広島ジイジ

広島ジイジ

記事一覧

イヌの台詞 32~男顔女顔の巻~

イヌの世界にも、男の顔と女の顔があることに最近になって知りました。 オスとメスでは気性が違いますから、顔だって違うのは当然のことです。 しかし、イヌの顔を見比べて…

1

イヌの台詞 31~カメラ目線の巻~

写真を撮ろうとすると「いい顔」をしようとする―これはコイツの性格。 外ずらのいい「ぶりっこ」ですからね。これは以前からわかっていたこと。 そして、もう一つ、コイツ…

広島ジイジ
2週間前
1

イヌの台詞 30~ペットロスの巻~

 友人のFさんから愛犬が旅立ちをした、というラインが入りました。 「サスケ」という名のオスの柴犬。16年と3か月共に暮らしたそうで、早朝の散歩から夜寝る時も一緒だ…

広島ジイジ
1か月前
3

イヌの台詞29 ~年齢の巻~

3月15日、ウチのベリーは10歳になりました。 犬種 ウェルシュ・コーギー・ペングローク メス 体重10.7㎏ 当然のことですが、イヌも年を取ります。しっかりと目線を合わ…

広島ジイジ
2か月前
5

イヌの台詞28 ~お留守番の巻~

イヌやネコを飼うときに問題になるのは、留守の時にどうするか、ということですね。ウチのべりーの場合は、いつも「K」というペットホテルに預けることにしています。経費…

広島ジイジ
3か月前
6

イヌの台詞27 ~イヌとネコ 3 の巻~

ウチにネコがやってきたのは7年前の春の昼下がり。庭で家族団らんの ティータイム。そのかたわらで、「そこにいるのが当たり前のような顔」で チョコンとすわっていたのが…

広島ジイジ
4か月前
2

イヌの台詞 26~イヌとネコ 2 の巻~

異なった種であるにもかかわらず、ヒトの世界に入り込み、ヒトと一緒に暮らすことを選んだ生き物というと、やっぱりイヌとネコですよね。そして、この二種の生き物はきわめ…

広島ジイジ
5か月前
2

イヌの台詞 25~散歩の巻~

 犬を飼うときに一番問題となるのは、散歩だと聞いたことがあります。 小型犬の場合など必要のない犬種もいるのかもしれませんが、大抵のイヌは基本的に毎日散歩をさせな…

広島ジイジ
5か月前
3

イヌの台詞 24~シッポの巻~

ウチのベリーには尻尾がありません。最初から、なかったわけではないのです。生まれてすぐに尻尾を切られたのですね。コーギー種の犬に対して行われる、断尾(だんぴ)とい…

広島ジイジ
6か月前
4

イヌの台詞 23~あくびの巻~

以前より、イヌの欠伸(あくび)というのは、イヌにとって何の意味があるのかと思っていました。ウチのベリーの場合、かなり頻繁に欠伸をしますが、ヒトの場合のように、退…

広島ジイジ
7か月前

イヌの台詞 22 ~癒しの巻~

セラピー犬というのがいるそうですね。高齢者のいる介護施設や、身障者施設で活躍していると聞きました。人が百の言葉で慰めるよりも、ワンちゃんが寄り添ってくれる方が、…

広島ジイジ
7か月前
5

イヌの台詞 21 ~オシッコの巻~

人とイヌが家の中で共生する時に、まず問題になるのはトイレ。つまりは、オシッコとウンチの躾という問題が出てきます。家の中でさせるか、外でさせるか、という選択になり…

広島ジイジ
8か月前
3

イヌの台詞 20 ~眠りの巻 ~

午後8時 夕食中のこと。なにやら奇妙な音がテーブルの下の方から― グゥー グゥー グゥー グゥー グゥー そのうちに間隔が短くなって グゥ、グゥ、グゥ、グゥ、グゥ…

広島ジイジ
8か月前
2

イヌの台詞19~オキシトシンの巻 ~

これは前回と同じ団地の中の公園の話です。二年前の春、桜の咲いていた頃のこと。いつものように球を投げて、ベリーに「取ってこい」ゲームをさせていた時に、ちょっとした…

広島ジイジ
8か月前
3

イヌの台詞18 ~お付き合いの巻 ~

夏の猛暑のせいもあって、最近はご無沙汰ですが、以前はベリーを車に乗せて公園に行っていました。団地の中にある広い公園は、夕方のお散歩タイムになると。沢山のイヌたち…

広島ジイジ
8か月前
1

イヌの台詞 17 ~犬猿の巻 ~

小規模な農業をやっていることもあって、サルとの戦いは10年以上前から続いています。イチゴ栽培をしている時には、ハウスの中に侵入されることが一番の恐怖でしたね。最…

広島ジイジ
9か月前
2
イヌの台詞 32~男顔女顔の巻~

イヌの台詞 32~男顔女顔の巻~

イヌの世界にも、男の顔と女の顔があることに最近になって知りました。
オスとメスでは気性が違いますから、顔だって違うのは当然のことです。
しかし、イヌの顔を見比べてみる機会というのはあまりないですから、
気がつかなかったのですね。

たとえばウチのカミさんの北海道のお友達のコーギー種 モカちゃん。
LINEで送られてきたこの写真―まさに男顔!
9歳のオス 体重20キロ、堂々たる牧羊犬という風格ですね

もっとみる
イヌの台詞 31~カメラ目線の巻~

イヌの台詞 31~カメラ目線の巻~

写真を撮ろうとすると「いい顔」をしようとする―これはコイツの性格。
外ずらのいい「ぶりっこ」ですからね。これは以前からわかっていたこと。
そして、もう一つ、コイツには「撮ってほしくない顔」というのもあるようです。

例えば私が家から外に出ようとする時。当然ながらベリーは、怒りの
吠え声を発しつつ、猛ダッシュでこちらに走ってきます。そして木枠の
ガードに掛けてあるリードやタオルをいきなり咥え振り回

もっとみる
イヌの台詞 30~ペットロスの巻~

イヌの台詞 30~ペットロスの巻~

 友人のFさんから愛犬が旅立ちをした、というラインが入りました。
「サスケ」という名のオスの柴犬。16年と3か月共に暮らしたそうで、早朝の散歩から夜寝る時も一緒だったそうです。夫婦で心寂しい状態です、
とありました。

この気持ちわかりますね。なぜって、他人ごとではないからですよ。ウチにもベリーちゃんという「高齢犬」がいますから、明日は我が身の悲しみなのです。

 先日、旅行から帰ってきた夜の

もっとみる
イヌの台詞29 ~年齢の巻~

イヌの台詞29 ~年齢の巻~

3月15日、ウチのベリーは10歳になりました。
犬種 ウェルシュ・コーギー・ペングローク メス 体重10.7㎏
当然のことですが、イヌも年を取ります。しっかりと目線を合わせている時はあまり感じませんが、甘えてくる時やイジケタ時の表情に、「年取ったなあ」と思いますね。

ウチの家に来て、まもなくの写真をみると、やっぱり若いです。顔立ちがシャープで、無茶苦茶カワイイです!体の方も、かなり丸くなって、

もっとみる
イヌの台詞28 ~お留守番の巻~

イヌの台詞28 ~お留守番の巻~

イヌやネコを飼うときに問題になるのは、留守の時にどうするか、ということですね。ウチのべりーの場合は、いつも「K」というペットホテルに預けることにしています。経費の問題はありますが、何よりここを嫌がらないことが、その一番の理由です。
預けている間は、ホテルの方から毎日ラインで写真が送られてきます。私たちは、これを見て「元気でやってるね」と安心するのです。

その中の1枚、ぼんやりと外を見ている姿の写

もっとみる
イヌの台詞27 ~イヌとネコ 3 の巻~

イヌの台詞27 ~イヌとネコ 3 の巻~

ウチにネコがやってきたのは7年前の春の昼下がり。庭で家族団らんの
ティータイム。そのかたわらで、「そこにいるのが当たり前のような顔」で
チョコンとすわっていたのが、今のニャンとの出会いです。

全く逃げないだけでなく、「ニャンちゃん」と呼ぶと、トントンと側に来ます。そのうちに子供たちが餌をやるようになり、いつの間にか居着いて―となったわけですね。どこかで飼われていたけど、わけあって捨てられたのかな

もっとみる
イヌの台詞 26~イヌとネコ 2 の巻~

イヌの台詞 26~イヌとネコ 2 の巻~

異なった種であるにもかかわらず、ヒトの世界に入り込み、ヒトと一緒に暮らすことを選んだ生き物というと、やっぱりイヌとネコですよね。そして、この二種の生き物はきわめて対照的な性格であることも事実です。

それゆえ、「イヌ派」と「ネコ派」の論争になったり、「どっちが好きか」などと比較されることもよくあります。
簡単に言うと、イヌはヒトに従順でナツキマスが、ネコは気まぐれで
ヒトの言うことをきかない、と言

もっとみる
イヌの台詞 25~散歩の巻~

イヌの台詞 25~散歩の巻~

 犬を飼うときに一番問題となるのは、散歩だと聞いたことがあります。
小型犬の場合など必要のない犬種もいるのかもしれませんが、大抵のイヌは基本的に毎日散歩をさせなくてはいけません。

イヌは雨の日も風の日も、寒い雪の日も、散歩をしたがるのですよ。ましてや、主人が睡眠不足で眠たいから、などという「言い訳」はイヌには通用しません。逆に言えば、そのことによって、早起きの習慣がつき、歩くことで健康になるとい

もっとみる
イヌの台詞 24~シッポの巻~

イヌの台詞 24~シッポの巻~

ウチのベリーには尻尾がありません。最初から、なかったわけではないのです。生まれてすぐに尻尾を切られたのですね。コーギー種の犬に対して行われる、断尾(だんぴ)という昔からの習慣のためです。

どうしてこうなったかというと、原産地 英国のウェールズ 12世紀まで遡ります。牧畜犬のコーギーは、放牧された牛を追う仕事をしており、牛の蹄を咬み、牛の脚の間を縫うように走っていたのです。その時に尻尾があると、牛

もっとみる
イヌの台詞 23~あくびの巻~

イヌの台詞 23~あくびの巻~

以前より、イヌの欠伸(あくび)というのは、イヌにとって何の意味があるのかと思っていました。ウチのベリーの場合、かなり頻繁に欠伸をしますが、ヒトの場合のように、退屈だとか眠いとかとは違うようです。

そこで私は、欠伸をいついかなる時にするかチェックをしてみたのです。
具体例1:ベリーが一人でお留守番。ドアを開けて中を覗くと、うつ伏せになってイジケポーズ。上目づかいで私を見てから<あくび~~~>
(い

もっとみる
イヌの台詞 22 ~癒しの巻~

イヌの台詞 22 ~癒しの巻~

セラピー犬というのがいるそうですね。高齢者のいる介護施設や、身障者施設で活躍していると聞きました。人が百の言葉で慰めるよりも、ワンちゃんが寄り添ってくれる方が、老人は癒されます。これは同じ高齢者の私にも感覚的に理解できます。

少し前の番組で米国での話ですが、犯罪を犯した若い受刑者に、セラピー犬を育てさせるというTVのドキュメントがありました。自分の暴力的性格を抑えることが出来なかった若者が、イヌ

もっとみる
イヌの台詞 21 ~オシッコの巻~

イヌの台詞 21 ~オシッコの巻~

人とイヌが家の中で共生する時に、まず問題になるのはトイレ。つまりは、オシッコとウンチの躾という問題が出てきます。家の中でさせるか、外でさせるか、という選択になりますが、これは犬種やイヌの癖、そして家族の生活の都合により、異なってきますね。

ウチのベリーちゃんの場合は完全な「外派」。コーギーは室内で飼っていても、牧羊犬ですから、外の方が好きですからね。とは言え、どんな所でもいいというわけでもなく、

もっとみる
イヌの台詞 20 ~眠りの巻 ~

イヌの台詞 20 ~眠りの巻 ~

午後8時 夕食中のこと。なにやら奇妙な音がテーブルの下の方から―
グゥー グゥー グゥー グゥー グゥー そのうちに間隔が短くなって
グゥ、グゥ、グゥ、グゥ、グゥ、―なかなか終息しません。

「また始まったね」カミさんがニッコリ。これはベリーのイビキなのですよ。小さな体のわりには大きな音量―いつも発するわけではありませんが、
よくあることなのです。

ベリーの寝床は、私がいつも座るテーブルの定位置

もっとみる
イヌの台詞19~オキシトシンの巻 ~

イヌの台詞19~オキシトシンの巻 ~

これは前回と同じ団地の中の公園の話です。二年前の春、桜の咲いていた頃のこと。いつものように球を投げて、ベリーに「取ってこい」ゲームをさせていた時に、ちょっとしたハプニングがありました。

「キャー~カワイイ~」という叫び声。突然の「乱入者集団」が現れたのです。制服を着た女子高生らしき6人のグループです。ベリーちゃんを囲んで、一斉に携帯で写真を撮っています。

そのうちの一人が声を上げました。
「ボ

もっとみる
イヌの台詞18 ~お付き合いの巻 ~

イヌの台詞18 ~お付き合いの巻 ~

夏の猛暑のせいもあって、最近はご無沙汰ですが、以前はベリーを車に乗せて公園に行っていました。団地の中にある広い公園は、夕方のお散歩タイムになると。沢山のイヌたちがやってきました。犬種も大小も様々で、
さながら「ワンちゃん大集合!」といった風景です。大抵は公園の一角に集まって、イヌ同士でジャレアッテ遊んでいます。

しかし、この仲間の輪にベリーは入っていかないのです。「仲間はずれ」にされているという

もっとみる
イヌの台詞 17 ~犬猿の巻 ~

イヌの台詞 17 ~犬猿の巻 ~

小規模な農業をやっていることもあって、サルとの戦いは10年以上前から続いています。イチゴ栽培をしている時には、ハウスの中に侵入されることが一番の恐怖でしたね。最近は路地栽培の野菜が主に狙われますが、以前より頻繁になっており、なおかつ狂暴化しているのが問題です。

「犬猿の仲」という言葉のとおり、イヌとサルは仲が悪いですから、農作物のサルなどの被害から守るために、人はイヌを飼ったと言われています。現

もっとみる