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水たまからこぼれるはなし
2600余字の原稿を書くため、浅学は浅学なりをもって折口信夫という崇高な山に分け入っています。一昨年、おかやま文学おかやま文学フェスティバルでお役目のおはなしをさせていただいたときに一度分け入り、ふたたびこの山にやってきました。
林浩平さんの『折口信夫 霊性の思索者』を読み進めていき、きのうの明け方、ある部分にきて、ああ、この方は、となり、今日びのことでごめんなさいとウィキペディアカンニングをさ
だんだんこ、われ、た、い
宇宙に抜けてゆく、
とか
空にとけてとけきる、
とか
湖の底に沈んでいる
ガラスのかけらに変身する、
とか
花の話したことのはになって
蝶に連れ去られる、
とか
散歩してる犬のしっぽのさきっぽで
ぶんぶんふりまわされて飛んでっちゃって
二度と
もう二度と
いまのここに帰ってきたりはしない、
とか
とかとかとかを
まぜこぜにして
どれでもいいにして
だんだんこ、
われ、
て、
い、