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(W30) 2100年には日本人が“絶滅危惧種”に!?人口減少国ニッポンの未来 (2021.10.3) by AERAdot. より抜粋加筆しました。

⑴ 21世紀とは、これまでその数を増やし続けてきた人類が、ついに長い長い“絶滅の道”を歩み始める「分かれ道の世紀」となる


①世界における日本の位置づけを「人口」という視点で、
日本を捉えると、経済大国とか先進国とかとは、少し違う姿が浮かび上がってくる。


②日本は少子高齢化が進み、人口減少社会にあることは常識。
しかし人口減少がどれぐらい進んだかは意外と知られていない。

総務省の国勢調査の速報値によると、外国人を含む、
2020年10月1日現在の総人口は、1億2622万6568人


③国勢調査における日本の総人口のピークは、
2010年調査の1億2805万7352人

この10年間で、183万784人減少。


④日本人人口に限ると、ピークは、
2005年調査の約1億2573万人

2020年は、1億2367万人
この15年間で、206万人ほど減少。


⑤人口減少社会として激減するのはこれから。

そうした意味では、微減にとどまっている2020年は、
「過去最高水準の人口規模」。


⑵ 日本は、世界人口においてどの程度のシェアを占めているのか


①現在の日本は世界第11位の人口大国。

国連の「世界人口推計」によると2020年の世界の総人口は、
77億9479万9000人
日本の総人口は世界の中では、1.62%

地球規模で捉えると、
日本人は“希少種”に分類されるほどに少ない。


②1950年には、日本の人口は世界第5位にあった。
当時の世界人口の3.32%を占めるに過ぎなかった。

第二次世界大戦後、
日本人がメジャーな存在であったことは一度もない。


⑶ 1950年からの70年間で日本人のシェアが縮小した理由


①総人口が減ったからではなく、他国が日本をはるかに上回る、
勢いで人口を増やしたからであるが、ここから先は事情が変わる


②社人研の『日本の将来推計人口』(2017年)によると、
2040年の日本の総人口は、1億1091万9000人
2053年は、9924万人(1億人を下回る)。


③2063年は、8999万4000人(9000万人も割り込む)

その後も下落を続け、以下のようになる。
2080年は、7429万9000人
2100年は、5971万8000人
2115年は、5055万5000人


④これまでのように、他国の増加スピードに追い付かず、
相対的にシェアが縮んでいくのではなく、多くの国が人口を増やすのに、自ら「絶滅の歩み」を加速させる時期に入る。


⑤世界人口における日本人のシェアは年を追うごとに縮小し、
おのずと存在感を失っていく。

2100年の世界シェアは、0.55%

この頃になると、“絶滅危惧種”と表現したほうが、
ピタリと来る。


日本は、少子高齢化と、賃上げ問題が深刻です。

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