見出し画像

幸せと不幸のランク付け。

お金に恵まれているお金持ちはさぞかし幸せなのだろうか?いつも周りの人達に囲まれているあの人は悩みなんてないのだろうか?誰から見ても美人のあの子はさぞ、心から満たされているのか…?

傍から見れば羨ましく映る人達にもそれぞれに悩みはあって、
心にひっそり暗い闇を抱えていたりする。そんな事を今書いている自分さえ
時には誰かを羨ましく思ったりする一方で、逆にそんな自分を羨ましく思う誰かが知らぬところではいるのかもしれない。

何か辛さを打ち明けた時、
「今日、パン一つさえ食べる事ができない人が世界にはいるのだから」
「もっと大変な人もいるんだから」「みんな大変なのだから」「…に比べればあなたは幸せよ」そう諭された事がある。

確かにそう。だけどなんとなく心の中に残るモヤモヤ。

だから君は感謝すべきだよ。君は恵まれているでしょう?
こっちの方が苦労してるんだから。

”お前程度が弱音を吐くな” ”甘えるな”

そんな風に遠回りで言われているような気がする、
そんな時ってありませんか?

「あーそっか、私の辛さなんて辛さと感じちゃいけないのか‥」
なんて、多分きっとオカシイ。

”あの人の方がもっと大変”

だからといって自分のしんどい気持ちは、「全然辛さのうちに入りません、大丈夫です」と封じ込めなきゃいけないの?それってなんか変。

幸せにも不幸にもランク付けなんていらない。
比較する事はその出来事をもっと紛らわしくさせて、自分自身や周りの人を
思いやる事からどんどん離れていってしまう。

辛さという言葉一つとっても、その意味をどう捉えているかは
人によって違うのだから色々言う人達に振り回されて自分の素直な気持ちを抑え込んだり我慢したりする必要はない。

辛いことは辛い。そう素直に言えたり思える事は心を循環させる上で
とっても大切なこと。甘えでも弱さでもない。
例えそれが甘えという事になるのなら、甘えでオーケー。
辛い時、しんどい時というのは心からの、一旦休憩しよ!の合図なので沢山自分に優しくして甘やかしてもOKな時期だと思っています。

そうしてまたいつもの自分に戻って日々の生活を過ごしていく。
だからネガティブも辛い事もしんどい時も怖がらないで大丈夫☂🐌




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?