(S30) 正攻法でアイデアが浮かばない時には、視点を変えたり半ば強制的にアイデアが出てくる有効な「奥の手」-3 (2020.10.12) by ゴッちゃん より抜粋加筆しました。
【正攻法⑥】アイデアしりとり
数人のグループで、アイデア出しをしたいテーマに、
関連のある言葉だけでしりとりをしていく。
ゲーム感覚で楽しめるため脳が活性化しやすく、
勝負事でもあるので他の人よりも面白い言葉を投げかけたいという意識からブレインストーミングよりも高い効果が見られる場合があります。
⑸ アイデアが出なくなって困った時の奥の手-2
正攻法ではアイデアが出尽くしてしまった場合や、
なかなか思うようによいアイデアの選択肢が出てこない場合は、視点を変えたり半ば強制的にアイデアが出てくるような「奥の手」が有効。
【奥の手①】逆張り思考法
自分の中で常識としていることの、
敢えて逆の思考や行動をした場合にどうなるかをイメージする発想術。
道を歩いていたら、お金が落ちていたとする。
そのお金を普通であれば拾い、
少額でなければ警察に届けるなどの行動を取るのがセオリーだとしたら、逆張り思考法では「お金を拾わずスルー」という行動を想定してみる。
すると、後ろを歩いている人が拾うかも知れないし、
そのまま誰にも気づかれず、雨風に流れされてしまうかも知れない。
そんな状況を想像してみると、
今までとは違った風景が見えてくるはず。
頭を休める、いつもと違う頭の使い方をする、
という意味で、アイデアを生み出す奥の手と言えるでしょう。
【奥の手②】オズボーンのチェックリスト
米国で広告会社の代表を務め、アイデアの引き出し方を、
体系的に研究したアレックス・オズボーンという人物がいる。
このオズボーン自身が、アイデアに困った時に、
自問自答していたチェックリストのことを「オズボーンのチェックリスト」という。
オズボーンのチェックリストは、 9 項目から成り立っており、その内訳は以下の通り。
転用
応用
変更
拡大
縮小
代用
置換
逆転
結合
ある物事に対して、この 9 項目の視点で、
仮説を立てるのに利用する。
「転用」の例としては他の使い道を考えることが、
ベースになるので、以下のアイデアが該当する。
Ⓐこれまでゴミとして捨てていた不良品を、
「わけあり商品」として商品化
Ⓑ使い物にならなくなった漁師網で、
アクセサリーやオブジェを作る
この要領で、9 項目すべてに当てはめてみると、
その中から素晴らしいアイデアが見つかるかも知れません。
【奥の手③】消去法
ブレインストーミングなどで列挙された、
アイデアの中に良いものがない場合は、最悪な案から順に消去していく。
これを何度も繰り返しているうちに、
最後に残るのは「その中でも比較的ましな案」。
積極的にグッドアイデアを引き出す方法ではないが、
その時点で最も良いアイデアを導き出すためには有効な手段です。
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