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03.graduation ceremony
「さち! なにぼーっとしてんのっ」
休み時間に自分の席に座っていたら、突然声をかけられて肩を震わせた。覗きこんでくる友達に、慌てて言葉を返す。
「え、な、なんでもないよ」
「ふぅん? ね、ね。これよろしくー!」
そう言われて渡されたのは、可愛くポップな絵柄でうめつくされた、ノートの半分ほどの大きさの紙。
年が明けて、ひとりの女子が持ってきたことで一気にクラスに流行りだした、それはサイン
Gift クラウドファンディング達成&最終日 #giftcf
最終日 9/12更新9/7にストレッチゴールも達成いたしました!
本当に、本当にありがとうございます!!
本日が最終日です。
すべての方に、感謝を込めて。
イラストレーションカバーを特別公開です!!
illustration:HINO
どんどんリターン品も完売となっていきます。どうぞ最後まで見守り、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!!!
また改めて、終了後お話させていただきますが、
こ
居酒屋「少女文学倶楽部」Wイベント編 #COMITIA144 #文フリ東京36 #少女文学館
祝いじゃ酒をもて紅玉 : (居酒屋の店先に樽を出して)ジム!!! ジムのきいこちゃん!!!! 木槌もってきて!!!
きいこ : はい、木槌です……!
栗原 : スヤ……スヤ……(居酒屋の椅子をつなげて寝ている)はっ……樽酒の気配!?
紅玉 : はい!! 小野上さん真ん中で!! 栗原さんも起きて! これ持って!
小野上 : わあい
栗原: あわ、あわ、夢の樽酒
紅玉 : まだ概念だけどね!! はいせ
企画合同誌『少女文学 第六号』刊行
A5/168P/フルカラー表紙/オフセット/イベント価格1000円/通販価格1100円
「少女文学 第六号」
表紙イラスト・高河ゆん
『少女のための』文学同人誌「少女文学」の第六号です。
今回のテーマは相棒《バディ》。
キャッチーなテーマながら、攻めの作品が多くなりました。
心して、お読みください……!
執筆者・掲載作(敬称略)
特集『少女×相棒』
紅玉いづき「千年庭園」扉・高河ゆん
栗原ち
「BL作家のひめゆり先生は幽霊が見える」あらすじ
あらすじ
時は平成の終わり。同人漫画家兼BL小説家のひめゆり先生は、幽霊が見える。けれどコミケの原稿の終わりは見えない。夏コミを控えたひめゆり先生は、お盆を前に霊障に見舞われる。でもそんなことより原稿がヤバい。幽霊が見えたって怖くない。でも局部修正不備での頒布禁止は怖い。同人仲間も金縛りにあっているという。でもそんなことより印刷所からの電話が怖い。ひめゆり先生は幽霊が見える。でも、それが幽霊なの
BL作家のひめゆり先生は幽霊が見える
BL作家のひめゆり先生は幽霊が見える。
でも、コミケ原稿の終わりは見えない。
「それでね、その、出るって評判の地下道の向こうにね! 見えたの! 白い服着た女の人が!」
ひめゆり先生のデスクの後ろ、作業用のちゃぶ台でそう言いながらベタ用の筆を握っているのは佐竹さんだった。ハイハイ、とひめゆり先生はいい加減にこたえる。
「こっちは黒い服だからベタよろしく!」
指先で飛ばしたペン入れ原稿を佐