラ

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#指示

片付けろ、宿題しろ、寝る準備しろ、は抽象的すぎる

子どもに「お片付けしなさい!」「宿題しなさい!」「寝る準備しなさい!」と注意して、子どもがなかなか動かないことにイライラする親御さんも多いと思う。あまりに動かないから「うちの子どもは怠け者」とレッテルを貼ってしまうことも。
でも実は、片付け、宿題、寝る準備などの言葉が抽象的過ぎ。

片付け、と言っても、何をどうすることなのかピンと来ない。宿題、と言っても、抽象的過ぎて響かない。寝る準備、と言われて

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期待する「信じる」から、任せる・委ねる「信じる」へ

私の名前は「信」だが、これまでも「特に信じているものはない」と述べてきた。「信じる」は、例えば「信じていたのに裏切られた」というフレーズに現れているように、「私の期待通りに動かなければ許さない」という意味になることがあるからだ。

こうした「信じる」は、ほぼほぼ「期待する」という言葉に置き換え可能。そして「期待」されると人間は気が重くなる。期待とは裏腹の行動を取りたくなる。アマノジャクになる。「期

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