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子供の未来を明るく照らすペップ先生になろう〜前向きな気持ちになるヒント

こんにちは。心に火を灯すペップトーカー、アタマカラダ元気会@マイケルです。
「ペップトークを学んでよかったことは?」
と聞かれることがよくあります。

きっかけは、昔のスキー仲間がペップトークの講師としてセミナーをすることを知り、「よし、会いに行こう!」という人への興味からでした。

誰かと仲良くなりたいと思う時、その人のことを知りたいと思いませんか?

相手のことをよく知っていくと、
どんな言葉をかけてほしいのか、
ただ聞いて欲しいだけなのか、
その時々の状況によって、言葉を選ぶ余裕が生まれてくるように思います。

しかしながら、大切に思っている相手との関係がうまくいかず、
どうしたら良いかと自問自答し、解決の糸口を探すことは、誰にでも起きうることです。

そういう状況を改善するための選択肢の一つは、言葉かけについて学ぶことだと私は思います。

当時、私が置かれた状況は、教頭職でした。
そもそも、私自身が人間関係の悩みを抱えやすい性格傾向であった上に、
校長の経営方針について異を唱える空気が蔓延する職員室の風土でした。

職員室の風土を変えるのは、並大抵のことではありませんでした。
そこにエネルギーを注ぐことよりも、
私自身が悩みを抱えやすい傾向を改善することのほうが先だと思いました。

毎朝、コーチングを学び、自分にかける言葉を選び、
運動や音楽などでストレス対処する心と体づくりにエネルギーを注ぎました。
すると、次第に、(どうせ無理・・・、なんで自分だけが・・・)などのネガティブな感情と思考を手放すことができるようになっていきました。

つまり、自己肯定する(アファメーション)、自分自身を励ます言葉かけ(セルフペップトーク)の習慣をつけることで、メンタルブロックを外すことが容易になったのだと思います。

すると、自分自身の機嫌が良い状態が続き、心と体の一致感が長続きするようになったのです。

そうした精神鍛錬、というよりも”楽しき武者修業”が、日々の生活を楽しくする力となり、
ネガティブ・バイアスがかかった外的刺激がやって来ても、
それを跳ね除ける”心の防護壁”を纏ったように感じました。

これはコーチングの中にある俯瞰目線でとらえるという手法で身につけたスキルだと思いますが、
大変な状況が起きても、自分の中には入れずに、他人事として対処することが、早期解決へと導く道標となっていたように感じます。

ペップトークを学ぶ中で、
ポジティブ・モンスターといわれるスポーツ選手の生き方など、
感動のストーリーに数多く出会いました。

おそらく、RASが作用していたのだと思いますが、自分のところにやってくる情報の大半は、面白い、ためになる、元気になる、逆境を跳ね除ける、起死回生などの、感情の起伏を伴うものでした。

すると、仕事上で次々と起きうる事態への対処や判断が素早くなっていきました。

部下が、「大変です」と言ってきた時も、
「そうか、大変だね。この状況を改善するヒントがどこかにあるよね。
できることを一緒に考えよう。もっと詳しく教えてくれる?」
と冷静に、かつ、部下が「相談してよかった」安心感を抱くように”微笑み返し”の対応を心がけました。

こういう対応ができるようになったのは、
人間が本来持っている「記憶・再生する力」に、
ネガティブな情報をポジティブに変換する思考に基づく「エピソード記憶」を脳にインストールしたからだと思います。

気がつくと、学校の外の仕事として、講演会やセミナーを企画するようになっていました。

学校の研修だけでは対処できなかった事例について、
自ら学ぶ場に臨む教職員が出てきたことや、保護者とつながって一緒に仕事をする機会も生まれていきました。

このことは、自分自身が社会の一員として役に立つ存在であること、価値ある仕事を生み出していることについて自信をもつ貴重な経験でした。

そして、卒業した教え子と再会する中で、
当時の記憶から呼び起こされた自分が発した言葉や行動の背景には、
「前向きな言葉は人の生き方に影響を与える力をもつ」
という確かな実感が湧いてきました。

こうした経験から、自己肯定感、自己効力感、自己有用感などを基盤とした自己承認力をつけた大人がいることは、未来の社会をつくる子供の成長を支える存在となり得ると思いました。

「言葉かけ」は、自他を承認するスキルの一つにすぎないけれど、
人生を変える、生き方を見直すための機会をつくる力になる。

そうした言葉の力が起こすドラマを講演やセミナーでお伝えしています。

今回、仲間と共に、教育関係者を対象にした「前向きな言葉かけの力を学ぶ」無料セミナーを7月から毎月19日の夜に開催することになりました。

6ヶ月先まで申し込みができるようになっています。

今、学校の働き方改革が盛んに言われていますが、あれこれ制度を変えることよりも、
私は、教職員の”意識改革”が課題解決に向けたアプローチとして大きな力をもつと実感しています。

悩みを抱えている教職員の方々にご紹介いただけたら嬉しいです。

以下、セミナー案内の後のURLからお入りください。
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ペップトークという言葉を聞いたことがありますか? これはスポーツの試合前に監督やリーダーが選手に対して行う激励のショートスピーチです。 WBC決勝で大谷翔平選手がロッカールームで「憧れるのをやめましょう!僕たちは今日越えるためにきたんだから、今日だけは勝つことだけを考えていきましょう。さあいこう!」っていうペップトークを聞いたことがあるかなと思います。 こんな前向きでやる気を引き出す言葉を子どもたちにかけることができる大人を増やしたい!と思って、ペップトークの無料オンラインイベントを企画しました。ペップトークの実績ある講師や学校で子どもたちにペップトークを教えている先生がお話ししてくれます。 毎月19日の夜20:30〜22:00、zoomで行います。 無料で参加できるのでよかったら参加してみませんか?

詳細はこちらです。
https://ex-pa.jp/item/54835
【毎月19日開催】先生・保護者・スポーツ指導者必見! 子どもたちのやる気を引き出すペップトーク

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