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(S28) 頭の中にあるものの、うまくそれを整理できない、系統立てて引き出せないという時に役立つアイデアを出す正攻法-2 (2020.10.12) by ゴッちゃん より抜粋加筆しました。

【正攻法②】希望点列挙法と欠点列挙法は対極にある手法

【希望点列挙法】
Ⓐ「こうすればもっと良くなる」という思いつきを可能な限り書き出す

Ⓑその中から現実味のあるものを選んでブラッシュアップしていく


【欠点列挙法】希望点列挙法の真逆
Ⓐ誰も気にしていないような些細な欠点を探し出して列挙する

Ⓑそこから問題解決につながるようなアイデアを拾い出していく。


いずれもテーマに沿って思いついたことを、
どんどん列挙すること、そこから有用なものを拾い出す。


【正攻法③】マンダラート

3 × 3 で構成される 9 マスの中心にテーマを書き、
それを取り囲むように配置されている残りのマスにそのテーマから思いつく言葉を書いていく手法。

連想からアイデアを、
引き出していくことに主眼が置かれている。


面白いところは、これで引き出された言葉に対して、
新たなマンダラートを作成してどんどんアイデアの裾野を広げていくところにある。

大リーガー大谷翔平選手がマンダラートを作成、
そこで明らかになった課題に取り組むことで成功したという話は有名で、その大谷選手が作成したマンダラートが以下。


中心にあるマンダラートには、
ドラフト指名されるにはどうすればよいのかが並べられている。

そこから出てきた 8 つの項目に対して、
それぞれのマンダラートを作成し、そのために必要な取り組みを並べて実践。

この 81 マスに記されていることの 1 つ 1 つが、
その後の大谷選手の成功につながっているということで、とても論理的な思考によって誕生したスター選手であることが分かります。


【正攻法④】ブレインストーミング

グループでアイデアを引き出すために用いられる手法。

最も大切なことは、自由さを妨げないこと。


参加者は与えられたテーマに対して、
自由に発言をする。

そしてその自由な発言を記録していきますが、
発言に対して批判や否定をしてはいけないというのが基本ルール。

反対意見があったらそれを述べるだけで、
他の参加者が出した意見に対する批判ではいけない。


こうした作業を数人のメンバーで議論をしている、
雰囲気のほうが脳も活性化され、思いつくことの質と量が向上する。

とにかくアイデアの量を出すことについては
非常に有効な手法。


【正攻法⑤】シックスハット法

6 種類の視点を持った参加者が、
それぞれの役回りを演じて議論をする発想術。

6 種類の参加者が必要。


参加者が持つそれぞれの視点は、以下の通りです。
客観的
消極的
積極的
革新的
感情的
分析的


このように役回りを与えられて、
本来の自分が持っているのとは、違う視点で議論に参加するため、自ずと違う目線を持つことができます。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp