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わかった気にならない
ご縁ありここ3年ほど、デザイナーの藤田泰実さんと共にSABOTENSで、東北芸術工科大学という美大の、新一年生向けの講義を担当させていただいている。今年も、桜で彩られた春の山形へ行ってきた。
表現やデザインといった技術面というよりは、その手前部分。これからデザインを学ぶ一年生向けの、発見や観察を促す授業だ。
今回は全2回の講義で、校舎の裏手にある丘へ出向き、そこで各自採集した落ち葉や枝、小石など
ドクダミにあやかりたい
4月。今年も自宅の庭のドクダミが本気を出してきた。毎年この時期になると、ムクムクと、湯が沸騰するかの如くドクダミが湧き上がってくる。
あまりの旺盛っぷりに見かねて、昨秋に知り合いの工務店さんにお願いして庭の一部に石を敷いてもらった。これで少しは落ち着くかと思いきや、土の下ではドクダミ勢が今か今かと息を潜めていたらしい。敷石を侵食せんばかりの勢いで、土という土が、ドクダミたちに覆われている。
やっか
#はみだせ緑
少し前の話になるが、昨年11月に「はみだせ!街の緑たち」というトークイベントを行った。園芸や雑草など関係なく、街のちょっとした隙間にはみだす緑の風景を楽しもう、という趣旨のイベント。http://jimbocho.net/536
イベント用に「#はみだせ緑」というハッシュタグを作って、SNSで各地のはみだす緑の写真を集めたところ、予想以上に盛り上がった。
育ちまくったサボテンとか、見事に紅葉した
家から最寄駅までの植物観察
遅ればせながら年賀状作成。
郵便ポストまでの道すがら、今年やってみたかったことの一つ「家から最寄駅までの道に生えている植物を観察する」をやってみた。出来るだけ同定にもトライしてみたい。
すっぴんにボサボサの髪で、手には年賀状を握りしめているが、心の中はやる気満々だ。
いざ。
まずは家の前に生えていたこいつら。
うーむ、のっけからわからぬ。毛がふさふさしている方はオオアレチノギク、紫の茎の方は
「自然って、たくましい♪」の向こう側
先日台湾へ行った。
台北の路地をぶらぶらと歩いていた時、とんでもない木の根っこに出くわした。
車道沿いの小さな緑地に木が植栽されているのだが、根っこが緑地全体に浮き出し、さらに敷地の端っこから流れ出して、アスファルトの下に潜り込んでいた。
はみ出た根っこの上には、ところどころ赤いペンキが塗られていた。
根っこが血飛沫をあげながらアスファルトにめり込むみたいで、どきっとする。
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