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(U04) (東京オリンピック)【日本女子バスケ監督】トムホーバスの現役時代(トヨタ)やバスケ経歴と監督の指導方法を紹介 (2020.8.7) by hide.i より抜粋加筆しました。

⑴ トムホーバス監督の指導方法は

結論を言うと、以下の3つと思う。

①圧倒的な走力強化
②圧倒的な外角シュートの精度UP
③直接コミュニケーション取ること


トムホーバスは2017年から、
日本女子バスケットのヘッドコーチに就任。

当時、『東京オリンピックで金メダルを取る』と公言。
その時は、その言葉を信じる人は少なかった。


⑵ 世界的に見て日本人の身長が低いのは、分かり切っていることでした

だから、トムホーバス監督は、以下を選手たちに求めたと思う。
「どのチームにも、走り負けない力」


東京オリンピック準決勝のフランス戦では、
その力の差が出たと思った。

フランスは190cm以上の選手を4人、
180cm以上の選手が5人とかなり平均身長が高いチーム。

対する日本は190cm以上が1人しかいない。


しかし以下で、後半フランスを圧倒。

①激しいディフェンス
②40分間足を止めることなく、オフェンスで走り続ける


⑶ 日本が強くなったもう1つのポイントは外角シュートの精度向上

凄いのは出場している選手がみんな、
外角シュート(3ポイントシュート)を入れることができること。


準決勝のフランス戦では、以下の驚異の数字を叩き出した。
「チーム全体の3Pシュートの確立が50%」

一般的に制度の高いチームでも3Pの確立は30%前後。


恐らく、トムホーバス監督は高さで世界に太刀打ちできないから、
外のシュートを徹底的に磨き続けたのだと思う。

当然外が入れば、中が空く。

そうすれば、身長が低くスピードのある選手が、
積極的に中に攻め込みファールを貰うことが出来る。


日本の生命線は、以下といっても過言ではないでしょう。
「外角のシュートを正確に決めること」


⑷ トムホーバスが日本語でコミュニケーション

監督が日本語でコミュニケーションをとることは重要。

それは、監督の気持ちが伝わることが、
試合中の選手のプレーを変えるから。


準決勝のフランス戦で、公判残り2分で日本は追い上げられた。

この時、トムホーバス監督は、
タイムアウトを取って選手を叱咤していた。


『集中力を切らすな』、『ボールを強く持て』など、
大声で怒鳴っていた。

通訳で選手に伝えると、
どうしても、この感情が伝わりにくいよう。


バスケットは、展開の早いスポーツなので、
試合は何度も同じ指示を出している時間はない。

以下がとても大切なことは良く分かるのではないか。
「感情が伝わるコミュニケーション」



トムホーバスさんは、通訳をつけようとは考えなかった。

理由は以下を知っていたから。

❶選手に指示をした時に、選手が通訳の方を向いてしまう
❷通訳が、監督の言っていることを全て訳すことが難しい

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