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「誰かのために」を続けていけば

うおおおおお!! 

ケビンマスクは「キン肉マン」シリーズで三本の指に入る好きなキャラ。もうTシャツは家に山のようにあるので買うのを控えていますが、これは別です。

デスペラード選手、嬉しそう。長年愛好している作品とコラボしてグッズを商品化してもらえるのは、つまり尊敬するクリエイターから仕事を認めてもらえた証。誇らしいでしょうね。

考えてみたら、彼のボスである鈴木みのる選手も入場曲「風になれ」を学生時代から応援している中村あゆみさんに作ってもらったのです。

書店員として、あるいは物書きとしてこういう未来を引き寄せたいと思いました。たとえば青山ブックセンターの「夏のフェア」で選書するとか。著名な先人たちと共に「読書」に関する本も作りたい。

と同時に「目的化するのは違うよな」と己を戒めています。デスぺ選手もみのる選手もそんなことは気にせず、ただただ己の使命に打ち込んでいたはず。その一途な積み重ねが結果的に「神様のサイコロ」を発動させ、よもやの好機に繋がったのです。

失礼ながら、ふたりとも天性のスターではありません。背が高いわけではなく、アマチュアスポーツで輝かしい実績を残してもいない。万人が認めるイケメンとは呼び難いし(再び失礼)、身体能力が並外れているなんてこともない。デビューから間もない頃の彼らを知っていて、将来こうなると予測できた人はほとんどいなかったはず。

だからこそ可能性を見出せる。「やってやれないことはない」と奮い立つキッカケにできる。プロレスラーは「夢を売る商売」といわれています。実際リング上の試合だけではなく、人生行路自体でファンに希望を与えてくれる。少なくとも私にとって彼らはそういう存在です。

じゃあ自分は誰かのために何ができるか? 大事なのは先の夢よりも目の前の使命。その遂行を続けていくこと。デスぺ選手のおかげで原点をいま一度胸に刻みつけた次第です。

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