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【夏の北海道】ニッカウヰスキー蒸留所へ寄り道〜私と燻製の思い出〜


それでは行ってみましょう〜寄り道編〜




積丹でウニ丼と海とソフトクリームで満たされつつ
もう少し寄り道をしながら帰ろう

帰り道ということで
まずは
余市方面へ向かった時に必ず立ち寄るお店へ

燻製の美味しいお店で自分へのお土産を購入

余市町にある
『燻製屋 南保留太郎商店』さん



正しい読み方はナンポトメタロウ商店
※お店の写真は撮っていないのでありません

昭和23年創業ととても歴史のあるお店
保存料•着色料を一切使用せず
伝統の冷燻製法で手間暇かけて作られている

海の幸の燻製はもちろん
野菜やナッツ、お豆腐などの燻製も揃っている
そして
ネット販売もしている事をたった今知った

こちらのお店にはだいぶ昔からお世話になっております
商品販売だけでなく
『燻製茶房 煙薫廊』
↑正しい読み方はケムカロウ
という燻製レストランも併設されている

いつもなら『ヘラガニ燻製』を購入するが
この日は帰宅してからのちょっとしたおつまみがほしかったので
燻たまとホタテの燻製をレジへ持って行く


わたしと燻製のおもひで

むか〜しむかし
私が小学生の頃
父が燻製にハマり
自宅前の庭に本格的な燻製小屋を作った

それは映画『スタンド•バイ•ミー』に出てきそうな
秘密基地の様な燻製小屋

もちろんこちら↑は参考画像になります


燻製小屋なので、私は中に入る事は出来なかったけれど
妙にその手作りの小屋が好きだった
父が作る燻製はもっぱら魚の燻製
温燻法でじっくり燻していたようで
小屋から漂ってくる燻製ならではの香りも好きだった
私といえば小さい頃から味見係だったので
試作を良く食べさせられていた

父は料理が大好きで昔から時々キッチンに立っていた
母が普通の家庭料理なら
父はこだわりレストランの料理
を作るという感じ

豚骨ラーメンは豚骨を煮るところからスタート
蕎麦にハマった時期は蕎麦打ちセットを買い
週末になると蕎麦蕎麦蕎麦の蕎麦パーティー
しめ鯖だって簡単に作るし
もちろんお寿司も握る
茶碗蒸しだって出汁からとってふっくら作る
牛肉のスペアリブや煮込みハンバーグも絶品

そう考えたら自分は昔から
料理が得意な父と母、二人の味を食べて育ってきたサラブレッドなのかもしれない🤣
いやはや感謝です

ただ、そんなこだわり父さんのカレー作りを
昔一度だけ手伝った事がある
こだわり父さんのカレーはとにかく具材を炒める時間が長い
あの時は腕がもげるかと思った
『もげる』とは方言ですね  
正しくは『ねじれる』です

カレー作りであんなに長い時間具材を炒めたのは多分あれが私の人生のなかで最初で最後だと思います


話は戻り

好き嫌いは別れるだろうが
私はあの燻製の香りが小さい頃から大好きだ
そんな思い出もあり
今でも『燻製』の文字を見ると
ついつい食べてみたくなってしまう

ちなみに
燻たまとホタテ燻製はこんな感じ↓
と気取って写真を載せるつもりが
またまた食いしん坊なわたしはホタテ燻製の開封後の写真を撮る事なくパクッといただいてしまった

安定の美味しさ
もっと買えば良かったと少し後悔


燻たまをいただく

いぃ〜感じに燻されている


このままかぶりつきたいが
切ってみよう



一つが黄身の周りが少し変色してたので調べてみたところ問題なく食べれるということでご安心を

しっかりとした塩味で
燻製ならではのいい香り
結構味が濃い目なのでお酒のおつまみにもピッタリ

美味しゅうございました




燻製ストーリーに脱線したので戻りましょ〜


久しぶりに大好きな燻製もゲットでき満足し
次なる場所へ

次に寄り道した場所はオットさんのお目当て

『ニッカウヰスキー余市蒸留所』


↑ニッカウイスキーを象徴するステンドグラス


こちらを訪れるのは数年ぶり
近くの駐車場に車を停めて
いざ
やる気満々で正門の前に到着

ん??
なんだか嫌な予感

むむむ

蒸留所の見学が完全予約制になっているーーー


係員の叔父様が予約無しでも見学できるミュージアムと売店がある場所までの道のりを案内してくださった

天気も良かったので歩いて移動

すぐそこだと思っていたが
意外と長い道のりを歩く事になった  
改めてゆっくり余市の町中を歩いたのは初めてだった
そして、その日はもの凄く暑かった
娘と少しばかりブーブー言いながら

なんとか到着

予約していなかったからこそ出会えた
こちらの門


大きな門をくぐり抜け

売店前にあった単式蒸留器


まずは売店へ

売店でご機嫌になっているオットさん
娘はちゃっかり可愛らしい雪だるまのストラップを見つけ自分のお土産に購入


ちゃんと可愛いのを見つけるあたりが可愛い


娘が売店に飽きたので、一緒に店内をフラフラしていると『スタンプラリー』を発見


スタンプを押す前


カードにただスタンプをペッタンして終わりでは無い

スタンプコーナーが敷地内に4箇所あり
このカードにスタンプをどんどん重ねていくことができる
スタンプを重ねていくと
最後には4種類のスタンプが折り重なり素敵な景色が出来上がる

行ける方は実際に行ってスタンプしてみてください
あえて出来上がった景色は載せません


え?載せないんかーい

気になって仕方がないという方のために

娘の部屋の壁に飾ったカードを
少し披露


安心してください
あなたの視力は正常です


娘と一緒にスタンプラリーでこんなにワクワクしたのは初めてだった



オットさんが数種類のウイスキーを購入し
さっきより上機嫌になったところで
ミュージアムへ行ってみる

ラベンダーも咲き始めていました


ミュージアム外観


ミュージアム入口


中へ入ると
ウイスキー作りの時間の流れを
ブレンダーに焦点を当て紹介するコーナーなどがある

ミュージアム内のほんの一部↓

作られた年代順に並ぶ
ニッカウイスキーの歴史


ニッカウイスキーの創業者であり
日本の本格ウイスキー作りに人生をかけた
『竹鶴政孝』の生い立ちや
ニッカウイスキー創業のストーリーを紹介する
パネルなどの展示がある


ミュージアム内を進んでいくと
キラキラと輝くテイスティング・バーもある
ウイスキーの試飲にそそられたが
雰囲気だけ堪能させていただいた


私も、最近はニッカウイスキーをレモン炭酸で割ったハイボールがお気に入り

ウイスキー作りの奥深さを知ると
より一層美味しく感じる

無料のミュージアムでも十分ウイスキーの歴史に触れることができ
これはこれで満足だった



寄り道は完全に大人だけが楽しい時間となってしまったが
まぁたまにはそれも良し

一歳半の息子はどうだったかはわからないが
家族全員楽しめたウニ丼ツアーになった



そろそろ我が家が恋しくなってきたので
帰りも高速道路にお世話になりサクッと帰宅
帰るとなると早いのも我が家の特徴

家に到着したのは夕方

いつもなら
これだけ朝から遊び回っていたら
夜ご飯は『素麺でいい?』
もしくは
近くの焼き鳥屋さんで『テイクアウトしよー』ってなるはずなのに

この日の私は凄かった

どうした事か
テイクアウトにも頼らず短時間で
•鳥の唐揚げ(もちろん生姜もニンニクもすりおろして)
•鰯の甘露煮(もちろん前日に買ってた鰯をさばくところから)
•マカロニサラダ(もちろんピーマン玉ねぎ人参にハムもたっぷりで)
•切り干し大根(もちろんいたって普通な作り方で)
を作りあげた


マカロニサラダは
飛田和緒さんのこの本に載っているマカロニサラダのレシピがお気に入りです↓

マカロニサラダ以外にも
素敵なレシピが満載


きゅうりではなくピーマンを入れる事で
びちゃっとせず、冷蔵保存で日持ちは約3日という
素晴らしい常備菜です


話は戻り
海からもらったパワーでいつも以上にご飯の支度が捗った
自分で自分を褒め称えた(パチパチパチ)


夜ご飯は、ニッカウイスキーで作ったハイボールと唐揚げの『ハイカラ』で乾杯
朝からフル活動だったので
さすがにこの日は燻製をおつまみにして夜更かしする事はできず子供達と一緒に寝てしまった

ちなみに
我が家の唐揚げの作り方とまではいきませんが
参考程度に載せときます↓



最後に
『ニッカウヰスキー余市蒸留所』を訪れる際は
事前に予約することをオススメします


ここまでお付き合いありがとうございました🫶



寄り道する前に積丹を訪れています🚗

ありがたい事に
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良かったら行ってみてください🏝️



ついでにもこちらも↓
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もひとつ
こちらにも『#おでかけ記事まとめ』にピックアップされてます



去年の暮れに日記がわりにフワッと始めたnote
気ままに続けること半年
最近では私の習慣の一つになりつつあります

気まぐれな性格なので
正直いつまで続けるか
続けられるかわかりませんが
これからも『わたしの色』を出しつつ
楽しくnoteを続けていけたらいいなぁと思っております

最後の方はなんだか宣伝じみた感じになってしまいましたが
これからもよろしくお願いします

そして皆さま
いつもありがとうございます



ではでは
長旅お疲れ様でした



明日も良い一日になりますように🕊️





追記

こちらも『#フードエッセイ記事まとめ』に追加されました✏︎


【夏の北海道】ニッカウヰスキー蒸留所へ寄り道〜私と燻製の思い出〜

が『国内旅行記事まとめ』と『フードエッセイ記事まとめ』にピックアップされました↓


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