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歌詞のあれこれ496 ないよなんも

人間なんて 何もない
ただ 何にもない
だから 何かにしがみつく
栄光とか栄誉とか
がむしゃらの域を超えて
こびりつくまで 同化する

自分はどうだろう?
どうせ 媚を売るように
生きるのが目に見えてる

とんだ ジンセイタン

誰かを批判して
自分自身はノーダメージなさま
なんて無様な格好

誰かを批判して
自分自身はノーリターンがオチ
なんて不恰好な姿

何もないのが 人間のさま
何かあっても 必要価値がない
何にもないのが 人間さま
何かあっても 計上価値がない

いつもあるのは ニマニマ感
いつでもあるのが ニタニタ感
そして なくならないのが ニチャニチャ感

なんで そうなるのかは 
誰も知らないような 秘密ごと

知っていたら 人間 終わるよ

あったとしても
なかったのが 当たり前

友情なんて 一つのヒビで
信頼なんて 日々のいざこざで
友人なんて 疎通したら終わる
心情なんて 粗相が溢れ出て死ぬ

とんだ ジンセイゲキ

とんでもないほどの 乾いたジンセイ

自分もそうなるよ
そしたら どうなるんだろう?
わからないのが 運命だよね?

何もないのが 人間のさま
何かあっても 必須なのは何?
何にもないのが 人間さま
何かあっても 軽視するのがザマァ?

誰かを皮肉って
自分は皮肉らない

誰かを馬鹿にして
自分を偉いと自称する

こんな人間なんて いらないよね
こんな自分になったら 必要ないよね

なんでか 心が痛い
なんでかな 傷口をえぐる

そんな人間なんだと 自覚するしかない
なんて なんて
下にいるような やつなんだ 自分って

希望より絶望より 生きてる感が
今は 欲しいかな?

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