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shihoの読了記録

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読んだ作品の備忘録📚一言コメント付き。
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#歴史学

【2023読了記録】#17
『現代歴史学への展望――言語論的転回を超えて』長谷川貴彦著、2016年

歴史学に携わる人にはぜひ一読してもらいたい。史料に対するアプローチ方法を見直すきっかけとなった。
言語論的転回は日本史学ではあまり用いられていないが、活かしたい内容でした。

【2023読了記録】#13
『歴史学のトリセツ 歴史の見方が変わるとき』2022年初版 小田中直樹著

『歴史学ってなんだ?』続編。言語論的転回について詳しく書いてあり、資料の捉え方が変わる。歴史学の根本を考えることができて、歴史学をやってる人には刺激になる要素がたくさん。

【2023読了記録】#12
『歴史学ってなんだ?』2004年初版 小田中直樹著

表題の通りの問題提起を探究した内容。歴史学を専攻する私自身、考えたかった問題を熟考できた。歴史は役に立つのか?学ぶ意味があるのか?そんな素朴な疑問を解消できる。多くの人に手に取ってもらいたい本。

【2023読了記録】#5
『性関係の歴史 』1971年初版
アンドレ・モラリー/ダニノス 著

英語論文の翻訳版。
世界各地域、各時代における性関係の捉え方や変遷がわかる。
英語論文のため、例示は西洋視点。イスラーム圏、アフリカ圏なども例示としてある。ざっと歴史と概要をさらえる。

【2023読了記録】#4
『性差の日本史 』2021年初版
国立歴史民俗博物館 監修/「性差の日本史」展示プロジェクト

日本のジェンダーを広義的に学べる。詳しく学びたかったら図録に派生できる。歴史的な性差の変遷を見ることができるので、とっても学びが深まる。ジェンダー論には必読。