バイリンガル教育|何語が得意?|順番が入れ替わり続ける幼児の第一言語
母国語と日本語でバイリンガル教育
娘が生まれてからは、海外にいる家族とも意思疎通ができるよう、母国語のポルトガル語でのみ、コミュニケーションをしてきました。
日本にいる幼児が日本語を学ぶのと同じように、我が家の長女は私とポルトガル語を話すことによってポルトガル語を学習していきました。
もちろん、私一人とのコミュニケーションだけで言語を取得するのは難しいので、家の中は全てポルトガル語です。テレビもYoutubeも音楽も。
その結果、長女の第一言語はポルトガル語になり、今では2ヶ国語を使い分けるバイリンガルになりました。
家の外は全て日本語|母国語維持の難しさ
夫は日本語のみを話す日本人であり、日本での子育て、一歩外に出たら全て日本語、この環境下でポルトガル語を教えることは想像を絶するほど、本当に、本当に、ほんっっっっっっっとうに、たいへんだった!!!
まだ2ヶ国語を上手に使い分けられなかった3歳児だった頃、日本語で話しかけられることが多々ありました。
その度に、「ママは日本語が話せないから、ポルトガル語で話して」と言い続けました。しかしながら娘も幼稚園に入り、言語の区別がつくようになった頃、
娘「パパとお話をする時の言葉は日本語・・・?」
私「・・・そうだね」
ついに、ママも日本語が話せることがバレてしまいました。ママにも日本語が通じる!ってわかってからは、日本語で話しかけられることも増えて行きました。
母国語を維持するためのアウトプット環境
①親がお手本になる
娘から日本語で何か言われた時、毎回、「それをポルトガル語で話してみて」って言ったり、言い方がわからなそうな時は、「ポルトガル語ではこう言うんだよ」と教えてました。
②海外にいる親族と電話
家の中はポルトガル語一色なのでインプットはたくさんできてますが、アウトプットは私のみです。
週に1回程度、海外にいる私の従兄弟や叔父叔母、おじいちゃんとテレビ電話しています。
オンラインレッスンも考えましたが、知らない他人と話すより、知ってる親族と話した方が長女は好きなので、今のところ、このやり方でアウトプットしています。
他にも言語をアウトプットするために工夫してることはたくさんありますが、こちらは別途記事でご紹介します。
順番が入れ替わり続けるバイリンガルの第一言語
※ここでの第一言語の定義は”一番得意な言語”とします。
現段階(幼稚園児)では以下の通りです。
理解力は【ポルトガル語>日本語>英語】
語彙力は【日本語=ポルトガル語>英語】
読み書き【ひらがな>英語のアルファベット】
※ポルトガル語のアルファベットは英語と読みが違うので、混乱させたいためにもまだ教えていません。
”母国語を忘れてしまう”親の不安
これからは、だんだんと日本語が伸びていって、1年以内には理解力もポルトガル語を上回ると思います。
いつかは、ポルトガル語を完全に忘れたり、理解はできるが、話せなくなったりする日がくるのかもしれない。
そうなったら、しょうがないよね。でも、そうならないために、できることはやっておこうと思う。これがバイリンガル教育の難しさ。
この記事をお読みいただき、ありがとうございます!
これからも、バイリンガル教育やワーキングママなど、いろいろ発信していきます♩
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