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サスティナブルなカブトムシ!?カブトムシが地球を救う!

どうも。
片山建(かたやまけん)です。

よくメディアに取り上げられているSDGsはご存知でしょうか。

困、紛争、気候変動、感染症。人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。
このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。
そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。
それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。

持続可能とは、何かをし続けられる、ということです。
SDGsは、私たちみんなが、ひとつしかないこの地球で暮らし続けられる
「持続可能な世界」を実現するために進むべき道を示した、つまり、ナビのようなものです。

日本ユニセフ協会から引用

Youtube「令和の虎」で紹介された株式会社TOMUSHIのビジネスプランは、
カブトムシでサイクルを回すフランチャイズでのSDGsプランを提案しました。

プランのメインターゲット

ターゲットは農家の方々。
収穫後に発生する有機性産業廃棄物に着目しております。

元々農家の方々は、収穫後の有機性産業廃棄物を
有料で処理をしていました。
規模によっては数億円にのぼるそうで、
バイオマスでも限界があり、そこに目をつけたようです。

カブトムシがなぜ関係あるのか

そこで有機性産業廃棄物を餌にするカブトムシの品種を開発。
本来お金をかけて処理していた有機性廃棄物を、
カブトムシが餌として処理する。
その餌を食べてカブトムシは成長して幼虫から成虫になる。

カブトムシの出口戦略

幼虫を放すため、やがて成虫になる。
成虫は観賞用、イベント用として販売する。
また現在某大手メーカーと提携して、
昆虫食の開発も行っている。
ペットとしてだけでなく、
食品としても今後販売をしていくとのこと。

農家のメリット

処理にお金をかけていた廃棄物にお金を使う必要がなくなる。
そして成虫になったカブトムシは販売するため、
新たな収入源になる。
廃棄物処理のコストを削減し、
カブトムシ販売の収入を得る。
農家にとってこんなメリットはない。

カブトムシが与えた可能性

世界では今後大規模な食糧問題が発生すると言われ、
特に肉、魚のタンパク質が全員に行き届かないと囁かれている。
昆虫のタンパク質は、肉・魚に比べて高タンパク質であるため、
数多の国、メーカーが開発を進めている。
昆虫食といってもメディアで見るような、
虫そのものを食べるのではなく、粉末等にして使うことが増えている。

こちらは株式会社ODD FUTURE(本社:東京都千代田区 代表取締役:長田 竜介)が提供しているコオロギパウダーを使用したプロテインバー。
実際に食べてみたが、シンプルに美味しい。

話をもどすが、このカブトムシは日本だけでなく、正解を救う。
現に発展途上国の政府からも依頼が来ているとのことで、
世界のゴミ等の環境問題、食糧問題を同時に解決する。
小さい頃見た目がカッコいいと大好きだったカブトムシが、
本物ののヒーローになる日はそう遠くない。

最後に

今回のビジネスプランは株式会社TOMUSHI(本社:秋田県大館市 代表取締役:石田陽佑・石田健佑)が手掛けたもので、各種メディアからのインタビューが発生している。
某番組では、あのホリエモンこと堀江貴文社長からも大絶賛をいただいたとのこと。
今後もカブトムシの活躍に眼が離せない。

以下に株式会社TOMUSHIと令和の虎に出演した動画を貼り付けます。
是非ご覧ください。


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