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路上園芸

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記事一覧

#はみだせ緑

#はみだせ緑

少し前の話になるが、昨年11月に「はみだせ!街の緑たち」というトークイベントを行った。園芸や雑草など関係なく、街のちょっとした隙間にはみだす緑の風景を楽しもう、という趣旨のイベント。http://jimbocho.net/536

イベント用に「#はみだせ緑」というハッシュタグを作って、SNSで各地のはみだす緑の写真を集めたところ、予想以上に盛り上がった。
育ちまくったサボテンとか、見事に紅葉した

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家から最寄駅までの植物観察

家から最寄駅までの植物観察

遅ればせながら年賀状作成。
郵便ポストまでの道すがら、今年やってみたかったことの一つ「家から最寄駅までの道に生えている植物を観察する」をやってみた。出来るだけ同定にもトライしてみたい。
すっぴんにボサボサの髪で、手には年賀状を握りしめているが、心の中はやる気満々だ。
いざ。

まずは家の前に生えていたこいつら。

うーむ、のっけからわからぬ。毛がふさふさしている方はオオアレチノギク、紫の茎の方は

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アロエ

アロエ

年が明けた。
年末年始、手帳を新調したり家族で集まったり初売りへ行ったりと、色々イベントの多い時期だが、私の予定に組み込まれているのは「アロエ」だ。
12月から1月頃にかけて、ダチョウの頭のような形の真っ赤な花をつけるアロエ。
路上でおなじみすぎる植物だけに普段はあまり意識されることもない存在だが、この時期になると急に異彩を放つのだ。

私がアロエをはじめて意識したのは10年ほど前だろうか。
当時

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来年やりたいこと

今年もきづけばあと一週間。
年始はここ数年、伊豆白浜にアロエを見に行っている。

この間、生えまくって咲きまくったアロエを見たばっかりだったのに。
早い。

今年は活動の幅が色々広がり、忙しくも楽しい一年だった。
台湾には展示やイベントで、4回行けた。
あんなに行きたい行きたいと身悶えていた台湾がこんなに身近な場所となり、嬉しい。
来年も4月に行けることになった。嬉しい。

今日は仕事が落ち着い

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「自然って、たくましい♪」の向こう側

「自然って、たくましい♪」の向こう側

先日台湾へ行った。
台北の路地をぶらぶらと歩いていた時、とんでもない木の根っこに出くわした。

車道沿いの小さな緑地に木が植栽されているのだが、根っこが緑地全体に浮き出し、さらに敷地の端っこから流れ出して、アスファルトの下に潜り込んでいた。

はみ出た根っこの上には、ところどころ赤いペンキが塗られていた。
根っこが血飛沫をあげながらアスファルトにめり込むみたいで、どきっとする。
インスタにコメ

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都市の隙間に緑

2月24日から3月3日にかけて、東京・谷根千を舞台に、都市を構成する小さな要素から「まち」を捉えるイベント「トークウィーク・まちがたり」が開催中だ。
その企画の一つである「都市の隙間に緑」というトークイベントに、ゲストとして出演させていただいた。

都市空間には、計画的に植栽された緑がある一方で、身近な場所に目を凝らすと、路地や道のちょっとした空間でも緑を目にすることができる。
路上のスキマに生

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酒屋のおじちゃんの園芸事情

酒屋のおじちゃんの園芸事情

このnoteで2016年の記事に、酒屋さんの植木鉢を定点観測していた記録が残っている。
以前住んでいた家の近くにあった酒屋さんだったのだが、お酒だけじゃなく、お菓子や野菜、ちょっとした食料品や日用品を売っているよろづ屋のような感じで、夜遅くまで空いていたので、わりかしよく立ち寄っていた。

ある日、窓際に置かれていたクワズイモの植木鉢の根元に、突然じゃがいもとサツマイモが置かれていた。
「え?

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散歩

散歩

路上観察というか、散歩したり、街を歩いて写真を撮ったり、特定の対象物を鑑賞するのが好きな人どうしで話していると、「こんど歩きましょう!」っていう言葉で締めくくることがある。
「こんど飲みましょう!」みたいな感覚で「こんど歩きましょう!」が合言葉になるのって、散歩好きならではなんだろうか。

広辞苑で「散歩」を引いてみると、「気晴らしや健康のために、ぶらぶら歩くこと。散策。」とある。

Wi

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台湾の路上園芸

台湾の路上園芸

街中の園芸に興味があって、という話をすると、これまで何人もの方から「台湾はすごいよ」というタレコミ情報をいただいた。
ここ数年、手帳や携帯のメモ帳に「台湾に行きたい」と、うわ言のように走り書きしては、台湾への思いを募らせてきたが、今年、ありがたいことに二度も訪れる機会があった。
結論から言うと、台湾は路上園芸天国だった。

今年訪れたのは台北。台湾の北部だが、気候は亜熱帯。何といっても植物の勢いが

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造園・園芸・雑草

造園・園芸・雑草

路上で見られる植物を出自で分けると、計画して植えられた植物、個人が育てている植物、勝手に生えた植物がある。
石川初さんは『思考としてのランドスケープ 地上学への誘い』(LIXIL出版)の中で、それらを「造園」「園芸」「雑草」と区分している。

造園=制度によって配置された公共物としての植物。材料として植えられる植物は、ある程度の条件や傾向がある。

園芸=そこに住む人が個人的に育てている植物。

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路上で営まれ、育まれる園芸

路上で営まれ、育まれる園芸

高校時代まで福岡で過ごし、北海道で大学生活を送った。
上京して下町の路地を歩いた時、軒先に所狭しと並ぶ植木鉢に圧倒された。

生まれ育った福岡や、学生時代を過ごした北海道では、ここまで路地をめいっぱい使って園芸活動する光景は見かけた記憶がなかったのだ。
植木鉢は、設置場所を選ばないポータブルな庭とも言える。とりわけスペースに限りがある都市部では、様々な事情で「庭」が路上にはみ出す。

建物の軒先や

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街中の野生

街中の野生

半年ほど前から、ひょんなきっかけで猫と暮らしはじめた。
これまで動物を世話した経験がほぼ皆無。植物も見るのは好きだけど、いざ育てようとするとことごとく枯らしてきた。
こんなズボラな自分に果たして猫など受け入れられるのだろうかと不安だったが、いざ一緒に暮らし始めると、「飼う」「世話する」というよりは、同じ空間でそれぞれ自由に生活している感じなので、ちょっと拍子抜けした。

猫の行動を目で追っていると

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意識・無意識のはざま

意識・無意識のはざま

街中にあるものを、「意識されたもの」「無意識に存在するもの」という観点で観察してみる。
建物、信号機、ガードレールなどは、法律等に則り、あらかじめ計画・意図され、意識され設置されるものだ。
また、個人邸の軒先にある植木鉢や、「チラシお断り」といった貼り紙は、住人が意図して設置したものだけれど、あくまで私的な行為として設置されるもの。
ひとくちに計画して設置されたものといっても、公共的な意味合いが強

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