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Introverted-out「内向型を強みにする」①

 最近読んだ本の中で非常に興味深いものがあったので紹介したい。マーティ・O.レイニー『内向型を強みにする』という本だ。


 とその前に、まるで日頃から更新しているブロガーかのようにぬるっと始めたことについてはご容赦いただきたい。下記おおまかな理由である。
①自分の考えや所感を文章として昇華したくなったから
②形式ばった文章を書くのが好きだから(語り口が論文調なのはこれ)
③気分。

以上終わり。

 なお、この日記は基本的に書き直し、読み直しをしない事とする。なぜなら、それらを行うと一生外界に対してこのような日記を発信することができないからである。
文章を書くごとに、自分の文章力の稚拙さに嫌気が差し、しまいには筆を置いてしまう。現にこの「note」も一年以上前からアカウント登録をしており、書き連ねた凡作の下書きは両手で数えられないほどある。その結果、何一つ投稿しないまま先日一年記念バッジを獲得してしまった。
 
上記の理由から、この文章についても見返すことはしない。また、書いたものは(どんなに雑文でも)更新しようと思う。「一筆書き」といった形で、勢いで恥を乗り越えようというのがこの日記のコンセプトである。そのため、この日記の乱筆乱文については、多めに見ていただけると幸いである。

 さて、前置きが長くなってしまったが、今回は人々の「外向性」と「内向性」について話していきたい。


1.「外向性」「内向性」とは何か

「外向的」:興味や関心が自分の外部に向かうこと。
「内向的」:興味や関心が自分の内部に向かうこと。

「外向性」「内向性」とは個人の性格理論における主要な特性の軸となるものであり、もともと心理学において性格を分類する際に使われてきた用語である。
その中でも特に「外向性」は、人間の基本的な性格を構成する5つの要素の一つとして、アメリカの心理学者であるゴールドバーグ,L.R.が提唱した「ビッグ・ファイブ理論」などに用いられていることで知られている。(内向性ないのなんで???)

また、現代においても、一般的に『外向的』な人というと「社交的」「活発」「明るい」などがイメージされ、現代的な類型として「陽キャ」と形容される。
それに対し、『内向的』な人というとどうだろうか。「非社交的」「消極的」「暗い」など、『外向的』な人に比べて悪いイメージが多いように感じられる。それらは「陰キャ」と呼ばれ、褒め言葉と言えば「ミステリアス」「落ち着きがある」くらいのものだ。

しかしここから「外向性」「内向性」について語っていく上で重要なのは、これらのどちらであっても良し悪しはない、ということだ。「外向性」「内向性」の二つに分けるこの類型は、あくまで個人の性格の特性を理解するためのものであり、これにより人間の良し悪しが決まるわけではない。

2.なぜ現在の社会は「外向性優位」なのか

わたしたちは、内省とか孤独といったものに否定的な文化のなかで生きている。「その場に出ていくこと」「とにかく行動すること」が理想なのである。例えば、著書『幸福の追求』のなかで、社会心理学者デイヴィッド・マイヤース博士は、幸福にはつぎの三つの特性を持つことが重要だと述べている。すなわち、自負心、楽天主義、外向性だ。マイヤース博士は、外向的な人のほうがより幸福であることを証明する調査に基づき、この結論を導き出している。

また、とある研究のデータによると、世界の七五パーセントは外向型でできているという。アメリカは自らの考えを声にする市民を重視し、粗削りな個人主義のもとに成り立った。わたしたちは行動、スピード、競争、活力を重んじている。

これらのことから結論を出すのは容易い。つまり今の社会が「外向性優位」な仕組みである理由、それはこの世界の人々の大勢が外向的な人物であり、彼らによって社会が形作られているからである。この時、健全な成長の結果として当然生まれるものと見なされている「外向性」に対して、「内向性」は"異常"なものとして対置される。

3.まとめ

本書は、このような社会において、自分らしく生きていくための手助けをするものである。この本であなたは、基本的な三つの事柄を学べるだろう。すなわち、①自分が内向型なのかどうか、②内向的であることの長所や利点、③自分の貴重な天性を伸ばすためのさまざまな方法、である。

わたしはどこもおかしくない。ただ内向的なだけ

4.おまけ

気づいたら字数も2000字を突破せん勢いになっており、軽いレポートのようになってしまったため今回はひとまずここまでとする。次回は(モチベ等あれば)私の自己分析結果(ストレングス・ファインダー、MBTIなど)と本書との関連について書こうと思う。ここまで読んでくれた究極の聖人かつ暇人がもしいたのならば、最大級の感謝を送りたい。基本暇なので書いて欲しいやつなどあれば是非。本を買ってみたよって人、書いたくないけど内容教えてくれやって人は連絡ください。
↓内向性診断テスト(興味ある方は是非)


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