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「現実」は、アウトプットでしか変わらない[本:アウトプット大全(RULES編)]

こんばんは、くろもんです!

今回は樺沢紫苑先生が書かれた本『学びを結果に変える アウトプット大全』を紹介します。


読んだことはなくても、書店やブログ等で見たり聞いたりしたことはあるのではないでしょうか。
実際に読了してみて、非常に良本だったので、これから複数に分けて紹介します。

1.はじめに

あなたはインプットしたことをきちんとアウトプットできていますか?

・本を読んで知識を得ているのに、現状は何も変わっていない
・勉強をしても、内容がなかなか身につかない

何かをインプットしても効果が得られないのは、良質なアウトプットができていないことが原因だと考えられます。

では、アウトプットについてどのような考えを持っていますか?

・アウトプットが大事なのはなんとなく分かるけど、
 具体的に何をすれば良いか分からない
・アウトプットという言葉は耳にするけど、いまいちピンとこない
・アウトプットっていう言葉自体あまり聞かない

色々な考えがあると思います。
この本を読むことで、アウトプットの重要性と具体的な方法が身に付きます。
少なくとも、私はこの本のおかげで「noteに記事を書く」という行動に移れました。
この本を読み終え、実際に自ら行動することで、自分の考えや思いをアウトプットできるようになるでしょう。

2.どんな本なのか

本書はアウトプットについて主に

・アウトプットの基本原則
・アウトプット術
・アウトプットのトレーニング法

に分かれています。
アウトプット術は「話す」「書く」「行動する」に分かれており、計80のアウトプット術が書かれています。
この本を読んで良いなと感じたのは

・1つのアウトプット術に対して、基本的に見開き2ページ
 または4ページで読むことができる
・多くの本や論文が引用されており、信憑性が高い
・絵や図が使われているので、分かりやすい
・各アウトプット術に対して、これから自分がどんなアクションを
 とるべきかが分かる

です。何度も見返したくなる内容になっています。
アウトプットに関するノウハウがたくさん詰まっている、そんな本です。

3.なぜアウトプットする必要があるのか

アウトプットとは「出力」であり、脳内に記憶されているものを外界に出すことです。
「話す」「書く」「行動する」ことがアウトプットとして挙げられます。
逆にインプットとは「入力」であり、脳内に知識を取り入れることです。
「読む」「聞く」「観る」ことがインプットとして挙げられます。

インプットをすることによって、脳内に知識を取り入れることはできますが、自分からアクションを起こさない限り、現実は何も変わりません。
インプットしたことを外界に出すというアクションを起こすことで、初めて現実に変化が訪れるのです。

一見当たり前のことのように思うかもしれませんが、実際にできている人は少ないのではないかと思います。
正直、私もこの間までアウトプットができていませんでした…
何かしらアウトプットをして、自分でアクションを起こすことでしか現実は変わらないのです。

4.どの程度アウトプットするべきか

本書では、
インプットとアウトプットの黄金比は3:7である
と書かれています。
アウトプットをしなければ、インプットをしてもほとんど効果がないということですね。
本を3冊読んで0冊アウトプットするより、本を1冊読んで1冊アウトプットした方が、効果が大きいのです。
この黄金比から、インプットの倍の時間を、アウトプットに費やす必要があります。

実際に今までの生活を振り返った時に、インプットの比重が大きかった人が多いのではないかと思います。
そもそも今まで全くアウトプットしてこなかった人もいると思います。
これからはインプットをした時は、どんどんアウトプットしていく必要がありますね。
インプットが多すぎるなと思う方は、インプットを少し減らしてみても良いかもしれません。

5.アウトプットするだけで良いのか

ただ、闇雲にアウトプットするだけでは良くありません。
アウトプットに対してのフィードバックを行う必要があります。
「見直し」「改善」「反省」等がフィードバックとして挙げられます。
アウトプットの後に得られた結果を評価をして、そこから学びや気づきを得ることが重要なのです。

ブログを100記事投稿しても、誰からも見られなければただの日記や備忘録になってしまいます。
何かしらの反応やデータがあるからこそ、フィードバックを行うことができます。
振り返りをすることはアウトプットをする上では欠かせないので、アウトプットだけでなく、その後のフィードバックにも意識しましょう。

フィードバックが終われば、また次のインプットに活かしていきます。
このように、
インプット→アウトプット→フィードバック→インプット→…
のサイクルを繰り返し行うことで、自己成長につながり、結果を残し続けることができるのです。

6.おわりに

いかがでしたか?
『アウトプット大全』について一部ですが書かせていただきました。

この本を読んで、アウトプットの重要性を思い知らされました。
私は本を読んでインプットはしていましたが、全くアウトプットをしていませんでした。
正直本を読んだだけで満足していました。
本を読んだその後が重要なのに…

まだ読んだことがない方は、ぜひ実際に本書を読んでいただきたいです。
最初の基本原則と最後のトレーニングを読むだけでも十分価値があると思います。
そこから気になったアウトプット術を試すことで、自身の成長につながるでしょう。


そして、
一度読んだらはい終わり!
ではなく、そこから実際に行動していきましょう。
アウトプット術を1つ試すだけでも、何かしらの変化は起きるはずです。
具体的なアウトプットの方法等は次回以降随時投稿しますので、良かったら次回も読んでいただけると嬉しいです。

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