AKG翔舞ける

荒谷卓朗/PepTalk講師・メンターコーチ・アタマカラダ元気会代表/25年間、教職に…

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荒谷卓朗/PepTalk講師・メンターコーチ・アタマカラダ元気会代表/25年間、教職につく。震災復興活動の経験からペップトークに出会う。現在はペップ管理職として教育に関わる皆様方を勇気づけるためにnoteを執筆。楽しい研修&健康普及&ズンバ&キャンプ&愛らしい猫が好き。

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一人の一言が社会を動かす〜

【ペップトークが日経新聞に掲載!】〜一人の一言が社会を動かす〜  ペップティーチャーの開発者、ペップトーク教育普及部の牽引役、ネガティブでもないポジティブでもないミチティブの頑張りが広く認知されています。子育てをしながら先生を続けるだけでも大きな労力がいるのに、社会を動かす仕事・多くの人を幸せにする責務を果たすこと、それをできる人格と環境を創り出すのは簡単ではありません。気概というか、高みというか、それとも趣味?いずれにせよ、自分で動くこと以上に、動かされている感覚があるこ

    • 冬休み前の演出「心を育む語りと劇化」〜ペップトーカー❌ドラマディレクター

      講話で何を話すか思い悩む時、語りのネタ本を散策することがある。サーっと目を通して、どれもいい話だなとウロウロしつつ、決め手となるのは、タイムリーなネタである。 そのネタを見つけるには、日常の生活舞台を「劇」としてメタ認知するところから始まる。 冬休みの前の最終日、インフルエンザ流行のあおりをうけて、欠席者がいたから、その文字が目に飛び込んできた。 その状況を乗り越える語りのキーワードは、ビタミンDだった。 本筋は「健康な体づくり」だが、月並みな伝え方では響かない。 たと

      • 『なってみる学び』演劇的手法で聴衆が熱中する講演・授業

        演劇的手法に出会い、モヤモヤがクッキリ晴れた空のように感化された学びの機会を得た。2020年10月に出版された『なってみる学び』(渡辺貴裕氏・藤原由香里氏)の実践の厚みに、日本の教育に大きな変革をもたらす可能性を感じた。この実践書のコンセプトが示す効果を、私自身の幾つかの講演・授業と研修を通じて得た実感と紐付けてみたい。 2019年、平田オリザ氏の講演を聴いて教育観がアップデートされた。非認知能力を育むアートを中核に、授業・学校経営をデザインしてきた。 (以下は、その概念図

        • ✨心理的安全性・自己肯定感を育む✨夢を叶えるペップトーク講演会&音楽会~AFFIRM ME 自分を信じて~in東川

          心と体が元気になるお知らせです。 10月1日(日)13:00〜東川町にて、 ペップトークの第一人者、岩崎由純さんが講演されます! そして、千と千尋の神隠しの挿入歌を歌う透明感のある声が魅力の歌手の”う〜み”さんが出演する音楽会も同時開催となりました! 「10/1夢を叶えるペップトーク講演会&音楽会~AFFIRM ME 自分を信じて~in 東川」 <ペップトーク講演~AFFIRM ME(アファームミー)自分を信じて~動画紹介> https://peatix.com/even

        一人の一言が社会を動かす〜

        • 冬休み前の演出「心を育む語りと劇化」〜ペップトーカー❌ドラマディレクター

        • 『なってみる学び』演劇的手法で聴衆が熱中する講演・授業

        • ✨心理的安全性・自己肯定感を育む✨夢を叶えるペップトーク講演会&音楽会~AFFIRM ME 自分を信じて~in東川

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        • 言葉かけで人生が変わる
          4本

        記事

          スキーヤーの心の中

          今日はスキー授業があるって聞いたから、雪かき道具を駆使して築山のゲレンデ整備をしました。ズボ足で歩いた後、雪は降らずで、ぼこぼこだったのです。 寒さで除雪機が動かず、スノーモービルがあるわけでもなく、 ひたすら人力でやる他ない。 それなりに綺麗になりました。 多分何もしなくても変わらなかったかもしれない。 ちびっ子たちは、滑りを楽しんでいるのをみて、嬉しかったな。 自己満足かもしれないけど、関わる機会があまりないから、 縁の下のスタンスで、ここに居ることを楽しまな

          スキーヤーの心の中

          「笑顔クエスト塾」〜子供の学び場を創リタイヤー〜

           不登校、ひきこもり、虐待、待機児童など課題が浮き彫りになっています。その根本には共通の要因があります。それらは、経済、社会、教育が生み出した歪みの現象であって、それを解決するには教育を軸とした横断的な施作による改革が必要ということです。 では、具体的に何をどうすればいいのかと考えて、捻り出したアイデアは、 子供が自分の興味・関心に沿った学びの場を保障することです。 「アクティブラーニング」、「探究的な学び」、「探究学習」とか言われますが、 平たく言うと、「好きを極める」こ

          「笑顔クエスト塾」〜子供の学び場を創リタイヤー〜

          水のお豆、みいつけた!〜自然との出会いから生まれたリズム遊び〜

          雨が続く毎日。 「また雨が降ってる」「外で遊びたいなあ」 と空を見上げる4歳児のたかしとひな子。 強い雨脚、風も時折強くなると、目を閉じ、じっと音に耳を傾けるミー先生。 「何してるの?」とひな子。 「雨が踊っている音を聞いてるの」 「ふーん」 ひな子はミー先生の真似をして目を閉じて耳を澄ませる。 「本当だ!」「トトトトトン、トトトトトンって、いってる」 すると、たかしも、 「うん、言ってるね。」「トトトトン、トトトトン」と、ジャンプを始める。 2人は雨音に合わせて踊り出した。

          水のお豆、みいつけた!〜自然との出会いから生まれたリズム遊び〜

          楽しい音楽LIVE授業のつくり方

           教材研究もなしに音楽授業に飛び込むとき、とりあえず間に合わせでなんとかする他ない。子供を知らなくても、音楽的な才能はなくても、ピアノが弾けなくても、担任でなくても、統率は取れなくても、それなりに楽しくする方法はある。  要は、子供が授業を楽しいと感じるかどうか。またやりたいと思うかどうか。それだけだ。成果を出せるかどうかは、その技術・方法を知っているか、知らないかの違い。むしろ、そのライブ型の授業イメージを体験しているかどうかが、子供が「夢中になる授業」の扉を開ける「鍵」と

          楽しい音楽LIVE授業のつくり方

          夏休みの宿題をなくした”破天荒”❌ペップ校長が対談ライブをする理由

          「なんで夏休みなのに宿題があるの?」 この何気ない疑問から職員と見直しの議論の末、宿題は廃止。保護者の「えーっ!」という反応に、内心、笑ってしまった。 かつて、教頭時代に、夏休みに入ってすぐに学校に子供を集めて勉強を教える夏休み教室が行われた。「夏休みワクワク教室」などと銘打って、夏休みの宿題をするのだ。そこに先生たちが駆り出された。これって、ワクワクするか? 家に帰ってからの子供の声。 「夏休みなのになんで勉強しなきゃならないの?」 これは一体なんなの?不思議な光

          夏休みの宿題をなくした”破天荒”❌ペップ校長が対談ライブをする理由

          「いま、ここ」を越えて広がる世界とことば

          「ワンワンだね。」 目の前の犬を見たとき、大人の言葉を聞いて、子供は「これがワンワン」と呼ぶことを知る。 すると、ある時、同じ場面に遭遇すると、「ワンワン」という言葉を自分から発する。それが言葉を覚える過程である。 幼児の話し言葉は、「いま、ここ」にあるものを伝える言葉。主に、信頼関係を築いた親しい人との間で交わされる。 例えば、こんな会話。 「ないねえ」から始まるこの会話。はじめは何がないのかわからない。 美代とママは、同じ場所で同じものを見ているから、何がないかがわ

          「いま、ここ」を越えて広がる世界とことば

          子どもの居場所づくりをする大人の願い

          冒険遊び場との出会いは小学校の時だった。 当時、「フィールド・アスレチック」(木製遊具)を学校に作る夢を語った先生。そのワクワクした表情に僕ら子供たちも心を躍らせた。実現した時には嬉しかったのだが、イメージしていた「秘密基地」とは違っていた。一通り遊んだ後は、だんだん人が寄り付かなくなる。つまり、飽きるのである。遊び方を変えることである程度愛着は湧くのであるが、長続きしないのはなぜか。それは、子供の発想による「開発」の余地がないためだ。 少なくとも「子供が自分の居場所をつく

          子どもの居場所づくりをする大人の願い

          自分を好きになる夢中学校

           まちづくりの営みを垣間見た日。私の中に生まれたキーワードは「自分を好きになる学校」を創る。施設や建物を整備したから人が集まるわけではない。夢を描くことができる環境づくり、好きなことを極める人、応援する人との関わりがあるからこそ、人が集まってくる。  バルト三国のラトビアから移住された方と出会った。キャンプイベントでキッチンカーの幟を見かけて遠くの方なのかと思っていたら町内在住の方だった。小さなワゴン車一台でお店を出すことは夢を叶える一つの手段として手軽にできそうだが、思って

          有料
          500

          自分を好きになる夢中学校

          自分の言葉でまとめる習慣づけをする

          4カ国のゲストティーチャーが一同に介してグループワークをするGlobe授業を参観。 3年間、文科省の研究開発指定を受け、1〜6年生まで年35時間の実践の積み上げは子供に浸透しているのを肌で感じました。 国際交流と異文化理解という点で授業カリキュラムは整備されているのですが、 探究的な学びとしては構成の弱さがあります。 単なる異文化交流では終わってはいけない。 教師が課題を示し今日は何をやったかを確認するだけの単線型だと、 総合的な学習の時間の本筋から離れている。 大人が

          自分の言葉でまとめる習慣づけをする

          教育改革を語る〜PBLの本質を学ぶ〜

          「協働的な学び」の本質、生徒が変わる事実を追い求めた実践が、ドキュメンタリー映画の中にあります。 ”Most Likely To Succeed” 舞台はアメリカ、概要は英文を参照ください。 The film follows students into the classrooms of High Tech High, an innovative new school in San Diego. There, over the course of a school ye

          教育改革を語る〜PBLの本質を学ぶ〜

          「ペップかるた」で前向きな言葉を習慣化しよう!

          あなたは、幸せな人生を送るために、どんな言葉かけをしていますか? 言葉は思考をつくり、イメージを現実化します。試してみましょう。 「梅干し」を想像しないでください。頭の中には、すでに「梅干し」がありますよね。  最近、いじめ防止宣言などを生徒会などで取り組む学校が増えてきました。言語活用力を高め、言葉で自己コントロールすることが自他の命を守ります。明るい言葉は、明るい未来の行動を生み、幸せな世の中をつくります。  とはいえ、子供が命を落とす悲しい現実の中、言葉かけで何ができ

          「ペップかるた」で前向きな言葉を習慣化しよう!

          心が前向きになる「ペップかるた」でコミュニティを元気にしたい!

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