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夏休みの宿題をなくした”破天荒”❌ペップ校長が対談ライブをする理由

「なんで夏休みなのに宿題があるの?」

この何気ない疑問から職員と見直しの議論の末、宿題は廃止。保護者の「えーっ!」という反応に、内心、笑ってしまった。

かつて、教頭時代に、夏休みに入ってすぐに学校に子供を集めて勉強を教える夏休み教室が行われた。「夏休みワクワク教室」などと銘打って、夏休みの宿題をするのだ。そこに先生たちが駆り出された。これって、ワクワクするか?

家に帰ってからの子供の声。

「夏休みなのになんで勉強しなきゃならないの?」

これは一体なんなの?不思議な光景だった。

しかし、教育委員会(社会教育)の指示で企画されているから、公然とやめようとは現場の先生は言えない。

だから私は、やり方を変えるように提案した。

「子供が遊びを考える企画とかどうですか?」

すると次の年は、宿題をやる教室から、防災キャンプ体験に変化した。

いくらかマシになった。

しかし、支援員の先生や学生が宿題を教える部分は残っていた。

別の自治体では、退職人材を活用してこの事業を学校で行うことが謳われていた。しかし、結局、人は集まらず、先生が駆り出される実態があった。

そこで、私は「宿題やめて、地域の会館で遊びの体験教室やったらどうですか?」と提案した。

すると、ワクワクしたお年寄りやPTAが集まってきて、社会教育から派遣の学生ボランティアスタッフとあわせて、大勢のチームで楽しい夏の思い出づくりとなる体験教室が実現した。

この流れが、今は標準形になっている。

簡単なことだ。ワクワクしないものは廃れる。

好奇心が湧くものは広まる。

今度のFBライブイベントは告知した途端に20名の視聴者が集まってきた。

20分の凝縮された対談の中にどんなエキスが抽出されるか。

ワクワクする未来を想像したのだ。

参加希望の方はイベントページから申し込みください。




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