教育改革を語る〜PBLの本質を学ぶ〜
「協働的な学び」の本質、生徒が変わる事実を追い求めた実践が、ドキュメンタリー映画の中にあります。
舞台はアメリカ、概要は英文を参照ください。
The film follows students into the classrooms of High Tech High, an innovative new school in San Diego. There, over the course of a school year, two groups of ninth graders take on ambitious, project-based challenges that promote critical skills rather than rote memorization. "Most Likely To Succeed" points to a transformation in learning that may hold the key to success for millions of our youth – and our nation – as we grapple with the ramifications of rapid advances in technology, automation and growing levels of income inequality.
予告編のサムネは、終末の感動的な場面です。失敗から学び、喜びに満ちた生徒と教師の表情、教育が創り出すドラマ。挑戦する勇気が湧いてきます。
暗記型の授業で身につけた知識はアウトプットした時点で9割は失われます。なぜなら、実生活では殆ど役に立たないからです。
多くの人が社会に出てから、「本当に必要なことを学んでいなかった」ことに気がついたことでしょう。
例えば、授業のやり方を知らずに教師になった私のように。学び方をアプローチできるようになるまでに投資した時間と労力は並大抵ではありませんでした。
人と関わる仕事に共通する課題として、優しさが足りないコミュニケーションです。パワハラ、同調圧力、いじめ、悩みの90%は人間関係と言われるように、仕事を辞める事例が後を絶たないのはなぜか。その背景を考えると、知識の獲得競争の中で自分の存在価値を見い出してきたことが招いた弊害だと気がつきます。一人一人の特性、独特な価値を認める学習をしてこなかっただけなのです。
成功とは失敗から学ぶことによる結果です。
Aiの進歩で教育制度が時代に合わなくなった今、もう手遅れと何もしないのではなく、「自分で考え解決する力」や「クリエイティブな表現力」を獲得する教育へと改革、挑戦する人が未来を変えます。
視聴に関する詳しい内容は以下の記事を参照ください。本編の概要についてスライドショー解説があります。
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