大体フィクション

毎日、何かしらの文章を投稿しています。

大体フィクション

毎日、何かしらの文章を投稿しています。

最近の記事

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の軽い感想

アマゾンプライムで視聴したゲ謎の感想を書く。 鬼太郎や目玉の親父は一切出てこないかと思ったら、ちゃんと出番はあった。ちょっとだけ映る猫姉さん(猫娘)可愛い。 作中で妖怪はあっさりと出てくる、観客も『ゲゲゲ』が妖怪ものであることは当然知っているという前提の演出だ。海外のアニメ好きが見たら唐突に感じるのかな。 妖怪ものではあるが、恐怖をあおるようなホラー演出(ジャンプスケアなど)は無かった。見せ方としてはゴシックホラーとかに近い? ゲゲ郎のビジュアルが胡散臭くて良い。アニメを見

    • 理由もなく体がだるい日

      体がだるい。こういう時は何かに理由を求めてしまうのが心情だ。 水分を取れていない?栄養が足りてない?気圧の変化?運動不足?自分でも気が付いてないタイプのストレスが原因? とにかく正解探しを脳が勝手に初めてしまうが、たいていの場合そんなものはない、理由はもっと複合的なものだ。こんな日は、特に何もできずダラダラと過ごしてしまうのが定番だけど、あえてだるさに反抗してみようかな。 ってコラー!! noteに毎日投稿してる身で、体調の話をしだしたら終わりだぞ!!たまにそういう人いるけ

      • 初めての明晰夢

        『ご冗談でしょう、ファインマンさん』という本がある。この本は天才物理学者リチャード・P・ファインマンの人生を書いた内容で、天才のエピソードが好きな私にとってそれだけで興味を引く内容なのだが、買った理由はそこだけではない。 この本を買ったのは数年前になる、その頃の私は明晰夢、俗にいう幽体離脱や体外離脱というものについて調べるのにハマっていた。連日にわたって調べていると、どうやらこの本のなかで、ファインマンが明晰夢を試みるくだりがあるらしいというのを知り、買った次第なのである。上

        • 話題の映画にハマれなかった時の悔しさ

          『サイコ・ゴアマン』という映画がある。2021年に公開されたコメディSFなのだが、私はこれにハマれなかった。上映当時、漫画『チェンソーマン』の作者である藤本タツキ氏が評価しているのを見て、興味がポッと湧いていたのだけれど、残念なことにサブスクで視聴しても、あまりピンとこなかった。もしかしたら映画館で見たら印象が変わるかもしれないが、それはたらればの話でしかないので捨て置きます。 この、話題になった映画を見た時に、自分が作品にハマれなかった時になんとも悲しい気持ちになってしまう

        『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の軽い感想

          [日記]ゴッホとエスパー魔美 そしてサーフィン

          冷蔵庫の中から卵のパックを取り出して、テーブルに置いて、テープを外してパックを開けて、また冷蔵庫の中に卵パックを戻すとき。卵を落としたり割らないように、ほんの少しだけ、緊張する。 映画『ゴッホ:天才の絵筆』を見た。 ゴッホ本人に扮するナレーションによって、画家ゴッホの人生を39分という短い上映時間で描いている。全体的なトーンが統一されており、上映時間は短いが決してせわしないわけではなく、ゆったりとした雰囲気を最初から最後まで維持している。無駄のない映画。 エスパー魔美のア

          [日記]ゴッホとエスパー魔美 そしてサーフィン

          【風の歌を聴け】を読んだ感想

          村上春樹による小説『風の歌を聴け』を読んだ感想を勢いで書いてます。 以下、読みづらいのでご容赦ください。 書き出しが思い切ったものになっており、舐められない為の工夫を感じる。 自分に酔ってるナルシストというよりは、小説家として駆け出しの自分が周囲から舐められないためにペルソナを被っているような感じ。 音楽を聴いている描写があるが、そこで流れるのはビーチボーイズやマーヴィンゲイなどの、少しずらしたメジャーミュージシャンだ。決してマイナーではないけれども、ど真ん中のメジャータイ

          【風の歌を聴け】を読んだ感想

          日記[書評を知る日。]

          桜庭一樹 著『小説という毒を浴びる』を読んでいる。 この本は作家である桜庭一樹による書評をまとめた本なのだが、私はこれまでネット上での本や映画のレビューというのは見たことがあったけど、プロの文字書きによる書評と言うのを読んだことが今までなかった。 別に書評家を目指しているわけではないが、私は子供のころ、桜庭一樹によるライトノベル作品『GOSICK -ゴシック-』を読んだことがあり、アニメ版は最終話までしっかりと見た。 当時、録画機器も無かったので深夜に放送されるGOSICK

          日記[書評を知る日。]

          日記20240731

          今日は昼に外出したけれど、やっぱり暑い。ただ歩いてるだけなのに、今までの人生でもめったにかかない量の汗をかいた。東京って、道が酷く臭う。下水と植物と人間の匂いが混ざり合っているのか、形容できない臭いが鼻を突いてくる。 カードショップにいるオタクは臭いという話があるあるとして何度も語られがちだが、東京の道はどこもめちゃくちゃ臭いんだから、カードショップがどうこうとか気にならんだろ。地方都市だとまた違うだろうけど。 (ちなみに私は上記のあるあるが苦手だ、普通に差別的なニュアンス

          日記20240730

          今日は原神で層岩巨淵周辺をひたすら探索していた、このゲームは人間の可処分時間をとことん使わせてくる。 ゼンゼロも始めたけど、時間の使い方が下手過ぎて放置しちゃってる。ソシャゲ掛け持ちしてる人ってどうしてるんすかね? ゲームばかりやっていると、記事が書けない。でもゲームは娯楽としてあまりにも、楽しすぎる。 このジレンマは解消できないのだろうな。ゲームライターにでもならない限り。 私はオモコロが好きなのだが、ウェブライターの人たちがなぜ、変わったイベントによく足を運んだり、本

          先日、三島由紀夫の小説を読み、その勢いでドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』を見た。常にピリついた空気かと思いきや、冗談を飛ばしたり、和やかな雰囲気の場面もあって意外だった。

          先日、三島由紀夫の小説を読み、その勢いでドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』を見た。常にピリついた空気かと思いきや、冗談を飛ばしたり、和やかな雰囲気の場面もあって意外だった。

          日記、読んだ本の感想とか。

          『夜は短し歩けよ乙女』を読んだ。面白かったので同作者の別作品も読みたい。四畳半神話大系と有頂天家族はアニメ版を見たことあるけど、ほとんど覚えてないのでまた見たい。 三島由紀夫 著『潮騒』を読んだ。文豪による作品ということで、読みづらそうな印象があったが、太宰治や芥川龍之介による作品とは年代が大きく違うので比較的読みやすかった。情景描写が異様に多いので、作者はビジュアルイメージを文章に書き起こすタイプだったのかもしれない。 最近Audibleで『未完の天才 南方熊楠』という

          日記、読んだ本の感想とか。

          面白いってなんなんだ

          お金の発生しない楽しい趣味なんだから、noteには面白いことを書きたい。面白いことってなんだ?飽きないこと、予測不能なこと、予測できるけど面白いこと。予測できるけど面白いことってなんだ?自分だけが分かりそうな予測が当たったと感じた時とか?クイズに正解したみたいな嬉しさ?それって面白さか?わからん。逆に面白くないことをはっきりさせれば面白さのヒントになるかも。面白くないこと……、ダジャレを言うオヤジとか。でもオヤジがどんなときでもずっとダジャレを言ってたら笑ってしまうかもしれな

          面白いってなんなんだ

          サプライズニンジャ理論に負けない話を考える

          サプライズニンジャ理論、それは突然ニンジャが出てきて大暴れしたとして、本来のシナリオよりもニンジャが暴れる方が面白いならまだ脚本に改善に余地ありだとする説だ。今回はニンジャが出てきても負けないシナリオを考えていく。 お坊さんがお経を読んでいる、部屋には親戚一同と、亡くなった血縁者がある。しんみりとした空気のなか突然ふすまを開く者が…… ニンジャ「どりゃりゃりゃりゃwwwwww」 突如現れたニンジャは奇声をあげながら大暴れした、ふすまは穴だらけになり、坊さんの頭をボウリングの

          サプライズニンジャ理論に負けない話を考える

          APEXをやっていて思うこと

          全員野良で、一人で敵地に突っ込む人の気持ちがわからない。どのランク帯でもいるけど。 敵部隊にスキャンするキャラがいないのに、こちらの居場所を正確に把握しているやつがいる、もしかして……やってます? ホライゾン使ってる人は大体性格ヤバい。あとパス。(偏見) 遠くの敵と1分以上撃ちあってる時、勝手ながら誰か速く突っ込んでダウン取ってくれないかなと思う。大抵漁夫が来て終わるから。 カジュアルは敵も味方も即抜けしてつまらないからほとんどやらない。 味方にダブハン爪痕バッシ持ちが来ると

          APEXをやっていて思うこと

          ビューティフルドリーマーと、感想の話

          【うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー】を最近やっと見た。 私がこの映画を知ったきっかけは、映画やアニメに詳しい人たちが時折、名作映画のひとつとして、このタイトルを話題に上げていたからなのだが。なかなか見るタイミングが無かった。 そんな中、リメイク版のアニメが放送されたりして、うる星やつらをある程度知れた状態で、ビューティフルドリーマーを見るに至ったわけである。 率直な感想としては、「面白かった」なのであるが、果たして前情報が一切ない状態でこの映画を見て、私はこの映画を

          ビューティフルドリーマーと、感想の話

          AKIRAの原作漫画って良いよね~

          アニメ映画版が語られることの多いAKIRAだが、原作漫画も良いんだよ、という話をしたい。 意外と場当たり的なシナリオ。 休載を挟みながら長い期間かけて完結した漫画だが、展開に関しては割とライブ感のあるものが多く、文章ではなく映像のイメージを膨らませて描いていたのかな、などと思う。そのきっちりしてなさが、結果的にAKIRAという作品の面白さに繋がっている気がする。絵がきっちりしてて話もきっちりしてると、きっと窮屈になるから。 一巻にちょこっと出ていた金田の恋人はあのあとどうな

          AKIRAの原作漫画って良いよね~