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記事一覧
#はみだせ緑
少し前の話になるが、昨年11月に「はみだせ!街の緑たち」というトークイベントを行った。園芸や雑草など関係なく、街のちょっとした隙間にはみだす緑の風景を楽しもう、という趣旨のイベント。http://jimbocho.net/536
イベント用に「#はみだせ緑」というハッシュタグを作って、SNSで各地のはみだす緑の写真を集めたところ、予想以上に盛り上がった。
育ちまくったサボテンとか、見事に紅葉した
家から最寄駅までの植物観察
遅ればせながら年賀状作成。
郵便ポストまでの道すがら、今年やってみたかったことの一つ「家から最寄駅までの道に生えている植物を観察する」をやってみた。出来るだけ同定にもトライしてみたい。
すっぴんにボサボサの髪で、手には年賀状を握りしめているが、心の中はやる気満々だ。
いざ。
まずは家の前に生えていたこいつら。
うーむ、のっけからわからぬ。毛がふさふさしている方はオオアレチノギク、紫の茎の方は
「自然って、たくましい♪」の向こう側
先日台湾へ行った。
台北の路地をぶらぶらと歩いていた時、とんでもない木の根っこに出くわした。
車道沿いの小さな緑地に木が植栽されているのだが、根っこが緑地全体に浮き出し、さらに敷地の端っこから流れ出して、アスファルトの下に潜り込んでいた。
はみ出た根っこの上には、ところどころ赤いペンキが塗られていた。
根っこが血飛沫をあげながらアスファルトにめり込むみたいで、どきっとする。
インスタにコメ
酒屋のおじちゃんの園芸事情
このnoteで2016年の記事に、酒屋さんの植木鉢を定点観測していた記録が残っている。
以前住んでいた家の近くにあった酒屋さんだったのだが、お酒だけじゃなく、お菓子や野菜、ちょっとした食料品や日用品を売っているよろづ屋のような感じで、夜遅くまで空いていたので、わりかしよく立ち寄っていた。
ある日、窓際に置かれていたクワズイモの植木鉢の根元に、突然じゃがいもとサツマイモが置かれていた。
「え?
路上で営まれ、育まれる園芸
高校時代まで福岡で過ごし、北海道で大学生活を送った。
上京して下町の路地を歩いた時、軒先に所狭しと並ぶ植木鉢に圧倒された。
生まれ育った福岡や、学生時代を過ごした北海道では、ここまで路地をめいっぱい使って園芸活動する光景は見かけた記憶がなかったのだ。
植木鉢は、設置場所を選ばないポータブルな庭とも言える。とりわけスペースに限りがある都市部では、様々な事情で「庭」が路上にはみ出す。
建物の軒先や
意識・無意識のはざま
街中にあるものを、「意識されたもの」「無意識に存在するもの」という観点で観察してみる。
建物、信号機、ガードレールなどは、法律等に則り、あらかじめ計画・意図され、意識され設置されるものだ。
また、個人邸の軒先にある植木鉢や、「チラシお断り」といった貼り紙は、住人が意図して設置したものだけれど、あくまで私的な行為として設置されるもの。
ひとくちに計画して設置されたものといっても、公共的な意味合いが強