仕事はゼロにしなけばいい
ある本に、そう書かれていました。
本の主旨は、女性は若いうちに妊娠・出産・育児をして…というようなものでした。賛否両論あると思うので、本のタイトルはあえて伏せます。
私の場合は、20代後半までは仕事をして、そのキャリアがアラフォーに至る今でも、子育てしながらなんとかやっていける基盤になっています。
この本はもっと早婚をすすめている感じなので、そのへんは私には当てはまらないです。
ただ、ドンピシャ当てはまる人もいるのです。それが、このnoteで紹介した恩師の人生です。
先生がお若かった頃は、近隣の年長者が寄ってたかって若者の身を固めさせた(すなわち結婚させた)時代でした。ある意味、古き良き時代です。
先生も、大学を出てすぐに結婚。3人の坊やを育てながら、ご自宅で近所のお子さんに、勉強を教えておられました。
でも、それを旦那さまが快く思わないのです。実際、妻が働くと「甲斐性なし」と言われた時代で、「俺の稼ぎに文句あんのか」と。
先生は、教えている子がトイレに行くとき、旦那さまに見つからないよう、その子をスカートで隠しながら連れて行ったとおっしゃいます。
先生がお知り合いから高校の非常勤の話をいただいた時、旦那さまに泣いて頼んで許可をもらい、晴れて教員デビュー。それが40歳の時でした。
Life begins at forty!
先生は、自信たっぷりにそうおっしゃいます。
人生は40歳から始まる!…このフレーズを励みに、先生は勤務校の門をくぐったと。
ちなみに、私も今年で40歳です。
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