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未来はどこか不安で、暗いものでもあり、そして、怖いのは当たり前なものだと思う。

この要因のひとつとして考えられることは、考えすぎるということではないかと思われます。

考えすぎるとは、役立つことよりも、有害なことについて考えたり分析したりすることに多くの時間を費やしすぎることと同義であり、問題となる考えすぎを、「厄介ごとの考えすぎ」、あるいは単に「心配」と定義しても良いかもしれません。

この点に関して、先人達は、以下の様に述べています。

「過去ばかりあれこれ思い出して、センチになっているわけにはいかない。自分は現在に、未来に生きなければならないのだ。」植村直己(冒険家)

「未来への希望を失うと、人生は退屈になってしまう。」ベティ・デイヴィス(女優)

「許すことで過去を変えることはできない。しかし、間違いなく、未来を変えることはできる。」バーナード・メルツァー(弁護士)

「これからのあなたの状況や未来は、信頼できる相手、すなわちあなた自身に託されている。」ジグ・ジグラー(講演家)

「自ら未来をつくることにはリスクがともなう。しかし、自ら未来を創ろうとしないことのほうがリスクは大きい。」ピーター・ドラッカー(経営学者)

「伸びる可能性があれば、年老いても未来を語る。過ぎ去った栄光を語る人は、そこで成長はとまる。」ロバート・コンクリン(教育家)

「未来に対する最上の準備は、現在をしっかり見つめること、なさねばならぬ義務を果たすことである。」ジョージ・マクドナルド(詩人)

いつまでも過去のことを気にしていても、前を向かなければ、進んでいけませんよね(^^;

また、許し難いことはあるかもしれないけれど、未来を見なければ先には進まないのも事実です(^^;

目指すものがない人と、目指すものがある人では、意欲も生きがいも変わってくるはずです。

例え、今満足して安定していたとしても、環境は常に進化し続けているから、何もしなければ、いずれ時代に合わなくなってきます。

この点を意識して、例えば、以下の様に行動できれば、不安な未来が少しは改善するのではないかと推定します。

①過去のことではなく、いまこれからのことを常に考えていいく。

②今、これからのことを考えて、いま何をすべきかに意識を向けてみる。

③何かを目指して、いつも期待と希望を持てるようにしてみる。

④上り坂か下り坂かは、その人の考え方次第でどちらにもなる。

⑤過去に起きたことに、いつまでもこだわらないで、未来に目を向けてみる。

⑥どう頑張っても変えられないことよりも、変えられることを考えてみる。

⑦過去にどんなことがあったかは、もう変えられることはないのだから、これから自分の考えと行動で変えられる、現在、未来に目を向けてみる。

⑧今のままで新たなことを何もしないということのリスクは大きいため、リスクを恐れず変化していく。

⑨やるべき準備をしないで、偶然の幸運に期待しないようにする。

⑩これから先どうなるのかを、周りの環境に頼るのではなく、自らの意思と行動で創りあげていく。

自分の力と可能性を信じて、自らの手で未来を切り開いていく心意気と、自ら切り開いていく強い意思があれば、環境もそれに伴ってくる筈です。

そのためにも、自分が成長できる可能性がある、未来を常にイメージしていきませんか?

結果を残せている人は、他人から見えない部分で、現実を見つめた上でやるべきことを確実に実行しています。

いまの準備と行動が未来につながると信じているのだと、そう考えられます。

また、もし、将来への不安がとれない人は、例えば、ほとんどのことは何とでもなるって思ってみたり、視点を変えて、何ともならないときは人生の転換期だと考えて、新しいことを始めてみればいいのではないでしょうか?

その思考パターンに変わるために、気をつけたい言葉として、論理療法(物事に対するとらえ方や考え方を変えることで、感情や行動を変えるという方法)から「すべき/しなければならない/する必要がある」といった考え方を止めてみるのも良いかもしれませんね(^^)

例えば、「すべき」と考えてしまうと、次のような役に立たない感情が生まれてしまうので、注意してみて下さい。

・(自分が)するべきだった=罪悪感/後悔

・(他者が)するべきだった=怒り/不満/失望

・(自分が)しなければならない=圧力/緊張/義務

実際、多くの人は、未来を想像するとき、輝かしいそれを思い描くことが多いのではないでしょうか?

今日も、無様に転がりながら、未来へと向かい走っているにも関わらず、自分の理想通りになっていて欲しい、幸せになっていて欲しい、月並みに、楽しく生きられたら、それでいいなんていう人も多い様な気がします。

だけど、ひとつひとつが大事なステージです。

まるで未来は輝かしいものだと信仰する宗教と同じのように、その切り口は、あまり変わらずに、そう、光のようなイメージすらあるのでしょう、ねぇ。

でも、何も心配のない光のような未来は・・・・・・、未来ではないのだと、そう、思っています。

今が、未来の土台を造る!んだよね。

思い描く未来は、どこか不安定で苛々しくて・・・・・・、ちっともうまくいかないものでなくてはならない、それこそが未来なのだと、そう、内心では、考えている。

輝かしいと思うから未来は怖くて、輝かしくなかったら困るからこそ、その中を畏れながら手探りで進んでいくことこそ、未来の姿であり、そうであれば、僕らの未来は、やはり暗いと言わざるを得ない。

けれども、それは、決して絶望なのではなくて、核心に触れることを畏れる必要もなく、暗いからこその希望があるのだと、そう考えています。

何をそんなに畏れているのかと言えば、繰り返しになるけど、結果の分からない未来が怖いのは当たり前なのだから、決意したい!

怖がっていてはいけない。

暗い未来の中を手探りで進んでいきたい。

あの日、思い描いた暗い未来に・・・・・・

今の僕はどんな顔をして立っているのだろうか?

そういう、小さな絶望の積み重ねが、人を大人にするのだから・・・・・・

日々踏み出す一歩が未来への道を作ってく♪

恐れず一歩踏み出そう↑↑

Aqua Timez「決意の朝に」

過去があるから今がある・・・・・・

今があるから未来がある!

時間が育む、私達の歴史。

良いことも悪いことも未来へ語り継いでいこう。

それが、今を生きる私たちの役目・・・・・・♪

【ジブリ】天空の城ラピュタ / 君をのせて・井上あずみ (フルVer.) Studio

【参考サイト】


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