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自己満足から脱出してアウトプットしよう[本:アウトプット大全(DO編)]

あなたは「行動」できていますか?

行動しなければ、現実は変わらない。

頭の中で分かってはいても、実際に行動できない人は多いのではないでしょうか。私も元々は全く行動できない人間でした。

いつもどこかで言い訳をしてきました。noteで記事を投稿するようになったのもつい3日前です。

この記事がきっかけで、行動できるようになれる人が出ると、私としても非常に嬉しいです。

前回に引き続き『学びを結果に変える アウトプット大全』の本から紹介します。

前回までに、アウトプットの重要性についてと、アウトプットの手段である「話す(TALK)」「書く(WRITE)」についての記事を書いています。良かったら合わせて読んでみて下さい。

今回は「行動する(DO)」についてです。今回でアウトプット大全の記事は一旦最後となります。

1.「行動する」には何が書かれているか

本書ではアウトプットの中でも「行動する」について、21のアウトプット術が書かれています。

「行動する」とは、「話す」「書く」以外の全てのアウトプットを指しています。
行動そのものに焦点を当てているので、よりアウトプットの本質に近い内容が書かれています。

アウトプットをする上で前提となる「眠る」「運動する」についても書かれています。

今まで行動できなかった人が行動できるようになる、そんな内容になっています。時折心にグサっと突き刺さるようなことも書かれています。笑

個人的には「話す」「書く」「行動する」の中で一番「行動する」が印象に残っています。

2.行動しなければ現実は変わらないし成長もしない

まず、アウトプットの原則としては、

インプットとアウトプットとフィードバックのサイクルを繰り返すことで、
自分を成長させることができる

ことが大事です。その前提となってくるのが、行動することです。

昨日までの行動と、今日の行動を振り返ってみて下さい。振り返ってみて、もしその中で変化があれば、成長したと言えます。

もし行動の変化が0ならば、いくら見たり聞いたりしてインプットしたとしても、現実は変わっていないということになります。つまり成長も0ということです。

多少知識が身に付いただけで、結局は宝の持ち腐れとなってしまいます。

インプットしただけで成長している気になるのは、自己成長ではなく、ただの自己満足です。

もしかしたらインプットしなかった方がマシだったかもしれません。その分のお金と時間が無駄にならずに済むのですから。

結局のところ、今の現実を変えたいと思っているのなら、行動するしか方法はないのです。

3.トライアンドエラーの繰り返し

行動できない人の中で「失敗したくない」「失敗するのが怖い」という思いを持っている人がいると思います。

新しいことにチャレンジすることが億劫になっているのですね。

樺沢先生は「私の人生で失敗をしたことは一度もありません。」とおっしゃっています。

今生きていることそれ自体が失敗していない証拠ということです。失敗した時は人生がゲームオーバーになった時です。

あなたが思う失敗をしたとしても、まだゲームは続けられます。

全てはトライアンドエラーの繰り返しなのです。あなたが思う失敗は、全てエラーに過ぎないのです。エラーというコインを貯めていくことで、着実に自分を成長させることができます。

・トライアンドエラーを繰り返して、どんどん行動していく人
・成功するか失敗するかを考え続け、挑戦せずに立ち止まる人

どちらの人が成長するかは明らかでしょう。

4.「行動する」の次は「続ける」

ビジネス、読書、勉強、運動、ブログ作成、動画投稿、…

色々あると思いますが、自ら行動し、何か新しいことを始めたら、それを続けることが大事です。とにかく続けないと、結果を残すことはできません。一時的なものでは、得られる効果は小さいです。

因みに樺沢先生はこのくらい続けているそうです。本を書いた正確な日付がわからないので全て「以上」と追記しています。

メルマガ毎日発行 13年以上
Facebook毎日更新 8年以上
YouTube毎日更新 5年以上
月1回のセミナー開催 9年以上連続
年2冊以上の本の出版 10年以上連続

今も続けていると考えると、とんでもない積み上げ量ですね…

本書には、続けるための「5つの極意」が書かれています。

今にフォーカス
楽しむ
細分化する
記録する
ご褒美を用意する

ここでは3つに絞って紹介します。残りは本書を手に取って見て下さい。

4.1.今にフォーカス

一言で言うと、今やることだけを考えましょう。ということです。

先のことを考えれば考えるほど不安になると思います。もし何らかの要因でやる気が出ないならば、とりあえず5分だけやる、を習慣づけましょう。

今日1日頑張れば、明日も頑張れます。

人生は1日1日の繰り返しであり、今日1日やることで、1つ1つ積み上げることができるのです。

4.2.楽しむ

ゲームやYouTubeが続けられるのは、楽しいからですよね。続けるには、その行動の中で楽しみを見つけることが大事です。

楽しいと感じることでドーパミンが出て、モチベーション学習能力が上がります。

楽しければ、努力なしでも続けられる。その行動が努力していると感じなくなるでしょう。

4.3.細分化する

例えば、「10kgダイエットする」等と漠然とした目標では必ず挫折します。

目標を細分化して、頑張ればできるな、ぐらいまで細かくしましょう。

先ほどの例なら「1ヶ月で1kgダイエットする」に変えることで、達成できそうに見えますね。

目標の難易度としては、難しすぎてもダメですし、簡単すぎるのもダメです。頑張ればできるな、ぐらいの「ちょい難」レベルが、一番やる気を持って取り組むことができます。

5.アウトプットの時間を確保するには

これまでアウトプットについて紹介しましたが、多くの人が「アウトプットする時間がない」という問題に直面するかと思います。

そんな時は、スキマ時間を利用しましょう。

時間よりもその場の集中力が大事です。実際、1時間ダラダラと取り組むよりも、20分間集中して取り組んだ方が効果はあります。

20分という締め切りの時間を設けることで、この時間内は頑張ろうと集中できるのです。

時間を区切ることは、仕事、勉強、単純作業、日常生活等のあらゆる場面で使えます。

例えば、通勤途中の電車で何ができるかを考えてみましょう。SNSやニュースまとめ等を見てダラダラと時間を費やしていませんか。

本書の例では、

本の感想、映画の感想、学んだことから得た気づきを書く

と書かれています。

時間と内容は個人によって変わると思うので、各自でスキマ時間をどのように使うか考えてみましょう。

6.おわりに

いかがでしたか?参考になる部分はありましたか?

「行動すること」「続けること」、この二つを習得し実践することで、今後どんどん成長していくでしょう。

行動できていない人がこの記事を読んだとしても、実際に行動できる人は一部だと思います。

自分のように、元々行動できなかった人が行動できるようになるきっかけになれると、とても嬉しいです。

行動できている人にとっては当たり前のことだったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

本書はとてもおすすめなので、まだ読んでない方は是非読んでみてください。

私もしばらく経ってからまた改めて読み直したいと思います。

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