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歌詞のあれこれ350 皮肉話し

彼は 皮肉を言って
誰かを罵る
ボクは それに同調して
笑っているフリ

それだけで 爽快
それだけしか できない

醜い人生 見えにくい将来
見栄えない 会話

彼は皮肉だけは一丁前
だけど 何かに率先的じゃない
むしろ 誰かに隠れて
SNSで 悪口を書きまくる

誰かが失態すれば それを批判
誰かが脚光を浴びれば それを非難

なんという 反射的な 反応
自分自身という核を持っていない

彼は 皮肉を言って
満足気味
ボクは それを聞いて
ケラケラ笑うふり

それだけで 爽快なのは
彼だけ だけど まぁいいか?

他人の批判には絶好調
自分の批判には絶不調

彼はガラスのハート持ち
ずるい限りのガード主義

ひとまず 何も考えない
ひたすら 何かを馬鹿にする

自分自身というコントロールを
見失っているのは いうまでもない

彼は 皮肉で 大満足
ボクは ひたすら 聞き手の番

こうして 1日が終わり
また 戯言を聞かされる

無駄な循環 無意味な行動
だけど 付き合う 関係性

どっちがくだらないのか
わからなくなってきた

どっちもくだらないのは
知っているんだけど?

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